イドリブ県では、SANA(7月18日付)によると、シャーム解放機構とイランによる住民・拘置者・捕虜交換合意に従い、シリア政府が用意した大型旅客バス121台と救急車輌数十両が、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の包囲を受けるフーア市とカファルヤー町に入った。
一方、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団によって構成される「カファルヤー・フーア作戦司令室」は声明を出し、フーア市とカファルヤー町を軍事地区に指定、同地からの住民の退去を待って、避難民の居住地とすると発表した。
AFP, July 18, 2018、ANHA, July 18, 2018、AP, July 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 18, 2018、al-Hayat, July 19, 2018、Reuters, July 18, 2018、SANA, July 18, 2018、UPI, July 18, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.