ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月7日付)を公開し、4月6日に難民225人(うち女性68人、子供115人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民225人(うち女性68人、子供115人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は654,865人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者259,617人(うち女性78,041人、子ども132,129人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,753,010人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は884,145人(うち女性265,317人、子供450,620人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,163人(うち女性31,532人、子供31,295人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,759人(うち女性414,091人、子供675,061人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, April 7, 2021をもとに作成。
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