イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルナブル市、ハザーリーン村、バーラ村、イフスィム町、バイニーン村、ファッティーラ村、サルジャ村、ジューズィフ村を、シリア軍戦闘機がザーウィヤ山一帯を爆撃、ジューズィフ村で子ども1人が死亡した。
また、シリア軍地上部隊は、タッル・ナール村一帯、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室と交戦、ハーッス村、カフルサジュナ村、ザーウィヤ山、ダイル・サンバル村、カフルナブル市、ハーッス村、バスカラー村を砲撃した。
これに対して「決戦」作戦司令室は、マダーヤー村を砲撃した。
一方、ナイラブ村一帯では、シリア軍が、トルコ軍、「決戦」作戦司令室と砲撃戦を行い、ガジアンテップ県が発表した報道向け声明によると、トルコ軍兵士1人が重傷を負い、その後死亡した。
これに対して、トルコ軍は、戦車、装甲車など80輌からなる車列を新たにシリア領内に進入させた。
なお、SANA(2月22日付)によると、シリア軍はダイル・サンバル村、ジューズィフ村、スフーフン村、カフル・ウワイド村、カンスフラ村、イフスィム町、バイニーン村、ファッティーラ村、バーラ村、サルジャ村、マストゥーマ村、カフルナブル市、ハーッス村、バスカラー村*で「決戦」作戦司令室の拠点を砲撃した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がアターリブ市一帯を爆撃した。
シリア軍もアターリブ市一帯、ダーラト・イッザ市一帯を砲撃した。
SANA(2月22日付)も、シリア軍がアターリブ市一帯、ダーラト・イッザ市一帯で「決戦」作戦司令室の拠点を砲撃したと伝えた。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を25件(イドリブ県11件、ラタキア県6件、アレッポ県5件、ハマー県3件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を14件(イドリブ県13件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。
AFP, February 22, 2020、ANHA, February 22, 2020、AP, February 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 22, 2020、Reuters, February 22, 2020、SANA, February 22, 2020、SOHR, February 22, 2020、UPI, February 22, 2020などをもとに作成。
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