シリア人権監視団は空爆による犠牲者のみを抽出し、過去7ヶ月間で5,799人が死亡したと発表するも、抽出方法は不明(2016年4月30日)

シリア人権監視団は、ロシア軍がシリア領内での空爆を開始した2015年9月30日から2016年4月30日までの7ヶ月間の空爆による死者数が5,799人に上ったことを確認したと発表した。

5,799人の内訳は、シリア人の民間人2,005人(うち18歳未満の子供481人、18歳以上の女性305人、男性1,219人)、ダーイシュ(イスラーム国)メンバー2,035人、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党のメンバーなどアラブ人および外国人戦闘員が1,759人。

しかし、空爆がロシア軍によるものか、シリア軍によるものか、有志連合によるものかは明示されておらず、また空爆による犠牲者とそれ以外の攻撃による犠牲者をどのように区別しているのかも不明。


AFP, April 30, 2016、AP, April 30, 2016、ARA News, April 30, 2016、Champress, April 30, 2016、al-Hayat, May 1, 2016、Iraqi News, April 30, 2016、Kull-na Shuraka’, April 30, 2016、al-Mada Press, April 30, 2016、Naharnet, April 30, 2016、NNA, April 30, 2016、Reuters, April 30, 2016、SANA, April 30, 2016、UPI, April 30, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: シリア政府の動き, 反体制勢力の動き, 国内の暴力, 諸外国の動き パーマリンク