アレッポ市南西部でシリア軍とファトフ軍の一進一退の攻防続く(2016年9月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がフライターン市、アウラム・クブラー町を空爆し、2人が死亡した。

またアレッポ市南西部郊外のジャムイーヤート丘一帯、第1070集合住宅計画地区、士官学校一帯ではシリア軍、シリア人・外国人民兵が、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍と交戦した。

一方、SANA(9月1日付)によると、シリア軍が「同盟部隊」とともにアレッポ市南西部郊外の士官学校一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦を続け、同地南部の主要な丘陵地帯を制圧した。

シリア軍はまた、カフルハムラ村、ハーン・トゥーマーン村一帯でファトフ軍の拠点、車列を空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がハーン・シャイフーン市を空爆し、男性1人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市郊外農場地帯、ガルナータ村、ウンム・シャルシューフ村、ダイル・フール村を空爆し、子供1人、女性1人を含む3人が死亡した。

ARA News(9月1日付)によると、空爆を実施したのはロシア軍だという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がリーハーン農場、タッル・クルディー町一帯で反体制武装集団と交戦、またハーン・シャイフ・キャンプ一帯、ダイルハビーヤ村を地対地ミサイルと思われる砲弾で攻撃した。

シリア軍はさらに、マダーヤー町、バラダー渓谷一帯の無人地帯を重火器で攻撃、これに対して反体制武装集団はハラスターし郊外のダーヒヤト・アサド町を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(9月1日付)によると、シリア軍がヌアイマ村、ダルアー市マハッタ地区などでシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などの反体制武装集団と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月31日に8件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1134件。

AFP, September 1, 2016、AP, September 1, 2016、ARA News, September 1, 2016、Champress, September 1, 2016、al-Hayat, September 2, 2016、Iraqi News, September 1, 2016、Kull-na Shuraka’, September 1, 2016、al-Mada Press, September 1, 2016、Naharnet, September 1, 2016、NNA, September 1, 2016、Reuters, September 1, 2016、SANA, September 1, 2016、September 2, 2016、UPI, September 1, 2016などをもとに作成。

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