イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のアイン・ラールーズ村近郊の民家を誘導砲弾3OF39クラスノポールで攻撃、2人を殺害した。
2人は中国新疆ウィグル自治区出身者だが、戦闘員なのか、その家族なのかは不明だという。
シリア軍はまた、M4高速道路沿線のマジュダリヤー村にあるトルコ軍の拠点一帯を砲撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村、タディール村を砲撃し、シャーム解放機構の戦闘員1人が死亡した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーフタ町の農場で、シリア軍部隊が政府との和解を拒否する部族と交戦し、4人を殺害した。
また、スワイダー県マンスーラ村出身の女性1人が戦闘の巻き添えとなり、死亡した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は0件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, November 24, 2021、ANHA, November 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 24, 2021、Reuters, November 24, 2021、SANA, November 24, 2021、SOHR, November 24, 2021などをもとに作成。
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