イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がタルマーニーン村を爆撃し、住民3人が死亡、8人が負傷した。
ロシア軍戦闘機はまた、マアーッラト・ナアサーン村一帯を爆撃し、国内避難民(IDPs)の男性1人が死亡、多数が負傷した。
ロシア軍戦闘機はこのほかにも、アリーハー市、ムハムバル村、アルバイーン山一帯を爆撃した。
シリア軍戦闘機もM4高速道路一帯を爆撃、地上部隊がサルミーン市、クマイナース村、ザーウィヤ山一帯を砲撃した。
一方、トルコ軍の戦車、装甲車など約90輌からなる増援部隊がカフルルースィーン村に違法に設置されている通行所からシリア領内に入り、サルミーン市一帯に展開した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がダーラト・イッザ市を爆撃し、同市に避難しようとしていた住民1人が死亡した。
ロシア軍戦闘機はまた、アターリブ市を爆撃した。
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なお、シリア人権監視団やアラビー21(2月18日付)などをもとに、トルコ軍がシリア領内に設置した監視所・拠点を確認すると、2月18日現在、その数は33カ所に達しており、うち12カ所がシリア軍によって包囲されている。
場所は以下の通り:
アスタナ9会議(2018年5月)での合意に基づいて設置された監視所:イドリブ県サルワ村(第1監視所)、タッル・トゥーカーン村(第5監視所)*、サルマーン村(第6監視所)*、ジスル・シュグール市(第12監視所)、アレッポ県登塔者聖シメオン教会跡(第2監視所)、シャイフ・アキール山(第3監視所)*、アナダーン山(第7監視所)*、アレッポ市(南)ラーシディーン地区(第10監視所)、アイス村(アイス丘)(第4監視所)*、ハマー県ムーリク市(第9監視所)*、シール・マガール村(第11監視所)*、ラタキア県ザイトゥーナ村(第8監視所)
その後に設置された監視所:アレッポ県アレッポ市ラーシディーン地区*、ジーナ村、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラト・イッザ市、イドリブ県マアッル・ハッタート村*、サラーキブ市*、タルナバ村*、ナイラブ村*、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ軍事キャンプ、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を29件(イドリブ県7件、ラタキア県11件、アレッポ県6件、ハマー県5件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を17件(イドリブ県4件、ラタキア県0件、アレッポ県13件、ハマー県0件)確認した。
AFP, February 18, 2020、ANHA, February 18, 2020、AP, February 18, 2020、Arabi 21, February 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 18, 2020、Reuters, February 18, 2020、SANA, February 18, 2020、SOHR, February 18, 2020、UPI, February 18, 2020などをもとに作成。
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