シャーム解放機構がジスル・シュグール市で新興のアル=カーイダ系組織の一つのアンサール・イスラームの戦闘員4人を逮捕(2021年5月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がジスル・シュグール市で、新興のアル=カーイダ系組織の一つのアンサール・イスラームの戦闘員4人を逮捕した。

一方、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、ルワイハ村、サルジャ村一帯、カンスフラ村、バーッラ村、ファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村とクライディーン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるシャムルワーン村、タッル・スルール村を砲撃した。

3県でのシリア軍の砲撃は140発以上に達したという。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を46件(イドリブ県22件、ラタキア県12件、アレッポ県4件、ハマー県8件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は33件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を25件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 31, 2021、ANHA, May 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 31, 2021、Reuters, May 31, 2021、SANA, May 31, 2021、SOHR, May 31, 2021などをもとに作成。

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