シャーム解放機構がラタキア県北部でシリア軍を狙撃、兵士2人殺害、シリア軍もハマー県北部のシャーム解放機構支配地を砲撃(2023年2月9日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が県北部のクルド山地方のカッバーナ村近郊で、シリア軍部隊を狙撃、兵士2人を殺害した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にある県北西部のドゥワイル・アクラード村を砲撃した。

AFP, February 9, 2023、ANHA, February 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2023、Reuters, February 9, 2023、SANA, February 9, 2023、SOHR, February 9, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がアレッポ県マンビジュ市東にあるシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会の拠点を赤外線誘導ミサイルで攻撃(2023年2月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域のトゥーハール村に設置されている基地から、マンビジュ市東にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会の拠点を赤外線誘導ミサイルで攻撃し、兵士4人が負傷した。

また、ANHA(2月7日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市一帯を砲撃した。

**

これに対して、アフリーン解放軍団は声明を出し、タッル・リフアト市一帯への砲撃を非難した。

声明によると、トルコ国防省は、占領下のアレッポ県アアザーズ市近郊にある基地(オンジュプナル基地)に人民防衛隊(YPG)が攻撃を行ったとして、大規模地震が発生した6日の深夜に攻撃を再開したとしたうえで、タッル・リフアト市一帯にはYPGは駐留していないと反論、トルコ軍の砲撃を避難した。

ANHA(2月7日付)が伝えた。

AFP, February 7, 2023、ANHA, February 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2023、Reuters, February 7, 2023、SANA, February 7, 2023、SOHR, February 7, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍はラッカ市でダーイシュ・シャーム州のアミールを逮捕したと発表(2023年2月6日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、シリア民主軍特殊部隊が2月1日、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県ラッカ市のルマイラ地区の住居で、ダーイシュ(イスラーム国)シャーム州の執政官(アミール)でアブー・ウバイダ・シャーミーを名乗るハラフ・アブドゥッラー氏を逮捕したと発表した。

AFP, February 6, 2023、ANHA, February 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2023、Reuters, February 6, 2023、SANA, February 6, 2023、SOHR, February 6, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍と「決戦」作戦司令室とアレッポ県西部の第46中隊基地一帯で砲撃戦(2023年2月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室と第46中隊基地一帯で砲撃戦を行い、シャーム解放機構の戦闘員1人が死亡した。

AFP, February 5, 2023、ANHA, February 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2023、Reuters, February 5, 2023、SANA, February 5, 2023、SOHR, February 5, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュがヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯でシリア軍と国防軍からなる部隊を襲撃し、シリア軍兵士1人を殺害(2023年2月5日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがタドムル市近郊の砂漠地帯でシリア軍と国防軍からなる部隊を襲撃し、シリア軍兵士1人を殺害した。

AFP, February 5, 2023、ANHA, February 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2023、Reuters, February 5, 2023、SANA, February 5, 2023、SOHR, February 5, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

地元住民との衝突を受けてシリア民主軍がダイル・ザウル県スブハ村、アブリーハ村を完全封鎖(2023年2月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるスブハ村、アブリーハ村を人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が完全封鎖した。

封鎖は、3日晩に、シリア民主軍のパトロール部隊と地元住民との間で発生した武力衝突で、兵士2人が負傷したのを受けたもの。

封鎖は3日間の予定だという。

AFP, February 4, 2023、ANHA, February 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2023、Reuters, February 4, 2023、SANA, February 4, 2023、SOHR, February 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県ハイル油田近くにダーイシュが敷設したと思われる爆弾が爆発し、国防隊の兵士2人死亡(2023年2月4日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ハイル油田近くにダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが敷設したと思われる爆弾が爆発し、国防隊の兵士2人が死亡した。

AFP, February 4, 2023、ANHA, February 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2023、Reuters, February 4, 2023、SANA, February 4, 2023、SOHR, February 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラタキア県北部でのシャーム解放機構による特攻自爆(インギマースィー)攻撃で戦闘員6人とシリア軍兵士7人が死亡(2023年2月4日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に所属するウスマーン・ブン・アッファーン旅団が県北部のブルカーン丘一帯のシリア軍拠点複数ヵ所に対して、特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行った。

この攻撃により、シャーム解放機構の戦闘員6人とシリア軍兵士7人が死亡した。

AFP, February 4, 2023、ANHA, February 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2023、Reuters, February 4, 2023、SANA, February 4, 2023、SOHR, February 4, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がイドリブ県、ハマー県を砲撃(2023年2月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるマアーッラト・ムーハス村近郊でシリア軍兵士を狙撃、1人を負傷させた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はマアーッラト・ナアサーン村を砲撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるガーブ平原のバラカ村一帯を砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で軍事情報局に協力する若い男性2人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, February 3, 2023、ANHA, February 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2023、Reuters, February 3, 2023、SANA, February 3, 2023、SOHR, February 3, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー市で、レバノンのヒズブッラーに協力していた若い男性1人が、正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡(2023年2月2日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市サハーリー地区で、レバノンのヒズブッラーに協力していた若い男性1人が、正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, February 2, 2023、ANHA, February 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2023、Reuters, February 2, 2023、SANA, February 2, 2023、SOHR, February 2, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍とアサーイシュは「ラッカ殉教者への報復」作戦を終了、ダーイシュのメンバー127人を逮捕したと発表(2023年2月2日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は、米主導の有志連合の航空支援を受けて、1月25日からラッカ県ラッカ市、タブカ市などで実施していた、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの摘発を目的とする「ラッカ殉教者への報復」作戦を終了したと発表した。

「ラッカ殉教者への報復」作戦合同作戦司令室によると、この作戦により、「傭兵」127人を逮捕した。

ANHA(2月2日付)が伝えた。

**

一方、米中央軍は声明を出し、2023年1月にシリアとイラクで「協力部隊」(partner forces)とともいnダーイシュ(イスラーム国)に対する43回の作戦を実施し、ラッカ州のアミール(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はワーリー(執政官、統治者)と発表)ら227人を拘束したと発表した。

AFP, February 2, 2023、ANHA, February 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2023、Reuters, February 2, 2023、SANA, February 2, 2023、SOHR, February 2, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県ダービク村にあるトルコ軍基地が砲撃を受ける(2023年2月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域内のダービク村にあるトルコ軍基地の一帯に、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にある地域から発射された砲弾6発が着弾した。

また、「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地の境界に位置するターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦し、シリア国民軍に所属するシャーム戦線の戦闘員1人が狙撃され、死亡した。

一方、ANHA(2月2日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下によるとタッル・リフアト市一帯を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHA(2月1日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市東のサイダー村、ナヒール休憩所を砲撃した。

AFP, February 1, 2023、ANHA, February 1, 2023、February 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2023、Reuters, February 1, 2023、SANA, February 1, 2023、SOHR, February 1, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構がイドリブ県内のシリア軍の拠点を砲撃、狙撃し、兵士11人を殺害(2023年2月1日)

イドリブ県では、シャーム解放機構の傘下にあるアムジャード広報機構によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるカフルルーマー村近郊にあるシリア軍の拠点を砲撃し、士官(少佐)1人を含む8人が死亡した。

また、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に所属するアブー・バクル・スィッディーク旅団が、シリア政府の支配下にあるカフルナブル市一帯でシリア軍部隊を狙撃、兵士3人を殺害した。

**

ダルアー県では、SANA(2月1日付)によると、ムザイリーブ町とヤードゥーダ村を結ぶ街道で、「正体不明のテロリストら」が仕掛けていた爆弾で、警察任務にあたっていた内務治安部隊を狙い、爆発により隊員6人が負傷した。

6人のうち2人は重傷を負った。

AFP, February 1, 2023、ANHA, February 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2023、Reuters, February 1, 2023、SANA, February 1, 2023、SOHR, February 1, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県にある総合情報部の検問所が正体不明の武装集団の発砲を受け、兵士1人死亡(2023年1月31日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ウンム・マヤーズィン町の橋に設置されている総合情報部の検問所が正体不明の武装集団の発砲を受け、兵士1人が死亡、4人が負傷した。

AFP, January 31, 2023、ANHA, January 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2023、Reuters, January 31, 2023、SANA, January 31, 2023、SOHR, January 31, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市近郊にある「カタール・キャンプ」で民兵どうしが撃ち合いとなり、若い男性1人が死亡(2023年1月31日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市アアザーズ市近郊のシャマーリーン村にあるいわゆる「カタール・キャンプ」(カタール・チャリティーが建設した国内避難民(IDPs)キャンプ)で、アナダーン市住民が組織している民兵と別の民兵が撃ち合いとなり、若い男性1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, January 31, 2023、ANHA, January 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2023、Reuters, January 31, 2023、SANA, January 31, 2023、SOHR, January 31, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のアッブーシュ村を砲撃(2023年1月31日)

ハサカ県では、ANHA(1月31日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のアッブーシュ村を砲撃した。

AFP, January 31, 2023、ANHA, January 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2023、Reuters, January 31, 2023、SANA, January 31, 2023、SOHR, January 31, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサーイシュはフール・キャンプから脱走しようとしたダーイシュ(イスラーム国)メンバーの妻4人を拘束(2023年1月31日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)が脱走しようとしたダーイシュ(イスラーム国)メンバーの妻4人を拘束した。

**

ラッカ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が、1月25日に開始した「ラッカ殉教者への報復」作戦をラッカ市およびタブカ市などで継続し、8人の「傭兵」を拘束した。

ANHA(1月31日付)が伝えた。

AFP, January 31, 2023、ANHA, January 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2023、Reuters, January 31, 2023、SANA, January 31, 2023、SOHR, January 31, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県では前日に続いて所属不明のドローンによる爆撃が2度にわたって行われ、外国人多数死傷(2023年1月30日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)がシリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊のハリー村で朝、前日夜のドローン攻撃の被害現場を視察していた「イランの民兵」の4wdのピックアップ・トラックを爆撃し、司令官1人と護衛2人を殺害した。

3人はいずれも外国人(非シリア人)。

だが、ナフル・メディア(1月30日付)は、イランの支援を受ける民兵の司令官1人と護衛2人が負傷したと伝えた。

**

シリア人権監視団によると、昼頃にも、所属不明の偵察機1機が、ブーカマール市に近いスワイイーヤ村に対して爆撃を実施し、「イランの民兵」の武器弾薬を積んでいたと見られる石油トレーラー1輌を破壊、1人を殺害した。

また、ジャズィーラ・チャンネル(1月30日付)は、イラクの複数の治安筋の話として、30日昼にイラクからシリアに越境したイラクの車列がブーカマール市でドローンの攻撃を受けたと伝えた。

一方、攻撃に関して、マヤーディーン・チャンネル(1月30日付)は複数筋の話として、29日の車列に対する攻撃で中断していた、食糧物資などの運搬していた車輌が狙われたと伝えた。

これにより、29日夜以降の所属不明機による攻撃は3度となり、死者は、司令官1人を含む「イランの民兵」の外国人(非シリア人)メンバー11人となった。

度重なる攻撃を受け、「イランの民兵」がブーカマール市内の市街地に展開し、厳戒態勢を敷き、イラン・イスラーム革命防衛隊が拠点複数ヵ所を撤去して、攻撃に備えた。

**

また、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合のヘリコプター複数機が、28日に発生したイランのイスファハーン市近郊の軍事関連施設に対する所属不明の無人航空機(ドローン)複数機による攻撃への報復に警戒し、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあり、米軍が違法に駐留を続けるCONOCOガス田から、シリア政府の支配下にあるハトラ村、フシャーム町、ムッラート村、フサイニーヤ町上空で旋回を続けた。

AFP, January 30, 2023、Aljazeera, January 30, 2023、ANHA, January 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2023、Naher Media, January 30, 2023、Qanat al-Mayadin, January 30, 2023、Reuters, January 30, 2023、SANA, January 30, 2023、SOHR, January 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県西部での砲撃戦でシャーム解放機構のメンバー3人とシリア軍兵士2人が死亡(2023年1月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県西部の第46中隊基地一帯で、シリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦を行い、シャーム解放機構のメンバー3人とシリア軍兵士(うち1人は少尉)2人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

死亡したシャーム解放機構のメンバーは、特攻自爆(インギマースィー)攻撃を任務とするハーリド・ブン・ワリード大隊の戦闘員。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村を砲撃した。

AFP, January 30, 2023、ANHA, January 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2023、Reuters, January 30, 2023、SANA, January 30, 2023、SOHR, January 30, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県の高速道路で内務治安部隊隊員が乗った夜行バスを狙った爆発が発生、15人が負傷(2023年1月30日)

ダルアー県では、内務省によると、首都ダマスカスとダルアー市を結ぶ高速道路のヒルバト・ガザーラ橋近くで、ダルアー県での任務を終えた内務治安部隊の隊員を乗せて、ダマスカス県に向かっていた夜行バスの通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発、乗っていた隊員15人が負傷した(うち5人が重体)。

https://www.facebook.com/syrianmoi/posts/pfbid02gSPVXST7hKfzzcTBdHDv6BdiK8TNmLcwdHFD8mTMxf4JjEoS911QBzQYaXbzDcB1l?__cft__[0]=AZXy09Tj9xOnEZCNjU4Cu68YRWWVSMJHHUMJ_h4vuRmBXIHQGdkjPiJhMVHWRyJyGeXE1-dRYm4KosSpO5xcKtyiYHq_QhqWtuxg_WI5ygGw4qDCztrY9c0WRi47xMYlLM3h73Ye2gQCRI5c8loxq-cv8ffKFN2Dspb7az0rFrCUdzTymwC7Cih39sQXxuBnPm6YvS_oZdIEFwz_q8CRNUHI&__tn__=%2CO%2CP-R

シリア人権監視団によると、負傷者は19人。

シリア人権監視団はその後(2月3日)、重体だった兵士1人が死亡したと発表した。

**

一方、シリア人権監視団によると、ダルアー市サハーリー地区にあるレストラン前で、レバノンのヒズブッラーに協力している民兵を率いるパレスチナ人司令官が、車に乗った正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡、子供1人を含む住民複数が巻き添えとなり、負傷した。

また、ヤードゥーダ村では、2018年にシリア政府との和解に応じた自由シリア軍諸派のメンバー1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, January 30, 2023、ANHA, January 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2023、Reuters, January 30, 2023、SANA, January 30, 2023、SOHR, January 30, 2023、February 3, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

レバノンのヒズブッラーの協力者2人がゴラン高原の停戦ラインを越えて、イスラエル占領地に潜入したが、イスラエル軍が1人を射殺、1人を負傷させる(2023年1月29日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、レバノンのヒズブッラーの協力者2人がゴラン高原の停戦ラインを越えて、イスラエル占領地に潜入したが、イスラエル軍が1人を射殺、1人を負傷させた。

2人は偵察と地雷敷設の任務を帯びて、潜入したと見られるという。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヤードゥーダ村で軍事情報局に協力している住民1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, January 29, 2023、ANHA, January 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2023、Reuters, January 29, 2023、SANA, January 29, 2023、SOHR, January 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イランのイスファハーン市近郊の軍事施設に対するドローン攻撃と前後して、ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊でイランから入国した冷蔵車の車列がドローンの攻撃を受ける(2023年1月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、無人航空機(ドローン)複数機が、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊のハリー村で、イラクから入国した冷蔵車6輌からなる車列を狙ってミサイル攻撃を行い、少なくとも3回の爆発が発生し、複数輌が大破、乗っていた運転手ら7人が死亡した。

死亡した7人はいずれも外国人。

車列が攻撃を受けた際、上空には、米主導の有志連合の無人航空機(ドローン)複数機が旋回していた。

この攻撃に関して、イナブ・バラディー(1月30日付)はイスラエル軍による攻撃との見方を示した。

一方、RT(1月30日付)によると、所属不明の航空機は、イラクのカーイム国境通行所(アンバール県)方面から、イラク国境警備隊に所属する第9旅団第1連隊が駐留するムフスィン分所近くに対して爆撃を行い、ミサイル2発が着弾した。

RTによると、車列は貨物車輌25輌からなり、イランからイラクを経由してシリアに向かっていた。

また、マヤーディーン・チャンネル(1月30日付)によると、25輌のうち6輌が29日にシリア領内に入ったが、うち3輌が攻撃を受け、1輌が被害を受けた。

攻撃を受けた車列には、穀物、米などが積まれており、シリア・イラク両当局の許可を得てシリア領内に運搬されていたもので、地元の住民に配給される予定だった。

RT、マヤーディーン・チャンネルともに、死者はなかったと伝えている。

IRNA(1月30日付)は、イランの消息筋の話として、「シオニストの攻撃」と断じたうえで、3輌が破壊されたが、死者はなく、シリア人運転手1人が負傷しただけだと伝えた。

**

イラク国防省は声明を出し、1月28日午後11時30分頃、イスファハーン市近郊にある同省の軍需工場が所属不明の無人航空機(ドローン)複数機による攻撃を受けたが、防空システムによってこれを迎撃、ドローン1機を撃墜、2機が包囲の末に爆発したと発表した。

攻撃で軍需工場内の建物1棟の屋根に軽微な被害が生じたものの、施設の活動にいかなる支障も生じず、負傷者もなかった。

IRNA(1月29日付)が伝えた。

AFP, January 29, 2023、ANHA, January 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2023、‘Inab Baladi, January 30, 2023、IRNA, January 29, 2023、January 30, 2023、Qanat al-Mayadin, January 30, 2023、Reuters, January 29, 2023、RT, January 30, 2023、SANA, January 29, 2023、SOHR, January 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県バーブ市に近いタフリーア村でシリア国民軍ハムザ師団のメンバー1人が、正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡(2023年1月29日)

アレッポ県では、ANHA(1月29日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市バーブ市に近いタフリーア村でシリア国民軍ハムザ師団のメンバー1人が、正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, January 29, 2023、ANHA, January 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2023、Reuters, January 29, 2023、SANA, January 29, 2023、SOHR, January 29, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室が、イドリブ県マアーッラト・ムーハス村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害、シリア軍もアレッポ県ダーラ・イッザ市近郊を砲撃し、男性1人を殺害(2023年1月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の狙撃連隊が、マアーッラト・ムーハス村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるハバータ村一帯、アターリブ市一帯、カフルタアール村、カフル・アンマ村を砲撃した。

シリア軍はまた、ダーラ・イッザ市近郊を砲撃し、男性1人が死亡した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市で治安機関に協力する男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, January 28, 2023、ANHA, January 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2023、Reuters, January 28, 2023、SANA, January 28, 2023、SOHR, January 28, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍パトロール部隊がラッカ県アイン・イーサー市近郊で15歳の少年を跳ね、負傷させる(2023年1月28日)

アレッポ県では、ANHA(1月28日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHA(1月28日付)によると、ロシア軍のパトロール部隊がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊で、15歳の少年を跳ね、負傷させた。

 

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域の拠点都市の一つラアス・アイン市近くの国境地帯で、ダイル・ザウル県出身の若い男性1人がトルコへの入国を試み、トルコ軍憲兵隊によって射殺された。

AFP, January 28, 2023、ANHA, January 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2023、Reuters, January 28, 2023、SANA, January 28, 2023、SOHR, January 28, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ国境に近いイドリブ県アクラバート村に所属不明のドローンが飛来、少なくとも1回の爆発が発生(2023年1月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ国境に近いアクラバート村に、26日深夜から27日未明にかけて、所属不明の無人航空機(ドローン)が飛来し、少なくとも1回の爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

AFP, January 27, 2023、ANHA, January 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2023、Reuters, January 27, 2023、SANA, January 27, 2023、SOHR, January 27, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年1月27日)

ラッカ県では、ANHA(1月27日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、ジャディーダ村、タイバ村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地の境界に位置するターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦した。

AFP, January 27, 2023、ANHA, January 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2023、Reuters, January 27, 2023、SANA, January 27, 2023、SOHR, January 27, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍とロシア軍がシリア民主軍の車輌を伴い、ハサカ県北部のシリア軍拠点に兵站支援を輸送(2023年1月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とロシア軍の部隊が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌を伴い、シリア政府の支配下にあるカーミシュリー国際空港からアームーダー市、ダルバースィーヤ市、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯、そしてシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にある地域とトルコ占領下の「平和の泉」地域の境界に位置するアサディーヤ村にあるシリア軍の拠点に兵站物資を輸送した。

一方、SANA(1月26日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市近郊のダルダーラ村を強襲し、住民多数を拉致、連行した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市で国防隊のメンバー1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, January 26, 2023、ANHA, January 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 26, 2023、Reuters, January 26, 2023、SANA, January 26, 2023、SOHR, January 26, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「相続者の集団」(タシュキール・ワーリスィーン)を名乗るイラク人武装集団がタンフ国境通行所に違法に設置されている米軍基地に対する20日のドローン攻撃を実行したと発表(2023年1月25日)

ヒムス県タンフ国境通行所に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地に対して1月20日に無人航空機(ドローン)3機によって行われた攻撃に関して、「相続者の集団」(タシュキール・ワーリスィーン)を名乗るイラク人武装集団が実行声明を出した。

「相続者の集団」は「イラク・イスラーム抵抗」に所属すると自称し、タンフ国境通行所の基地が「イラク国内の米占領軍の活動を管理する拠点となっている」として標的としたことを明らかにした。

AFP, January 25, 2023、ANHA, January 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 25, 2023、Reuters, January 25, 2023、SANA, January 25, 2023、SOHR, January 25, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県ターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦(2023年1月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地の境界に位置するターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦した。

AFP, January 25, 2023、ANHA, January 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 25, 2023、Reuters, January 25, 2023、SANA, January 25, 2023、SOHR, January 25, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.