シリア赤新月社がダマスカス郊外県マダーヤー町、イドリブ県フーア市・カファルヤー町にとり残されていた重病患者35人を治療のため搬送(2016年8月19日)

AFP(8月19日付)、SANA(8月19日付)などによると、シリア赤新月社が国連の支援を受け、ダマスカス郊外県マダーヤー町、イドリブ県フーア市・カファルヤー町にとり残されていた重病患者35人を治療のため同地から搬送した。

このうちマダーヤー町から搬送されたのは18人で、うち13人は子供、ダマスカス郊外県の病院に入院した。

またフーア市・カファルヤー町から搬送されたのは17人で、ハマー県カルアト・マディーク町の病院に入院した。

ダマスカス郊外県マダーヤー町はシリア軍とヒズブッラー戦闘員が、イドリブ県フーア市・カファルヤー町はシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍が包囲している。

AFP, August 19, 2016、AP, August 19, 2016、ARA News, August 19, 2016、Champress, August 19, 2016、al-Hayat, August 20, 2016、Iraqi News, August 19, 2016、Kull-na Shuraka’, August 19, 2016、al-Mada Press, August 19, 2016、Naharnet, August 19, 2016、NNA, August 19, 2016、Reuters, August 19, 2016、SANA, August 19, 2016、UPI, August 19, 2016などをもとに作成。

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