「決戦」作戦司令室がイドリブ県ミラージャ村近郊でシリア軍の車輌を地対地ミサイルで攻撃、複数が死傷(2021年4月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるザーウィヤ山地方のミラージャ村近郊で、シリア軍の車輌を地対地ミサイルで攻撃、複数が死傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を22件(イドリブ県12件、ラタキア県8件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は21件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 13, 2021、ANHA, April 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 13, 2021、Reuters, April 13, 2021、SANA, April 13, 2021、SOHR, April 13, 2021などをもとに作成。

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