ラタキア県とアレッポ県で「決戦」作戦司令室がシリア軍兵士2人を狙撃し殺害(2022年9月1日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がトルコマン山地方のアブー・アリー山一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、クルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃し、シリア軍兵士2人を負傷させた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構のメンバー1人が県西部でシリア軍によって狙撃され、死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のアムキーヤ町一帯で砲撃戦を行った。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村などを砲撃した。

AFP, September 1, 2022、ANHA, September 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2022、Reuters, September 1, 2022、SANA, September 1, 2022、SOHR, September 1, 2022などをもとに作成。

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