ダイル・ザウル県スバイハーン市で関係当局がダーイシュが放棄した大量の武器・装備を発見:バーグーズ村では米軍が使用した「ずぼらな犬」(lazy dog)の不発弾発見(2022年12月15日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月15日付)によると、関係当局が地元住民の協力のもと、県東部各所でダーイシュ(イスラーム国)が放棄した大量の武器、装備、弾薬、ドローン、文書を発見、これを押収した。

シリア人権監視団によると、武器、装備などが発見されたのは、スバイハーン市。

住民の通報により、ダーイシュの極秘倉庫の存在が明らかになったという。

 

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一方、ユーフラテス・ポスト(12月15日付)は、ダイル・ザウル県南東部のユーフラテス川西岸に位置するダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地だったバーグーズ村で、米軍が同村制圧に際して使用した迫撃砲弾のかたちをした小型の砲弾を発見したと伝え、その写真を公開した。

発見された砲弾は、「ずぼらな犬」(lazy dog)と呼ばれる無誘導の運動エネルギー弾の不発弾。

無差別殺傷兵器として知られる。

 

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このほか、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるジャズラート村北にある井戸で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと思われる武装集団によって拉致された内務治安部隊(アサーイシュ)隊員1人の遺体が発見された。

遺体は首を切断されていた。

AFP, December 15, 2022、ANHA, December 15, 2022、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2022、Euphrates Post, December 15, 2022、Reuters, December 15, 2022、SANA, December 15, 2022、SOHR, December 15, 2022などをもとに作成。

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