イランのザリーフ外相は、反体制派代表団の人選へのサウジアラビアの干渉を非難(2016年1月21日)

イランのモハンマド・ジャファード・ザリーフ外務大臣はダボス会議出席のために訪問中のスイスのダボスでシリア情勢に関して言及し、そのなかで「スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表のみが交渉に参加する反体制派代表の名簿を受諾・拒否するに当たることができる…。(リヤド最高交渉委員会が開示した)反体制派代表団のなかには、アル=カーイダなどの過激派とつながりがある者がいる」と指摘、サウジアラビアがリヤド最高交渉委員会を通じてこうした人物を含む人物の参加を押しつけることはできないと批判した。

ARA News(1月21日付)が伝えた。

AFP, January 21, 2016、AP, January 21, 2016、ARA News, January 21, 2016、Champress, January 21, 2016、al-Hayat, January 22, 2016、Iraqi News, January 21, 2016、Kull-na Shuraka’, January 21, 2016、al-Mada Press, January 21, 2016、Naharnet, January 21, 2016、NNA, January 21, 2016、Reuters, January 21, 2016、SANA, January 21, 2016、UPI, January 21, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.