イドリブ県フーア市、カファルヤー町の住民がシリア政府支配地域に退去(2018年7月19日)

SANA(7月19日付)によると、シャーム解放機構とイランが交わした合意に従い、イドリブ県で反体制武装集団の包囲を受けていたフーア市、カファルヤー町の住民がシリア政府によって用意された大型バスや救急車輌に分乗し、同地から避難、アレッポ県アレッポ市郊外のジャブリーン村に設置された仮設居住センターに到着した。

al-Durar al-Shamiya, July 19, 2018

SANA, July 19, 2018

到着した住民のうち、緊急の治療を要する患者・負傷者約50人は、アレッポ大学病院に搬送された。

 

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一方、ドゥラル・シャーミーヤ(7月19日付)は、シャーム解放機構とイランの合意において解放が約束されている逮捕者1,500人の名簿を入手したと伝え、その一部を画像で公開した。

なお、合意では、アサド政権の刑務所で拘置されている「革命家」1,500人、ヒズブッラーが拘束している捕虜36人、フーア市、カファルヤー町で拘束されている民間人4人の釈放の解放が定められている。

al-Durar al-Shamiya, July 19, 2018

AFP, July 19, 2018、ANHA, July 19, 2018、AP, July 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 19, 2018、al-Hayat, July 20, 2018、Reuters, July 19, 2018、SANA, July 19, 2018、UPI, July 19, 2018などをもとに作成。

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