【トルコ・シリア大地震】イドリブ県アルマナーズ市でホワイト・ヘルメットが救出した9歳の女の子が治療のためにトルコに搬送される(2023年2月23日)

AFP(2月23日付)は、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県アルマナーズ市で、6日のトルコ・シリア大地震で倒壊した建物の瓦礫の下敷きになり、40時間後にホワイト・ヘルメットによって救出された9歳の女の子シャーム・シャイフ・ムハンマドちゃんが15歳の兄のウマルくんとともに、イドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所を経由して、治療のためにトルコ領内に搬送されたと伝えた。

シャームちゃんは脚を負傷しており、切断しなければならない可能性もある。

ウマルくんも脚を負傷している。

シャームちゃんとウマルくんの母親と妹(あるいは姉)はアルマナーズ市にある自宅が倒壊した際に死亡、父親と弟(あるいは兄)は無事だった。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(2月23日付)などによると、移送には、シャーム解放機構が自治を委託しているシリア救国内閣の関係機関によって行われた。

AFP, February 23, 2023、ANHA, February 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2023、Reuters, February 24, 2023、SANA, February 24, 2023、SOHR, February 24, 2023などをもとに作成。

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