ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月10日付)を公開し、9月9日に難民1,347人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは355人(うち女性107人、子供181人)、ヨルダンから帰国したのは992人(うち女性298人、子供506人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は393,366人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者124,267人(うち女性37,657人、子ども63,677人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者269,099人(うち女性80,765人、子ども137,229人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,648,041人(うち女性1,994,412人、子供3,390,501人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 622,646人(うち女性187,080人、子供317,828人)となった。
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一方、国内避難民16人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは14人(うち女性5人、子供7人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
グラーブ山通行所を経由して帰還した2人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は35,337人(うち女性10,937人、子供16,214人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,303,933人(うち女性393,496人、子供659,980人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, September 10, 2019をもとに作成。
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