トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県バサーミス村の拠点をハマー県カストゥーン村・カストゥーン丘に移動(2021年2月28日)

イドリブ県では、イドリブ県では、フッル・ネット(2月28日付)によると、トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバサーミス村に設置していた拠点から部隊と装備を撤収した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

撤退した部隊、ハマー県のカストゥーン村およびカストゥーン丘に再展開した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、カンスフラ村、フライフィル村、バーラ村、ルワイハ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、クライディーン村、ズィヤーラ町一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヒルバト・ガザーラ町と西ガーリヤ村間の街道で、シリア軍第5軍団の兵士が正体不明の武装集団の襲撃を受けて、死亡した。

また、シリア政府の支配下にあるダルアー市ダム街道地区で爆弾が爆発し、1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県10件、ラタキア県10件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 28, 2021、ANHA, February 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2021、al-Hull Net, February 28, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 28, 2021、Reuters, February 28, 2021、SANA, February 28, 2021、SOHR, February 28, 2021などをもとに作成。

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