ロシア当事者和解調整センターのアレクサンドル・カルポヴ(Alexander Karpov)副センター長(海軍少将)は、シリア政府と北東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市一帯に新たな基地を設置し、部隊を増強していることに不快感を示した。
カルポヴ副センター長は「ロシア側は、トルコ軍がアイン・イーサー市一帯の複数拠点に軍事機器を搬入し、要塞を強化していることに大いに不快感を感じている…。こうした行為は、相互覚書への違反であり、シリアの紛争解決に向けた両国の取り組みを阻害する」と述べた。
ANHA(3月16日付)が伝えた。
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アレッポ県では、ANHA(3月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村、アイン・ダクナ村、バイルーン村を砲撃した。
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ラッカ県では、ANHA(3月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村一帯に潜入、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が迎撃し、交戦となった。
トルコ軍とシリア国民軍はまた、アイン・イーサー市一帯を砲撃した。
AFP, March 16, 2021、ANHA, March 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2021、Reuters, March 16, 2021、SANA, March 16, 2021、SOHR, March 16, 2021などをもとに作成。
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