ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラフマーン軍団の支配下にあるザマルカー町を砲撃、男女2人が死亡した。
ラフマーン軍団支配下の地域に対するシリア軍による砲撃は、ハムーリーヤ市、アイン・タルマー村一帯、ダマスカス県ジャウバル区一帯にもおよび、女性1人と子供2人を含む4人が死亡した。
アイン・タルマー村一帯、ジャウバル区一帯ではシリア軍とラフマーン軍団による戦闘も発生した。
シリア軍はまた、イスラーム軍の支配下にあるドゥーマー市一帯に対しても砲撃を行い、6人が負傷した。
一方、バイト・サワー村一帯では、ラフマーン軍団および同組織と連携するアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が、イスラーム軍と交戦した。
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ダマスカス県では、SANA(8月19日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾6発のうち3発がバーブ・トゥーマ地区に着弾し、3人が負傷した。
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ヒムス県では、SANA(8月19日付)によると、ヒムス市ザフラー地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾2発が着弾し、2人が死亡した。
ARA News(8月19日付)によると、砲撃したのはシャーム自由人イスラーム運動。
一方、ARA News(8月19日付)によると、シリア軍がタルビーサ市、ガントゥー市、ザアフラーナ村、アクラード・ダースィニーヤ村を砲撃し、4人が死亡した。
AFP, August 19, 2017、AP, August 19, 2017、ARA News, August 19, 2017、Champress, August 19, 2017、al-Hayat, August 20, 2017、Kull-na Shuraka’, August 19, 2017、al-Mada Press, August 19, 2017、Naharnet, August 19, 2017、NNA, August 19, 2017、Reuters, August 19, 2017、SANA, August 19, 2017、UPI, August 19, 2017などをもとに作成。
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