イドリブ県ルワイハ村近郊のシリア軍拠点に対してウズベク人戦闘員3人が「特攻(インギマースィー)」攻撃を行い、兵士5人を殺害(2021年4月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ルワイハ村近郊にあるシリア軍拠点に対して、ウズベク人戦闘員3人が「特攻(インギマースィー)」攻撃を行い、兵士5人を殺害、3人を負傷させた。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバザーブール村、サルジャ村、バイニーン村、ルワイハ村を砲撃する一方、サラーキブ市西のジャウバース村一帯で「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるサナマイン市で、シリア政府との和解に応じ、治安機関の協力者として働いていた2人が正体不明の武装集団に銃で撃たれて死亡した。

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ダマスカス郊外県では、サウト・アースィマ(4月21日付)によると、4月20日深夜から21日未明にかけて、ルハイバ市近くにあるシリア軍第3師団所属第20旅団の倉庫で大きな爆発が発生した。

複数の地元筋によると、爆発で2人が死亡、複数が負傷した。

爆発の原因は不明。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を39件(イドリブ県23件、ラタキア県12件、アレッポ県0件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は38件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を22件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 21, 2021、ANHA, April 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 21, 2021、Reuters, April 21, 2021、SANA, April 21, 2021、Sawt al-‘Asima, April 21, 2021、SOHR, April 21, 2021などをもとに作成。

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