ヒムス県タドムル市南の砂漠地帯で、キノコを収穫していた住民がダーイシュの襲撃を受け、女性1人を含む4人が死亡、10人が負傷(2023年2月12日)

ヒムス県では、SANA(2月12日付)によると、タドムル市南の砂漠地帯で、キノコを収穫していた住民がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、女性1人を含む4人が死亡、10人が負傷した。

シリア人権監視団は、10日にキノコを収穫していた住民75人がダーイシュによって誘拐されたと発表していた。

同監視団によると、ダーイシュによって殺害されたのは女性1人とシリア軍兵士1人を含む11人。

64人の行方が依然として不明だという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア政府の支配下にあるサアルー村(サアルー・シャーミーヤ村)近くでシリア軍兵士1人を銃で撃ち殺害した。

AFP, February 12, 2023、ANHA, February 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2023、Reuters, February 12, 2023、SANA, February 12, 2023、SOHR, February 12, 2023などをもとに作成。

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