アレッポ県西部でシリア軍と「決戦」作戦司令室が激しく交戦する一方、ロシア軍はイドリブ県上空で空対空ミサイルを発射(2020年8月30日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから177日目を迎えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍兵士1人がカブターン・ジャバル村近郊で「決戦」作戦司令室の狙撃を受け死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍もタカード村近郊で「決戦」作戦司令室の戦闘員1人を狙撃し、射殺した。

これを受けて、シリア軍と「決戦」作戦司令室が県西部のタカード村一帯で交戦し、シリア軍がカフル・アンマ村、カフルタアール村、マクラビース村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が県北西部上空で空対空ミサイルを発射し、空中で爆発したミサイルの残骸がアルマナーズ市にある国内避難民(IDPs)キャンプに落下し、IDPs複数人が負傷した。

また、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, August 30, 2020、ANHA, August 30, 2020、AP, August 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 30, 2020、Reuters, August 30, 2020、SANA, August 30, 2020、SOHR, August 30, 2020、UPI, August 30, 2020などをもとに作成。

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