イドリブ県ザーウィヤ山地方に対するロシア軍(あるいはシリア軍)の爆撃でトルコ軍兵士30人以上が死亡(2020年2月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がザーウィヤ山地方のバーラ村およびバイルーン村一帯に配置されているトルコ軍の拠点を爆撃、トルコ軍兵士少なくとも34人が死亡、多数が負傷した。

シリア軍はまた、これに先立ってバーラ村・カンスフラ村を移動中のトルコ軍の車列を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(2月27日付)は、爆撃を行ったのがロシア軍の戦闘機だとしたうえで、トルコ軍兵士34人が死亡、数十人が負傷者したと伝えた。

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これに関して、トルコ国防省はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)を通じて声明を出し、イドリブ県内に展開するトルコ軍部隊が爆撃を受けて、兵士2人が死亡、2人が負傷したと発表した。

これに対して、トルコ軍はただちに報復を行い、シリア軍兵士114人戦車3輌を無力化したと付言した。

一方、トルコのハタイ県知事は報道向け声明を出し、シリア軍戦闘機の爆撃でトルコ軍兵士9人が死亡したと発表した。

アナトリア通信(2月27日付)が伝えた。

トルコ政府は28日、爆撃での戦死者・戦傷者に33人死亡、32人が負傷したと発表した。

AFP, February 27, 2020、Anadolu Ajansı, February 27, 2020、ANHA, February 27, 2020、AP, February 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2020、Reuters, February 27, 2020、SANA, February 27, 2020、SOHR, February 27, 2020、UPI, February 27, 2020などをもとに作成。

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