ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから384人、ヨルダンから1,088人の難民が帰国、避難民53人が帰宅(2019年4月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月13日付)を公開し、4月12日に難民1,472人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは384人(うち女性115人、子供196人)、ヨルダンから帰国したのは1,088人(うち女性326人、子供555人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は188,205人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者66,953人(うち女性20,229人、子ども34,066人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者121,252人(うち女性36,402人、子ども61,827人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 417,485人(うち女性125,289人、子供212,815人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。

一方、国内避難民53人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは21人(うち女性9人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは31人(うち女性10人、子供16人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は17,851人(うち女性5,928人、子供7,698人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,286,447人(うち女性388,487人、子供651,464人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 13, 2019をもとに作成。

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