「決戦」作戦司令室がアレッポ県、イドリブ県、ラタキア県を砲撃(2022年6月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアウラム・クブラー町一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミラージャ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がブルカーン丘一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アジャミー村で28日深夜から29日未明にかけて、正体不明の武装集団が男性を銃で撃ち殺害した。

AFP, June 29, 2022、ANHA, June 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2022、Reuters, June 29, 2022、SANA, June 29, 2022、SOHR, June 29, 2022などをもとに作成。

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