シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県カラーマ国内避難民(IDPs)キャンプ群で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年5月11日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるカラーマ国内避難民(IDPs)キャンプ群で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。

AFP, May 11, 2024、ANHA, May 11, 2024、‘Inab Baladi, May 11, 2024、Reuters, May 11, 2024、SANA, May 11, 2024、SOHR, May 11, 2024などをもとに作成。

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ダルアー県のシャジャラ町とサフム・ジャウラーン村を結ぶ街道で軍用車輌の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発、軍事情報局の兵士1人が死亡、2人が負傷(2024年5月11日)

スワイダー県では、スワイダー24(5月11日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャジャラ町とサフム・ジャウラーン村を結ぶ街道で軍用車輌の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発、軍事情報局の兵士1人が死亡、2人が負傷した。

AFP, May 11, 2024、ANHA, May 11, 2024、‘Inab Baladi, May 11, 2024、Reuters, May 11, 2024、SANA, May 11, 2024、SOHR, May 11, 2024、、Suwayda 24, May 11, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局の高等選挙委員会は声明第57号を出し、5月30日に投票を予定していた自治体選挙を6月11日に延期すると発表(2024年5月11日)

北・東シリア地域民主自治局の高等選挙委員会は声明第57号を出し、5月30日に投票を予定していた自治体選挙を6月11日に延期すると発表した。

声明によると、延期は選挙プロセスをより完全に成功させるためだという。

ANHA(5月11日付)が伝えた。

AFP, May 11, 2024、ANHA, May 11, 2024、‘Inab Baladi, May 11, 2024、Reuters, May 11, 2024、SANA, May 11, 2024、SOHR, May 11, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領は2024年政令第99号を施行し、7月15日に第4期人民議会選挙の投票を実施すると定める(2024年5月11日)

アサド大統領は2024年政令第99号を施行し、7月15日に第4期人民議会選挙の投票を実施すると定めた。

また、同政令により、各選挙区の議席配分を以下の通り決定した。

選挙区(県) 議席数         A部門(労働者・農民代表) B部門(その他の人民諸組織代表)
ダマスカス県 29 10 19
ダマスカス郊外県 19 10 9
アレッポ市 20 7 13
アレッポ県諸郡 32 17 15
ヒムス県 23 11 12
ハマー県 22 13 9
ラタキア県 17 9 8
イドリブ県 18 12 6
タルトゥース県 13 6 7
ラッカ県 8 4 4
ダイル・ザウル県 14 8 6
ハサカ県 14 8 6
ダルアー県 10 5 5
スワイダー県 6 4 2
クナイトラ県 5 3 2
合計 250 127 123

SANA(5月11日付)が伝えた。

AFP, May 11, 2024、ANHA, May 11, 2024、‘Inab Baladi, May 11, 2024、Reuters, May 11, 2024、SANA, May 11, 2024、SOHR, May 11, 2024などをもとに作成。

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シリア政府の支配下にあるイドリブ県サラーキブ市とシャーム解放機構の支配下にあるタルナバ村を結ぶM4高速道路上の通行所が受験・就学希望者受け入れのために開放(2024年5月11日)

イドリブ県では、SANA(5月11日付)によると、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市とシャーム解放機構の支配下にあるタルナバ村を結ぶM4高速道路上に設置されている通行所が開放された。

通行所の開放は、シャーム解放機構の支配地からシリア政府支配地での受験と就学を希望する初等教育と中等教育の修了者を受け入れるため。

サーイル・サルハブ県知事は9日にシャームFMに対して通行所が開放されていると述べていた。

AFP, May 11, 2024、ANHA, May 11, 2024、‘Inab Baladi, May 11, 2024、Reuters, May 11, 2024、SANA, May 11, 2024、SOHR, May 11, 2024などをもとに作成。

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シリア開発信託とUAE赤新月社は、シリアでの紛争やトルコ・シリア大地震で被害を受けたシリアの地元コミュニティのエンパワーメントを目的として、人道分野における5年間の協力協定を締結(2024年5月11日)

シリア開発信託とアラブ首長国連邦(UAE)赤新月社は、シリアでの紛争や2023年2月6日のトルコ・シリア大地震で被害を受けたシリアの地元コミュニティのエンパワーメントを目的として、人道分野における5年間の協力協定を締結した。

SANA(5月11日付)が伝えた。

AFP, May 11, 2024、ANHA, May 11, 2024、‘Inab Baladi, May 11, 2024、Reuters, May 11, 2024、SANA, May 11, 2024、SOHR, May 11, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を6件、55キロ地帯への侵犯を10件確認したと発表(2024年5月10日)

ロシア当事者和解調整センターのユーリ・ポポフ副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を6件確認したと発表した。

ポポフ副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機3機、A-10サンダーボルト攻撃機1機による領空侵犯を10件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(5月10日付)が伝えた。

RIA Novosti, May 10, 2024をもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエルのエイラート市の重要標的と陣地をドローンで攻撃したと発表(2024年5月10日)

イラク・イスラーム抵抗は午前3時00分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、イスラエルのエイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。

また、午後3時17分にも声明を出し、エイラート市のイスラエル軍陣地1ヵ所をドローンで攻撃したと発表した。

AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍がレバノン南部のティールハルファー村をドローン攻撃し、民間防衛隊員1人と通信技術者1人を殺害(2024年5月10日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、5月10日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後1時00分、ミスカヴ・アム(キブツ)にある最新鋭スパイ設備を攻撃し、これを破壊。

午後5時11分、レバノン南部に対する攻撃への報復として、占領下カフル・シューバー丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時間不明)同じく報復として、エフタ入植地をロケット弾とファラク1ロケット弾攻撃。

(時間不明)ティールハルファー村などに対する攻撃への報復として、キリヤット・シュモナ入植地をカチューシャ砲複数発で攻撃。

西部地区

午前0時50分、マルキヤ入植地のイスラエル軍部隊と車輛を砲撃し、確実な損害を与える。

午後5時00分、ヒルバト・マーイル基地とその砲台複数ヵ所をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後6時30分、ヒルバト・マーイル基地をカチューシャ砲複数発で再び攻撃。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人と民間防衛隊隊員1人が死亡したと発表した。



 

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ナハールネット(5月10日付)などによると、イスラエル軍によるティールハルファー村への無人航空機(ドローン)での攻撃で、民間防衛隊の隊員1人とメンテナンス作業中の通信技術者1人が死亡した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前1時16分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、カフルカラー村、アルマー・シャアブ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設、テロ・インフラを攻撃。

午後3時29分、イスラエル軍が数時間前、ヤールーン村にある軍事施設で活動するヒズブッラーのテロリスト2人を攻撃。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機は本日早く、カフルカラー村にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。さらに、ブライダー村地域の軍事施設1ヵ所も攻撃。

午後9時23分、イスラエル軍が先ほど、ウダイサ村、ヒヤーム村、ラッブ・サラースィーン村、ダイル・スィルヤーン村、アイター・シャアブ村、ムハイビーブ村地域にあるテロ標的への攻撃を完了、これによりヒズブッラーの軍事施設5ヵ所、砲台などを破壊。

AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Naharnet, May 10, 2024、Qanat al-Manar, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で「イランの民兵」の統合に向けた試み:バッカーラ部族のバシール氏らを司令官とする「ハーシミーイーン中隊」設立に向けた動き(2024年5月10日)

シリア人権監視団は、複数筋から得た情報だとして、ダイル・ザウル県で「イランの民兵」の統合に向けた取り組みが行われいると発表した。

同筋によると、この取り組みを主導しているのは、「ハーッジ・ムスタファー」を名乗るイラン人と「技師(ムハンディス)」として知られる「アブー・アッバース」を名乗る人物、「ハーシミーイーン中隊」の名で「イランの民兵」を統合し、バッカーラ部族のライス・ナウワーフ・バシール氏とバラー・ヤースィーン・マアユーフ氏に指揮権を委ねようとしているという。

「ハーシミーイーン中隊」の司令官には月額250米ドル、各部隊の司令官には150ドル、戦闘員には100ドルが報酬として支払われる見込みだという。

AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市でシリア軍がダーイシュのスリーパーセルのアジトを強襲、メンバー1人を殺害、1人を拘束(2024年5月10日)

スワイダー県では、ラジオ・テレビ公社、シリア人権監視団によると、シリア軍がスワイダー市のマンスール地区の検問所近くでダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのアジトを強襲し、地元出身のメンバー1人を殺害、ダマスカス郊外県東具多地方出身の1人を拘束、さらに武器、弾薬、爆発物などを発見、これを押収した。


AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024などをもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県シャイフ・ナースィル村が砲撃を受け、2人負傷(2024年5月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のシャイフ・ナースィル村にシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配地から砲撃があり、男性1人と子供1人が負傷した。

AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とアレッポ県の各所でジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年5月10日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるマアッラトミスリーン市、ビンニシュ市、ハザーヌー町、アルマナーズ市、イドリブ市、ジスル・シュグール市、マシュハド・ルーヒーン村の国内避難民(IDPs)キャンプ群、アティマ村IDPsキャンプ群、カフルタハーリーム町、アイン・ハムラー村、アウラム・ジャウズ村、サルキーン市、タッルアーダ村、タフタナーズ市で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。













このうち、マシュハド・ルーヒーン村では、デモ参加者がシャーム解放機構の総合治安機関の暴行を受けた。

またアレッポ県のダーラト・イッザ市でも同様のデモが行われた。

AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年5月10日)

スワイダー県では、スワイダー24(5月10日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

デモには数百人が参加した。



AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024,、Suwayda 24, May 10, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県シュハイル村でダーイシュが自爆攻撃、シリア民主軍10人を殺傷、これと前後してシリア軍、「イランの民兵」とシリア軍が交戦(2024年5月10日)

ダイル・ザウル県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターの発表によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるシュハイル村で、ダーイシュ(イスラーム国)が爆弾を仕掛けた車でシリア民主軍の陣地に自爆攻撃を行い、これによりシリア民主軍の兵士3人が死亡、7人が負傷した。

また、シリア民主軍広報センターの発表によると、ダーイシュの攻撃を受けたシリア民主軍兵士の救出に当たっていた兵士らに対して、「シリア体制」の傭兵がユーフラテス川東岸から攻撃、兵士1人が死亡した。

ANHA(5月10日付)が伝えた。

シリア人権監視団によると、20日に負傷していた1人が死亡した。

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一方、シリア人権監視団によると、シリア軍、「イランの民兵」は、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるハワーイジュ・ズィーバーン村を砲撃、民家に砲弾多数が着弾した。

これに対して、シリア民主軍も、シリア政府支配下のマヤーディーン市を砲撃し、コルニーシュ通りに砲弾多数が着弾し、民間人3人が負傷した。

AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024、May 11, 2024、May 20, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍総司令部、シリア民主評議会、北・東シリア地域民主自治局が合同会合(2024年5月10日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍総司令部、同軍の政治部門であるシリア民主評議会、北・東シリア地域民主自治局は合同会合を開き、シリア危機の政治的解決に向けた北・東シリア地域における政策や戦略、同地域の治安・安全保障や安定、開発や反映の方途などについて意見を交わした。

会合参加者は以下の通り。

シリア民主評議会:ライラー・カッラマーン共同議長、マフムード・ムサッラト共同議長、ジャンダー・ムハンマド共同副議長、ガッサーン・ユースフ共同副議長、アリー・ラフムーン共同副議長、ハサン・ムハンマド・アリー渉外局共同議長、アブドゥルカーディル・ムワッハド顧問局員
シリア民主軍:マズルーフ・アブディー総司令官、バンダル・フマイディー・ダッハーム・さなーディード軍司令官、アブー・ウマル・イドリビー北部民主軍団司令官、アミーラ・ムハンマド・ユーフラテス地区評議会司令官、ルーフラート・ムハンマド総司令部メンバー

北・東シリア地域民主自治局:アフィーン・スワイド執行評議会共同議長、フサイン・ウスマーン執行評議会共同議長、ハムダーン・アブド執行評議会共同副議長、イルハーム・アフマド渉外局共同議長

ANHA(5月10日付)が伝えた。

AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局の高等選挙委員会がジャズィーラ地区の選挙委員会と会合を開き、自治体選挙の仕組みや実施方法などについて説明(2024年5月10日)

北・東シリア地域民主自治局の高等選挙委員会がジャズィーラ地区の選挙委員会と会合を開き、自治体選挙の仕組みや実施方法などについて説明を行った。

ANHA(5月10日付)が伝えた。

AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024などをもとに作成。

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イラクのアアラジー国家安全保障評議会顧問は60ヵ国に対して、ダーイシュ・メンバーの家族が収容されているフール・キャンプから自国民を送還するよう要請(2024年5月10日)

イラクのカースィム・アアラジー国家安全保障評議会顧問は、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/qassimalaraji/)で、60ヵ国に対して、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの家族が収容されている北・東シリア地域民主自治局管理下のフール・キャンプ(シリアのハサカ県)から自国民を送還するよう要請した。

< blockquote class=”twitter-tweet”>

في مخيم الهول توجد عوائل الدواعش ل 60 دولة وبعد جهود العراق المستمرة بدأت 24 دوله بعملية سحب لرعاياها ومنها روسيا التي سحبت مؤخراً (32 ) طفل ( 12 فتاة و20 فتى ) تتراوح اعمارهم من ( 5 – 17 سنة ) بالوقت الذي نشكر موقف الحكومة الروسية نطالب الدول بسحب رعاياها تمهيداً لغلقه .

— قاسم الاعرجي (@qassimalaraji) May 10, 2024

AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024などをもとに作成。

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イドリブ県、アレッポ県でのシリア軍とシャーム解放機構の戦闘でシリア軍兵士2人と子供1人が死亡(2024年5月10日)

イドリブ県では、ヤウムTV(5月10日付)によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるサラーキブ市一帯に展開するシリア軍部隊を砲撃、これにより兵士2人が死亡した。

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アレッポ県では、ヤウムTV(5月10日付)、シリア人権監視団によると、シリア軍とシャーム解放機構が第46中隊基地一帯で激しく交戦した。

また、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村一帯を砲撃、これにより13歳の子供1人が死亡した。

AFP, May 10, 2024、ANHA, May 10, 2024、‘Inab Baladi, May 10, 2024、Reuters, May 10, 2024、SANA, May 10, 2024、SOHR, May 10, 2024、al-Yawm TV, May 10, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍憲兵隊が米軍のM2ブラッドレー歩兵戦闘車6台とピックアップ・トラック2台からなる有志連合の車列の進行を阻止(2024年5月9日)

ロシア当事者和解調整センターのユーリ・ポポフ副センター長は、ハサカ県のサルムーク・ファウワーニー村で、ロシア軍憲兵隊が8日午後12時、米軍のM2ブラッドレー歩兵戦闘車6台とピックアップ・トラック2台からなる有志連合の車列の進行を阻止し、これを退却させたと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(5月9日付)が伝えた。

RIA Novosti, May 9, 2024をもとに作成。

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ロシア空軍が米占領下のヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)から同県のアムール山の奥地に潜入していた武装勢力の基地2ヵ所を攻撃、武装勢力6人を殲滅、武器弾薬庫を破壊(2024年5月9日)

ロシア当事者和解調整センターのユーリ・ポポフ副センター長は、ロシア空軍が米軍(有志連合)の占領下にあるヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)から同県のアムール山の奥地に潜入していた武装勢力の基地2ヵ所を攻撃、武装勢力6人を殲滅、武器弾薬庫を破壊したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(5月9日付)が伝えた。

RIA Novosti, May 9, 2024をもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(占領下レバノン南部)を7回攻撃する一方、戦闘員3人が戦死したと発表(2024年5月9日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、5月9日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後3時00分、占領下カフル・シューバー丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時58分、クファル・ギラディ(キブツ)のイスラエル軍司令部およびその周辺を自爆型無人航空機(ドローン)複数機で攻撃、司令部に直接の損害を与え、兵士らを殺傷。

西部地区

午後1時23分、ラーミヤー村に最近になって設置された最新鋭の技術システムを攻撃、これを破壊。

午後2時15分、ネトゥア(キブツ)にあるイスラエル軍の新鋭司令部を砲撃し、直接の損害を与える。

午後3時20分、ジャルダーフ陣地のイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与え、兵士らを殺傷。

午後5時15分、ジャル・アラーム陣地一帯に展開するイスラエル軍部隊をブルカーン重ロケット砲1発で攻撃。

午後8時05分、マルキヤ入植地で軍用車輛1台を攻撃し、直接の損害を与え、乗っていた兵士らを殺傷。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が死亡したと発表した。



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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後6時10分、レバノンから先ほど、イスラエル北部に向けて複数の砲撃があり、シュロミ町に多数が着弾したのを確認、火災が発生。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機と多連装ミサイルが先ほどレバノン領内で無人航空機(UAV)2機を迎撃。また先ほど、ジェット戦闘機複数機はアイター・シャアブ村にあるヒズブッラーのテロ・インフラと軍事施設1ヵ所を攻撃。イスラエル軍は早朝にレバノン南部の複数ヵ所を攻撃し、脅威を排除。

AFP, May 9, 2024、ANHA, May 9, 2024、‘Inab Baladi, May 9, 2024、Qanat al-Manar, May 9, 2024、Reuters, May 9, 2024、SANA, May 9, 2024、SOHR, May 9, 2024などをもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)はアデン湾でイスラエルのMSCデゴとMSCギナを攻撃するとともに、インド洋とアラビア海でMSCヴィットリアに対して2回の攻撃を行ったと発表(2024年5月9日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午前0時18分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、アデン湾でイスラエルのMSCデゴとMSCギナを攻撃するとともに、インド洋とアラビア海でMSCヴィットリアに対して2回の攻撃を行ったと発表した。

AFP, May 9, 2024、ANHA, May 9, 2024、‘Inab Baladi, May 9, 2024、Reuters, May 9, 2024、SANA, May 9, 2024、SOHR, May 9, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエル領内のネバティム空軍基地、エイラート市の重要拠点、アシュケロン市石油港、エリファレト基地、リヴァイアサン・ガス田、オブダ空軍基地を攻撃したと発表(2024年5月9日)

イラク・イスラーム抵抗は午後3時24分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、9日未明にイスラエル領内のネバティム空軍基地を無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。

また午後4時44分にも声明を出し、9日未明にエイラート市の重要拠点1ヵ所を2機のドローンで攻撃したと発表した。

さらに午後5時5分にも声明を出し、9日朝にアシュケロン市の石油港をアルカブ弾頭ミサイル1発で攻撃したと発表した。

午後10時3分にも声明を出し、9日晩にエリファレト基地をドローンで攻撃したと発表した。

午後10時27分にも声明を出し、9日晩に地中海沖のリヴァイアサン・ガス田をドローンで攻撃したと発表した。

午後11時42分にも声明を出し、9日晩にオブダ空軍基地をドローンで攻撃したと発表した。

AFP, May 9, 2024、ANHA, May 9, 2024、‘Inab Baladi, May 9, 2024、Reuters, May 9, 2024、SANA, May 9, 2024、SOHR, May 9, 2024などをもとに作成。

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イラク人民防衛隊のヌジャバー運動はイスラエルの攻撃が米軍の支持によるものだと断じたうえで、報復の意志を示す(2024年5月9日)

ヌジャバー衛星チャンネルは、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/NujabaTv)を通じて伝えたところによると、イラクの人民防衛隊に所属するヌジャバー運動のシリア問題にかかる渉外関係を担当するマフムード・ムーサウィー氏は、イスラエルによって軍事拠点と文化センターが狙われたとしたうえで、同様の攻撃が予想されるなかで、断固たる報復を行う用意があると主張するとともに、米国がイスラエルによる攻撃を指示していると断じた。

AFP, May 9, 2024、ANHA, May 9, 2024、‘Inab Baladi, May 9, 2024、Reuters, May 9, 2024、SANA, May 9, 2024、SOHR, May 9, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がダマスカス郊外県にあるイラク人民動員隊ヌジャバー運動の拠点を攻撃(2024年5月9日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、午前3時20分頃、イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面からダマスカス郊外県の建物1棟を狙って航空攻撃を行い、シリア軍防空部隊がミサイル複数発を迎撃、その一部を撃破、攻撃により若干の物的損害が生じたと発表した。

SANA(5月9日付)が伝えた。

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ダマスカス県およびダマスカス郊外県では、ANHA(5月9日付)が複数の地元メディアの話として伝えたところによると、イスラエル軍の爆撃によると見られる爆発音が複数回にわたって確認された。

爆撃では、ダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町近郊にあるイラクの人民動員隊所属のヌジャバー運動の文化センターと教練キャンプ、キスワ市一帯の陣地複数ヵ所が狙われた。

シリア人権監視団によると、シリア軍防空部隊がイスラエル軍のミサイルの迎撃を試みたが、爆撃は阻止できなかったという。

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ヌジャバー衛星チャンネルは、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/NujabaTv)を通じて被害現場の映像を公開した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるシリアへの攻撃は5月に入って4回目、今年に入って38回目(うち26回が航空攻撃、12回が地上攻撃)で、これにより76あまりの標的が破壊され、軍関係者130人が死亡、53人が負傷。

軍関係者の死者内訳は以下の通り。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):21人
レバノンのヒズブッラーのメンバー:20人
イラク人:12人
「イランの民兵」のシリア人メンバー:28人
「イランの民兵」の外国人メンバー:10人
シリア軍将兵:39人

また民間人12人が死亡、20人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通り:

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:17回
ダルアー県:13回
ヒムス県:3回
クナイトラ県:3回
タルトゥース県:1回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:1回

AFP, May 9, 2024、ANHA, May 9, 2024、‘Inab Baladi, May 9, 2024、Reuters, May 9, 2024、SANA, May 9, 2024、SOHR, May 9, 2024などをもとに作成。

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シリア政府はシャーム解放機構の支配地から政府支配地での受験と就学を希望する初等教育と中等教育の修了者を受け入れるためイドリブ県のサラーキブ市・タルナバ村間の通行所を開放(2024年5月9日)

イドリブ県では、シャームFM(5月9日付)によると、サーイル・サルハブ県知事は、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市とシャーム解放機構の支配下にあるタルナバ村を結ぶM4高速道路上に設置されている通行所を開放したと発表した。

通行所の開放は、シャーム解放機構の支配地からシリア政府支配地での受験と就学を希望する初等教育と中等教育の修了者を受け入れるため。

サフラブ知事はまた、学生の受け入れに対応するための委員会を設置し、5月11日から16日まで学生をハーン・シャイフーン市の寄宿センターに受け入れると付言した。

AFP, May 9, 2024、ANHA, May 9, 2024、‘Inab Baladi, May 9, 2024、Reuters, May 9, 2024、SANA, May 9, 2024、SOHR, May 9, 2024などをもとに作成。

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ヨルダン当局はUNHCRの難民認定を受けていたシリア人難民6人を、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内のルクバーン・キャンプに追放(2024年5月9日)

シリア人権監視団によると、ヨルダン当局は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の難民認定を受けていたシリア人難民6人を、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内のルクバーン・キャンプに追放した。

6人のうち3人には妻子がいるが、家族はヨルダンに取り残されたという。

AFP, May 9, 2024、ANHA, May 9, 2024、‘Inab Baladi, May 9, 2024、Reuters, May 9, 2024、SANA, May 9, 2024、SOHR, May 9, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構が密輸阻止でトルコと協力するため、イドリブ県西部と北西部の国境にトルコが設置しているコンクリート壁から数十メートル離れた場所に警備員を配置(2024年5月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が、密輸を阻止し、密輸業者が作った地下トンネルの発見に協力するとしたトルコとの合意を受けて、県西部と北西部の国境にトルコが設置しているコンクリート壁から数十メートル離れた場所に警備員を配置した。

合意に際して、シャーム解放機構は、トルコ軍部隊がシリア側の国境沿いに監視ポストを設置することを拒否、これに伴い、シリアからトルコへの密輸や密入国を阻止するための責任を負うことになった。

AFP, May 9, 2024、ANHA, May 9, 2024、‘Inab Baladi, May 9, 2024、Reuters, May 9, 2024、SANA, May 9, 2024、SOHR, May 9, 2024などをもとに作成。

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ダルアー県で米政府が制裁対象としている密輸業者に代わって活動していた武装グループの司令官が襲撃を受ける(2024年5月9日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がウンム・マヤーズィン町の橋近くで武装グループの司令官の車を襲撃、1人を殺害、この司令官を負傷させた。

シリア人権監視団によると、10日に負傷していたシリア軍兵士1人が新たに死亡した。

襲撃を受けた司令官のグループは、2023年3月に米政府が制裁対象(https://syriaarabspring.info/?p=99912)とした密輸業者のイマード・アブー・ズライク氏に代わってナスィーブ国境通行所で活動していたという。

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スワイダー県では、スワイダー24(5月9日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, May 9, 2024、ANHA, May 9, 2024、‘Inab Baladi, May 9, 2024、Reuters, May 9, 2024、SANA, May 9, 2024、SOHR, May 9, 2024、May 10, 2024、Suwayda 24, May 9, 2024 などをもとに作成。

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