ロシア国防省は、ロシア軍機が領空侵犯したとするトルコ政府の主張を「幻想」と一蹴(2016年2月1日)

ロシア軍のSu-34戦闘機がトルコ領空を侵犯したとするトルコ政府の非難については、トルコ側が侵犯が行われた地域、侵犯したとされる戦闘機の飛行高度、航路、速度など一切の証拠を示しておらず、「幻想」に過ぎないと反論した。

トルコ外務省は1月30日、ロシア軍戦闘機が29日にシリアとの国境に近いトルコ領空を侵犯したと発表していた。

なお、シリア人権監視団は30日、ロシア軍と思われる戦闘機がトルコ国境に近い県北部にあるダーイシュ(イスラーム国)支配下のトゥルクマーン・バーリフ村、ガイラーニーヤ村、タラーリーン村を空爆し、ダーイシュ戦闘員1人を住民複数人が死亡したと発表している。

ロシア軍と思われる戦闘機が空爆した村はトルクメン人(トルコ系住民)が多く暮らす村で。

AFP, February 1, 2016、AP, February 1, 2016、ARA News, February 1, 2016、Champress, February 1, 2016、al-Hayat, February 2, 2016、Iraqi News, February 1, 2016、Kull-na Shuraka’, February 1, 2016、al-Mada Press, February 1, 2016、Naharnet, February 1, 2016、NNA, February 1, 2016、Reuters, February 1, 2016、SANA, February 1, 2016、UPI, February 1, 2016などをもとに作成。

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