ヒムス県ラスタン市に国連、シリア籍新月社のチームが初めて人道支援物資を搬入(2016年4月21日)

ヒムス県では、『ハヤート』(4月22日付)などによると、反体制派の拠点都市の一つラスタン市に国連、シリア赤新月社のチームが人道支援物資の搬入を行った。

シリア軍の包囲下に置かれるラスタン市に人道支援物資が搬入されるのは、2011年3月の混乱発生以降ではこれが初めて。

赤十字国際委員会の報道官がAFP(4月21日付)に明らかにしたところによると、支援物資は、食糧、医療物資からなり、65輌の貨物車輌に積載されて搬入された。

ラスタン市には現在12万人が居住していると考えられており、同報道官によると、同地一帯には17の国内避難民キャンプが点在しているという。

ヒムス県では、ARA News(4月21日付)によると、シリア軍がタッルドゥー市、ティールマアッラ村を空爆し、民間人複数人が負傷した。

AFP, April 21, 2016、AP, April 21, 2016、ARA News, April 21, 2016、Champress, April 21, 2016、al-Hayat, April 22, 2016、Iraqi News, April 21, 2016、Kull-na Shuraka’, April 21, 2016、al-Mada Press, April 21, 2016、Naharnet, April 21, 2016、NNA, April 21, 2016、Reuters, April 21, 2016、SANA, April 21, 2016、UPI, April 21, 2016などをもとに作成。

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