ロシア軍戦闘機がイドリブ県ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村を爆撃(2022年1月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村に設置されているトルコ軍拠点にシリア軍が発射した迫撃砲弾1発が着弾し、複数が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

この砲撃の直後、ロシア軍戦闘機もザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団に従軍していた元反体制武装集団の司令官の車がダルアー市マタール地区で爆弾の爆発に巻き込まれ、この司令官が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反8件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反1件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 16, 2022、ANHA, January 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 16, 2022、Reuters, January 16, 2022、SANA, January 16, 2022、SOHR, January 16, 2022などをもとに作成。

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