シリア人権監視団は、2月27日に米・ロシアによる敵対行為停止合意発効後、3月4日までの7日間で、停戦対象地域内での死者数が135人を記録したと発表した。
135人のうちの45人が「戦闘部隊およびイスラーム主義部隊の戦闘員」、32人が民間人(うち子供7人、女性7人)、シリア軍・国防隊の兵士32人、「西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、シャームの民のヌスラ戦線などのイスラーム主義部隊の戦闘員」が33人。
なお、米国とロシアが、戦闘行為停止の対象となる地域「グリーン・ゾーン」について合意したのか不明で、停戦対象地域がどこかは誰にも分からない。
AFP, March 6, 2016、AP, March 6, 2016、ARA News, March 6, 2016、Champress, March 6, 2016、al-Hayat, March 7, 2016、Iraqi News, March 6, 2016、Kull-na Shuraka’, March 6, 2016、al-Mada Press, March 6, 2016、Naharnet, March 6, 2016、NNA, March 6, 2016、Reuters, March 6, 2016、SANA, March 6, 2016、UPI, March 6, 2016などをもとに作成。
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