米政府は、ヌスラ戦線に対するロシアの爆撃への協力とシリア軍による米支援反体制派爆撃停止を新たに提案(2016年6月30日)

『ワシントン・ポスト』(6月30日付)は、バラク・オバマ米政権が、ロシアとシリアでの軍事作戦に関して新提案を行っている、と伝えた。

提案は、米国が支援する反体制派(いわゆる「穏健な反体制派」)に対するシリア軍の空爆停止に向けてロシアが圧力をシリア政府にかける見返りに、両国が、シャームの民のヌスラ戦線に対する空爆での協力を行うというもので、米政府の高官によると、2週間にわたる協議や政権内での意見集約を経て6月27日にロシア側に提示されたという。

ただし、オバマ政権の提案において、米国が支援する反体制派の正確な位置はロシア側には伝えられていないという。

複数の高官によると、アシュトン・カーター国防長官は当初はこの提案には反対していたという。

AFP, June 30, 2016、AP, June 30, 2016、ARA News, June 30, 2016、Champress, June 30, 2016、al-Hayat, July 1, 2016、Iraqi News, June 30, 2016、Kull-na Shuraka’, June 30, 2016、al-Mada Press, June 30, 2016、Naharnet, June 30, 2016、NNA, June 30, 2016、Reuters, June 30, 2016、SANA, June 30, 2016、UPI, June 30, 2016などをもとに作成。

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