ロシア難民受入移送居住センター:難民317人と国内避難民(IDPs)359人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は670,292人、2019年以降帰還したIDPsは87,218人に(2021年5月30日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月30日付)を公開し、5月29日に難民317人(うち女性92人、子供157人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民317人(うち女性92人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は670,292人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者275,044人(うち女性82,672人、子ども140,000人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,754,006人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は899,572人(うち女性269,948人、子供458,491人)となった。

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一方、国内避難民359人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は87,218人(うち女性32,297人、子供31,746人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,355,814人(うち女性414,856人、子供675,512人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 30, 2021をもとに作成。

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