首都ダマスカスでの自爆テロで9人死亡、ダーイシュ(イスラーム国)が犯行を認める(2016年2月9日)

ダマスカス県では、SANA(2月9日付)によると、マサーキン・バルザ地区の警察クラブ駐車場で爆弾が仕掛けられた車1台が爆発し、3人が死亡、14人が負傷した。

シリア人権監視団によると、爆発は自爆によるもので、死亡者数は9人、負傷者数は20人にのぼり、死傷者のほとんどは警察官だという。

事件発生現場を訪れたムハンマド・シャッアール内務大臣は記者団に対し、この自爆テロが同地区の警察クラブの住民を狙ったものだとの見方を示した。

事件後、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る集団がインターネットを通じて声明を出し、「兄弟にして殉教戦士のアブー・アブドゥッラフマーン・シャーミーが…爆弾を仕掛けた車で、ヌサイリー派の犯罪者警部どもの拠点に特攻し…、彼らの安全を脅かし、その暮らしに災難を与えた」と発表、犯行を認めた。

SANA, February 9, 2016

SANA, February 9, 2016

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が下ムハッラム村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市東部の火力発電所一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月9日付)によると、シリア軍がタービヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、戦闘員33人を殺傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥマイル市一帯で未明に、シャーム解放軍とダーイシュ(イスラーム国)支持者が交戦し、住民4人が巻き添えとなり死亡、また戦闘員7人も死亡した。

また、ARA News(2月9日付)によると、タッル市を支配する反体制武装集団がダーイシュ(イスラーム国)を名乗る戦闘員を市外に完全放逐することに成功した。

AFP, February 9, 2016、AP, February 9, 2016、ARA News, February 9, 2016、Champress, February 9, 2016、al-Hayat, February 10, 2016、Iraqi News, February 9, 2016、Kull-na Shuraka’, February 9, 2016、al-Mada Press, February 9, 2016、Naharnet, February 9, 2016、NNA, February 9, 2016、Reuters, February 9, 2016、SANA, February 9, 2016、UPI, February 9, 2016などをもとに作成。

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