シリア軍とダーイシュがダイル・ザウル市内で交戦(2016年8月31日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を砲撃し、2人が死亡、17人が負傷した。

これに対して、シリア軍はハジーン市でダーイシュの武器庫、爆弾製造工場を空爆、ダイル・ザウル市ムワッザフィーン地区でダーイシュと交戦した。

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ヒムス県では、ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を宣伝するアアマーク通信によると、ダーイシュがシャーイル油田南部、サワーナ町郊外でシリア軍の検問所11カ所を制圧した。

AFP, August 31, 2016、AP, August 31, 2016、ARA News, August 31, 2016、Champress, August 31, 2016、al-Hayat, September 1, 2016、Iraqi News, August 31, 2016、Kull-na Shuraka’, August 31, 2016、al-Mada Press, August 31, 2016、Naharnet, August 31, 2016、NNA, August 31, 2016、Reuters, August 31, 2016、SANA, August 31, 2016、UPI, August 31, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ではダーライヤー市に続いてムウダミーヤト・シャーム市で停戦に向けた協議開始か?(2016年8月30日)

ダマスカス郊外県では、ARA News(8月30日付)が、シリア政府およびムウダミーヤト・シャーム市で籠城を続ける反体制派の両使節団が、同市の停戦に向けて30日晩に協議を行うと伝えた。

停戦協議におけるシリア政府側の使節団は、第4師団の事実上の司令官であるマーヒル・アサド准将の執務室付のガッサーン・ビラール准将が率いるという。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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ジュンド・アクサー機構などからなる反体制武装集団がハマー県北西部のタイバト・イマーム市内北西部の街区を制圧(2016年8月30日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がマアーン村一帯にあるシリア軍拠点を砲撃、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などがマアルカバ村、マサースィナ村、ハラファーヤー市、タイバト・イマーム市、ブワイダ村一帯でシリア軍と交戦を続けた。

クッルナー・シュラカー(8月30日付)によると、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団は、タイバト・イマーム市北西部に位置するサンマーン検問所および同市内北西部の街区を制圧した。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市南部郊外のカラースィー村一帯で制圧地域を拡大(2016年8月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市のマシュハド地区、アンサーリー地区、サーリヒーン地区を「樽爆弾」で空爆する一方、アレッポ市南西部郊外の第1070集合住宅計画地区、士官学校一帯、アフルーカート丘一帯、カラースィー村一帯で、シリア人・外国人民兵とともに、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍と交戦した。

これに関して、SANA(8月30日付)は、シリア軍がアレッポ市南部郊外で反体制武装集団と交戦の末、カラースィー丘、カラースィー村、アマーラ村、バルナダ村を完全制圧したと伝えた。

また、ARA News(8月30日付)は、シリア軍がマフルーカ丘の大部分およびその一帯も奪還したと伝えた。

しかし、クッルナー・シュラカー(8月30日付)によると、ファトフ軍はその後再びカラースィー村を奪還したという。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(8月30日付)によると、ロシア軍がマアッラトミスリーン市をクラスター爆弾で空爆し、7人が死亡、55人以上が負傷した。

一方、SANA(8月30日付)によると、ファトフ軍がフーア市、カファルヤー町を砲撃し、5人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がラスタン市でシャーム自由人イスラーム運動、リジャールッラー大隊連合の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がダルアー市マハッタ地区一帯、電力会社一帯、ジーザ町、ヌアイマ村で、南部タウヒード旅団、ジャウラーン大隊などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月30日付)によると、イスラーム軍がワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプを砲撃し、3人が死亡、8人が負傷した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月29日に10件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1108件。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル市、アレッポ市東部郊外でダーイシュと交戦(2016年8月30日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市パノラマ交差点一帯、ウルフィー地区、工業地区、ラサーファ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部の航空士官学校一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ公式報道官のアブー・ムハンマド・アドナーニー氏がアレッポ県での戦闘で戦死(2016年8月30日)

ダーイシュ(イスラーム国)は声明を出し、公式報道官のアブー・ムハンマド・アドナーニー氏がアレッポ県での戦闘で戦死したと発表した。

ダーイシュの戦果を宣伝するアアマーク通信もアドナーニー氏の死を伝えた。
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ダーイシュの声明によると、アドナーニー氏は「アレッポ州での軍事作戦」に参加中に戦死したというが、具体的な死亡場所については明らかにされていない。

アドナーニー氏は、本名ターハー・スブヒー・ファッラーハ。1977年、イドリブ市ビンニシュ市生まれで、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の公式報道官を務めていたが、2014年6月にダーイシュがカリフ制樹立を宣言すると、ヌスラ戦線を離反し、ダーイシュに参加、公式報道官となった。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍とトルコが米国の仲介により停戦か?(2016年8月30日)

米中央軍のジョン・トーマス報道官は、アレッポ県ジャラーブルス市南部郊外一帯でのトルコ軍および同軍の支援を受ける反体制武装集団と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属部隊との戦闘に関して「数時間前にすべての関係当事者が戦闘を停止し、ダーイシュ(イスラーム国)の脅威に集中するとの確認を得た」と述べ、両者が米国の仲介のもとに連絡を取り合い、「非公式の合意」に達しつつあることを明らかにした。

ARA News(8月30日付)が伝えた。

これに関して、マンビジュ軍事評議会のシャルファーン・ダルウィーシュ報道官はロイター通信(8月30日付)に対して、トルコとジャラーブルス軍事評議会の間で戦闘停止の合意が成立、30日未明に発効したことを明らかにした。

またジャラーブルス軍事評議会の総司令部も声明を出し、米国主導の有志連合との集中的協議を受け、有志連合の仲介のもとにトルコ軍との暫定停戦の合意し、29日深夜に合意が発効されたと発表した。

しかし、トルコ外務省は、この停戦合意を否定、トルコに対する脅威がなくならない限り、トルコ軍は作戦を中止しないと発表、米国に対して人民防衛隊をユーフラテス川以東に撤退させるとの約束を履行するよう改めて呼びかけた。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(シャーム戦線)がジャラーブルス市西部の3カ村をダーイシュから奪取(2016年8月30日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月30日付)によると、トルコ軍の支援を受けるシャーム戦線が、ジャラーブルス市西部郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ハフィーラ村、ズーガラ村、クッリーヤ村の3カ村を制圧した。

一方、ARA News(8月30日付)は、トルコ軍の発表として、シリア領内に進攻中のトルコ軍の戦車がジャラーブルス市西部郊外でのダーイシュ(イスラーム国)との交戦中に熱誘導式地対地ミサイルを被弾し、兵士3人が負傷した、と伝えた。

Kull-na Shuraka', August 30, 2016
Kull-na Shuraka’, August 30, 2016

また、『ハヤート』(8月31日付)がトルコ軍の発表として伝えたところによると、米国主導の有志連合所属のA-10戦闘機がジャラーブルス市近郊のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は今度はアレッポ市北東部から米主導の有志連合の航空支援を受けてダーイシュ支配地域に進軍(2016年8月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団などによると、有志連合と思われる戦闘機が県北部のマーリア市南部一帯(ハルバル村、ウンム・フーシュ村、イフラス村など)のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、地上では西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属する革命家軍、北部軍が人民防衛隊とともに同地でダーイシュと交戦した。

この戦闘で、シリア民主軍所属部隊は、ハルバル村、ウンム・フーシュ村、タッル・カッラーフ村を制圧し、アレッポ県におけるダーイシュの最大拠点であるバーブ市から30キロの地点にまで接近した。

同部隊は、西クルディスタン移行期民政局が実効支配するアフリーン市方面から進軍したという。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はスワイダー県、ヒムス県でダーイシュと交戦(2016年8月29日)

スワイダー県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がシャビーカ村東部でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ヒムス県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。


AFP, August 29, 2016、AP, August 29, 2016、ARA News, August 29, 2016、Champress, August 29, 2016、al-Hayat, August 30, 2016、Iraqi News, August 29, 2016、Kull-na Shuraka’, August 29, 2016、al-Mada Press, August 29, 2016、Naharnet, August 29, 2016、NNA, August 29, 2016、Reuters, August 29, 2016、SANA, August 29, 2016、UPI, August 29, 2016などをもとに作成。

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ハマー県北西部でジュンド・アクサー機構、イッザ軍がシリア軍に猛攻を加え、複数カ村を制圧か(2016年8月29日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が北西部のハラファーヤー市一帯でジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団と交戦し、シリア軍は同地を激しく空爆・砲撃した。

ジュンド・アクサー機構はアル=カーイダ系組織で、ダーイシュ(イスラーム国)との関係もとりざたされている。

一方、イッザ軍はいわゆる「穏健な反体制派」。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月29日付)によると、ジュンド・アクサー機構は「マルワーン・ハディードの戦い」と銘打って同地のシリア軍に対する攻勢を強め、シリア軍の検問所複数カ所を制圧したという。

またイッザ軍をも、「アッラーのために我々は進む」の戦いと銘打って、ハマー県北西部およびイドリブ県南部での戦闘を激化させ、マサースィナ村、ズラーキーヤート村、ザッリーン村、シャルユート村、ブワイダ村、マアルカバ村一帯でシリア軍と交戦、さらにハマー航空基地に対して砲撃を加えたという。

これに対して、シリア軍は、カフルズィーター市、ラトミーン村、ザカート村を空爆・砲撃したという。

クッルナー・シュラカー(8月29日付)、ARA News(8月29日付によると、この戦闘で、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍、ナスル軍は、マサースィナ村、ハラファーヤー市、ブワイダ村、ズラーキーヤート村、ザッリーン検問所などシリア軍の拠点複数カ所を制圧したという

一方、ハマー県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍は県北部のムーリク市、ラターミナ町、マサースィナ村、ハラファーヤー市、マアルカバ村、ズラーキーヤート村北部、カフルズィーター市一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた県南西部のタッラフ村およびその一帯でヌスラ戦線と交戦し、戦闘員11人を殲滅した。

これに対して、ファトフ軍はサルハブ市をロケット弾で砲撃し、4人が負傷したという。

Kull-na Shuraka', August 30, 2016
Kull-na Shuraka’, August 30, 2016

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区に対して3日連続となる空爆を実施、また同地を砲撃した。

一方、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がジャッブーリーン村、ウンム・シャルシューフ村一帯、タルビーサ市一帯で反体制武装集団と交戦した。

また、シリア軍中部地区は、ヒムス市東部のライヤーン村(ライヤーン製油所近く)で、シリア駐留ロシア軍司令部の当事者和解調整センター(ラタキア県フマイミーム)の協力のもと、同地一帯の地元の名士、部族長と会談し、敵対行為を停止することで合意した。

この停戦合意(国民和解)には50の町村が参加したという。

なお、シリア駐留ロシア軍司令部の当事者和解調整センターによると、米・ロシアによる敵対行為停止合意履行後、国民和解に応じた市町村は486にのぼっているという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南西部郊外の士官学校一帯、第1070集合住宅計画地区でシリア軍、シリア人・外国人民兵がシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、フライターン市、英国人墓地地区一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がブルジュ・ザーヒヤ村のシリア軍拠点を砲撃、またカッバーナ町一帯でシリア軍と交戦した。

これに対してシリア軍は、クルド山一帯を空爆した。

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イドリブ県では、ARA News(8月30日付)によると、ロシア軍戦闘機がイドリブ市を白燐弾で空爆した。

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ダルアー県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がダルアー市各所で反体制武装集団と交戦した。

AFP, August 29, 2016、AP, August 29, 2016、ARA News, August 29, 2016、Champress, August 29, 2016、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2016、al-Hayat, August 30, 2016、Iraqi News, August 29, 2016、Kull-na Shuraka’, August 29, 2016、al-Mada Press, August 29, 2016、Naharnet, August 29, 2016、NNA, August 29, 2016、Reuters, August 29, 2016、SANA, August 29, 2016、UPI, August 29, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍の攻勢を受けてYPG主体のシリア民主軍はサージュール川以南に撤退(2016年8月29日)

アレッポ県では、『ハヤート』(8月30日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加するジャラーブルス軍事評議会は、トルコ軍による越境空爆・砲撃、戦車部隊の進攻から「村々や民間人を守る」として、ジャラーブルス市南部郊外一帯からサジュール川の南岸(マンビジュ市の北約12キロの地点)まで撤退すると発表した。image

シリア人権監視団によると「トルコ軍戦車の支援を受けたイスラーム過激派などの武装集団」とシリア民主軍がジャラーブルス市南部郊外一帯で戦闘を続けた。

なお、シャーム軍団によると、この戦闘で、反体制武装集団側は、13カ村を制圧したという。

シャーム軍団が制圧したと発表したのは、ハッルーナジー村、大ブーラダク村、小ブーラダク村、タンムーラ農場、ウンム・スース村、ザフル・マガーラ村、ドゥライム村、大トゥーハール村、ウンム・ラスーム村、マルハミーヤ村、ヤアクービーヤ村、小アラブ・ハサン村、ムフスィンリー村。

またシャーム戦線もシリア民主軍との戦闘の末、小トゥーハール村、上ウンム・ラウサ村を制圧したと発表した。

これにより、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団はサージュール川北岸までの地域をほぼ掌握した。

なお、ロイター通信(8月30日付)はトルコ軍消息筋の話として、トルコ軍は29日、シリア北部の16カ所に対して57回の砲撃を行ったと報じた。

Kull-na Shuraka', August 30, 2016
Kull-na Shuraka’, August 30, 2016

砲撃の標的については「テロ組織」と述べただけで、ダーイシュ(イスラーム国)なのかトルコ政府がテロ組織とみなす人民防衛隊なのかは明らかにはされなかったという。

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一方、シリア人権監視団によると、ジャラーブルス市西部郊外一帯では、トルコ軍および同軍の支援を受けた反体制武装集団がダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続けた。

これに対して、ダーイシュは、トルコ領内のキリス市を越境砲撃し、迫撃砲弾3発が同市に着弾した。

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西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官は、トルコ軍がハサカ県のカーミシュリー市・アームーダー市間に展開する人民防衛隊を越境砲撃したと発表した。

AFP, August 29, 2016、AP, August 29, 2016、ARA News, August 29, 2016、Champress, August 29, 2016、al-Hayat, August 30, 2016、Iraqi News, August 29, 2016、Kull-na Shuraka’, August 29, 2016、al-Mada Press, August 29, 2016、Naharnet, August 29, 2016、NNA, August 29, 2016、Reuters, August 29, 2016、SANA, August 29, 2016、UPI, August 29, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がヒムス市ワアル地区への爆撃を続ける(2016年8月28日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区を空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(8月28日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市を空爆し、女性2人が死亡した。

一方、SANA(8月28日付)によると、反体制武装集団がヒムス市ムハージリーン区を砲撃し、2人が死亡した。

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ダルアー県では、ARA News(8月28日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍(ヤルムーク殉教者旅団)がヤルムーク川流域のアイン・ザクル村一帯で、南部戦線と交戦した。

一方、SANA(8月28日付)によると、シリア軍がダルアー市マハッタ地区でご覧大隊と交戦した。

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ラタキア県では、ARA News(8月28日付)によると、カッバーナ町一帯でシリア軍が反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、現地活動家を名乗るハーリド・カースィムなる人物がARA News(8月28日付)に対して、シリア軍がアレッポ・ファトフ軍作戦司令室支配下のバヤーヌーン町に対する攻撃で、有毒ガスを装填した「樽爆弾」で攻撃を加えたと主張した。

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ハマー県では、SANA(8月28日付)によると、反体制武装集団がムハルダ市、サルハブ市、ザーラ火力発電所を砲撃し、女性1人が死亡した。

これに対して、シリア軍はラターミナ町東部でジュンド・アクサー機構の拠点を攻撃した。

シリア軍はまたスカイク村でアジュナード・シャーム・イスラーム連合の車輌を攻撃、これを破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月28日付)によると、シリア軍がハラスター市、ラジャム・バカル地区西部、でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、イスラーム軍と交戦、反体制武装集団がハラスター市に向けて掘削した全長180メートルの地下トンネルを破壊した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月27日に12件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。


AFP, August 28, 2016、AP, August 28, 2016、ARA News, August 28, 2016、Champress, August 28, 2016、al-Hayat, August 29, 2016、Iraqi News, August 28, 2016、Kull-na Shuraka’, August 28, 2016、al-Mada Press, August 28, 2016、Naharnet, August 28, 2016、NNA, August 28, 2016、Reuters, August 28, 2016、SANA, August 28, 2016、UPI, August 28, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はなおも有志連合の支援を受け、ラッカ市西部郊外でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年8月28日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(8月28日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市西部郊外のバグル村、タッル・ウスマーン村、ナフィーラ村、ウンム・ジャッハーシュ村、シャムスッディーン村をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

なお米主導の有志連合はシリア民主軍の進軍に先立って同地一帯のダーイシュ拠点に対する空爆を実施したという。

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月28日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地東部、ダイル・ザウル市ウルフィー地区、ジャウラ地区、フワイジャト・サクル、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するハーブール護衛部隊の司令官がシャッダーディー市郊外で地雷の爆発に巻き込まれ死亡した。

AFP, August 28, 2016、AP, August 28, 2016、ARA News, August 28, 2016、Champress, August 28, 2016、al-Hayat, August 29, 2016、Iraqi News, August 28, 2016、Kull-na Shuraka’, August 28, 2016、al-Mada Press, August 28, 2016、Naharnet, August 28, 2016、NNA, August 28, 2016、Reuters, August 28, 2016、SANA, August 28, 2016、UPI, August 28, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍によるジャラーブルス市郊外一帯での越境攻撃で民間人20人が死亡、トルコ側はテロリスト25人を殺害したと発表(2016年8月28日)

アレッポ県では、『ハヤート』(8月29日付)などによると、トルコ軍がジャラーブルス市郊外一帯で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点に対して砲撃と空爆を続け、シリア人権監視団によると、ジャラーブルス市南部郊外のビイルクーサー村に対するトルコ軍の越境砲撃と空爆で、民間人20人が死亡、15人が負傷した(シリア人権監視団は29日、ジュッブ・クーサー(ビイル・クーサー村)などでのトルコ軍の空爆での死者が41人(うち子供6人、女性6人)に上ると発表した。)。

SANA(8月28日付)も、トルコ軍および「それに追随する勢力」が「ダーイシュ(イスラーム国)に対する戦い」を口実としてジャラーブルス市郊外の複数の町村を空爆・砲撃し、ジュッブ・クーサー村(ビイル・クーサー村)に対する攻撃で民間人20人が死亡、50人が負傷したと伝えた。

一方、西クルディスタン移行期民政局の広報局は、トルコ軍の砲撃と空爆での民間人の死者は28日だけで75人にのぼったと発表した。

しかし、アナトリア通信(8月28日付)は、トルコ軍が、ジャラーブルス市郊外一帯での作戦によって、クルディスタン労働者党(PKK)と民主統一党(PYD)の「テロリスト」25人を殲滅したと伝えた。

トルコ軍による越境空爆・砲撃が続くなか、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団が同市南部郊外でシリア民主軍に対して攻勢を続け、クッルナー・シュラカー(8月28日付)によると、反体制武装集団は28日までに、ジャラーブルス市西部郊外で、バールーヤラーン村、ザーヒリーヤ村、ムダッリラ村をダーイシュから奪取し制圧、またジャラーブルス市南部郊外では、アイン・バイダー村、アマールナ村、ダービス村、バラーバーン村、ビイル・クーサー村、ナザル・フサイン村、マガーイル村、ハッジャージュ村、ヒルバ村をシリア民主軍所属組織から奪取し制圧、戦闘員多数を捕捉、武器を捕獲したという。

さらにラーイー村方面からジャラーブルス市方面に向かって西進する反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)は、カルサンリー村、シャイフ・ヤアクーブ村、アイヤーシャ村、アサリーヤ村をダーイシュから奪還、制圧したという。

なお、反体制武装集団の一つスルターン・ムラード師団のアフマド・ウスマーン大佐はロイター通信(8月28日付)に対して、トルコ軍の支援を受けている反体制武装集団は、シリア民主軍制圧下のマンビジュ市に向かって進軍しているという。

AFP, August 28, 2016、Anadolu Ajansı, August 28, 2016、AP, August 28, 2016、ARA News, August 28, 2016、Champress, August 28, 2016、al-Hayat, August 29, 2016、August 30, 2016、Iraqi News, August 28, 2016、Kull-na Shuraka’, August 28, 2016、al-Mada Press, August 28, 2016、Naharnet, August 28, 2016、NNA, August 28, 2016、Reuters, August 28, 2016、SANA, August 28, 2016、UPI, August 28, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ掃討を目的にシリア領内に進攻したトルコ軍戦車部隊がYPG主体のシリア民主軍と初めて本格交戦(2016年8月27日)

アレッポ県では、AFP(8月27日付)によると、トルコ軍がジャラーブルス市一帯に戦車部隊を増派し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属部隊と交戦した。

トルコ軍とシリア民主軍が本格的に交戦したのはこれが初めて。

シリア人権監視団によると、戦闘はジャラーブルス市南部10キロの地点に位置するアマールナ村一帯で起こり、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に近いジャラーブルス軍事評議会がトルコ軍戦車と対峙し、交戦したという。

AFPによると、トルコ軍戦車部隊と交戦したのはジャラーブルス軍事評議会、革命家軍、北の太陽旅団。

さらに、『ハヤート』(8月28日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団はまた、ジャラーブルス市南部の複数の村から人民防衛隊と連携する武装集団を掃討したという。

『ヒュッリイイェト』(8月27日付)によると、この増派により、シリア領内に展開しているトルコ軍の戦車は50輌、兵士は380人に上っているという。

ARA News(8月27日付)によると、この戦闘でジャラーブルス軍事評議会側はトルコ軍戦車2輌を破壊し、トルコ軍兵士1人が死亡、3人が負傷した。

一方、ジャラーブルス軍事評議会は声明を出し、トルコ軍戦闘機がアマールナ村にある同評議会の拠点や住居を空爆したと発表した。

この空爆で民間人複数人が死亡したという。

他方、「ユーフラテスの盾」作戦に参加するシャーム軍団はSNSを通じて声明を出し、ジャラーブルス市西部のフルワーニーヤ村(ダクナク村)、下ビール村(カンカウィー村)、上ビール村(カッラ・カウィー・アクラード村)、トゥライヒーム村を制圧したと発表した。

また、トルコのイスタンブールを拠点とするシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「自由シリア軍」がダーイシュとの戦闘の末に27日にタッル・シャイール村、フルワーニーヤ村、ハミール・アッジャージュ村を制圧したと主張した。

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このほか、クッルナー・シュラカー(8月27日付)、ARA News(8月27日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室は、県北部のラーイー村東部を東進、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、サルジュ・ガルビー村とハダバート村を制圧した。

AFP, August 27, 2016、AP, August 27, 2016、ARA News, August 27, 2016、Champress, August 27, 2016、al-Hayat, August 28, 2016、Hurriyet, August 27, 2016、Iraqi News, August 27, 2016、Kull-na Shuraka’, August 27, 2016、al-Mada Press, August 27, 2016、Naharnet, August 27, 2016、NNA, August 27, 2016、Reuters, August 27, 2016、SANA, August 27, 2016、UPI, August 27, 2016などをもとに作成。

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ハサカ県シャッダーディー市南部でYPG主体のシリア民主軍拠点をダーイシュが爆弾攻撃(2016年8月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シャッダーディー市南部のアナード村で大きな爆発が起きた。

爆発は、ダーイシュ(イスラーム国)が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍拠点を狙った爆弾攻撃によるもの。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、スフナ市、タイバ村、アーラーク油田一帯、タドムル市・スフナ市街道のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

一方、SANA(8月27日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(8月27日付)によると、シリア軍がラジャム・ダウラ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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クナイトラ県では、ARA News(8月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ビン・ワリード軍(ヤルムーク殉教者旅団)がシャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)の司令官の一人アブー・ハムザ・ジャワービラ氏を爆殺した。

AFP, August 27, 2016、AP, August 27, 2016、ARA News, August 27, 2016、Champress, August 27, 2016、al-Hayat, August 28, 2016、Iraqi News, August 27, 2016、Kull-na Shuraka’, August 27, 2016、al-Mada Press, August 27, 2016、Naharnet, August 27, 2016、NNA, August 27, 2016、Reuters, August 27, 2016、SANA, August 27, 2016、UPI, August 27, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市の葬儀会場を「樽爆弾」で爆撃し15人が死亡(2016年8月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市マアーディー地区の葬儀会場を2度にわたって「樽爆弾」で空爆し、子供11人を含む民間人15人が死亡、多数が負傷した。

一方、ARA News(8月27日付)などは、アレッポ市南西部士官学校一帯での戦闘で、砲兵学科長のアースィフ・ハイルベク准将が戦死したと報じた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、トルクメン山のアイン・イーサー村回廊一帯で、シリア軍が、シャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区を14回にわたって空爆した。

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イドリブ県では、SANA(8月27日付)によると、ファトフ軍がフーア市に向かって狙撃し、子供2人が負傷した。

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ダルアー県では、SANA(8月27日付)によると、シリア軍がダルアー市旧税関地区で反体制武装集団と交戦した。

AFP, August 27, 2016、AP, August 27, 2016、ARA News, August 27, 2016、Champress, August 27, 2016、al-Hayat, August 28, 2016、Iraqi News, August 27, 2016、Kull-na Shuraka’, August 27, 2016、al-Mada Press, August 27, 2016、Naharnet, August 27, 2016、NNA, August 27, 2016、Reuters, August 27, 2016、SANA, August 27, 2016、UPI, August 27, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍と反体制武装集団はアレッポ県アアザーズ市とジャラーブルス市を結ぶ国境地帯の掌握をめざし、ダーイシュとの戦いを続ける一方、アフリーン市一帯のYPG拠点をともに攻撃(2016年8月26日)

アレッポ県では、ARA News(8月26日付)によると、ジャラーブルス市一帯では、トルコ軍によるダーイシュ(イスラーム国)拠点への砲撃と反体制武装集団とダーイシュの戦闘が続いた。

シャーム軍団、スルターン・ムラード師団などからなる反体制武装集団はジャラーブルス市西方のジャーリズ村、ヤフムール村の制圧をめざし、進軍を続けているという。

なお、ジャラーブルス市一帯から西進する反体制武装集団が、ラーイー村一帯に到達すれば、アレッポ県北東部のアアザーズ市、マーリア市からラーイー村を経てユーフラテス川西岸(ジャラーブルス市)にいたる国境地帯を、同地の西に位置するアフリーン市一帯とユーフラテス川以東を結ぶ「クルド・ベルト」を設置しようとしていた西クルディスタン移行期民政局に先んじて掌握することになる。

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一方、シリア民主評議会(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体)のライザーン・ハッドゥー氏によると、トルコ軍が県北西部にある西クルディスタン移行期民政局支配下のミーサーカー村などアフリーン市周辺の村々にある人民防衛隊の拠点を越境砲撃し、複数の住民が負傷した。

またこれと合わせて、シャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)、ヌールッディーン・ザンキー運動、シャーム軍団、スンナ軍、シャーム戦線、シャーム自由人イスラーム運動がアフリーン市南東部のマンナグ村、マルアナーズ村、アイン・ダクナ村を砲撃した。

ARA News(8月26日付)が伝えた。

AFP, August 26, 2016、AP, August 26, 2016、ARA News, August 26, 2016、Champress, August 26, 2016、al-Hayat, August 27, 2016、Iraqi News, August 26, 2016、Kull-na Shuraka’, August 26, 2016、al-Mada Press, August 26, 2016、Naharnet, August 26, 2016、NNA, August 26, 2016、Reuters, August 26, 2016、SANA, August 26, 2016、UPI, August 26, 2016などをもとに作成。

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ダイル・ザウル市などでシリア軍とダーイシュが交戦(2016年8月26日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月26日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市フワイジャト・サクル、ジャフラ村、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

一方、シリア人権監視団によると、数十輌の車輌からなるダーイシュ(イスラーム国)がイラク方面に移動した。

車列はアレッポ県北部から撤退したものだと思われるという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラミーヤ市・イスリヤー村回廊一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, August 26, 2016、AP, August 26, 2016、ARA News, August 26, 2016、Champress, August 26, 2016、al-Hayat, August 27, 2016、Iraqi News, August 26, 2016、Kull-na Shuraka’, August 26, 2016、al-Mada Press, August 26, 2016、Naharnet, August 26, 2016、NNA, August 26, 2016、Reuters, August 26, 2016、SANA, August 26, 2016、UPI, August 26, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市南西部郊外一帯でシリア軍とファトフ軍の戦闘が続く(2016年8月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、シリア人・外国人戦闘員が、アレッポ市南西部郊外の士官学校航空技術科一帯、第1070集合住宅建設地区、ジャムイーヤート丘一帯でシャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍と高専、戦闘機(所属明示せず)が同地を空爆した。

また、ARA News(8月26日付)によると、ロシア軍戦闘機がハイヤーン町を空爆し、住民8人が死亡、20人が負傷、またフール村にあるフダー病院を空爆した。

さらに、シリア軍はアレッポ市アンサーリー地区を空爆し、民間人6人が死亡、またバヤーヌーン町、ハイヤーン町を砲撃した。

一方、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は声明を出し、シリア政府支配下のカースティールー街道を経由して、アレッポ市東部に国連の車輌が人道支援物資を搬入することに同意した、と発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ジャーヌーディーヤ町をシリア軍が「樽爆弾」で空爆し、子供1人、女性1人を含む3人が死亡、10人が負傷した。

また貨物航空機がファトフ軍によって包囲されているフーア市、カファルヤー町に支援物資を投下した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月26日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプ一帯、ヒッラーン・アワーミード村農場地帯で反体制武装集団の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、SANA(8月26日付)によると、シリア軍がダルアー市マハッタ地区、ヌアイマ村、ヤードゥーダ村で反体制武装集団と交戦した。

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ラタキア県では、クッルナー・シュラカー(8月26日付)によると、シリア軍がカッバーナ町一帯で反体制武装集団と交戦し、同地を空爆した。

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ハサカ県では、SANA(8月26日付)によると、ハサカ市でのシリア政府当局と西クルディスタン移行期民政局の停戦合意に従い、シリア軍・国防隊と人民防衛隊・アサーイシュが逮捕者・捕虜の交換を行った。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月25日に9件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1090件。

AFP, August 26, 2016、AP, August 26, 2016、ARA News, August 26, 2016、Champress, August 26, 2016、al-Hayat, August 27, 2016、Iraqi News, August 26, 2016、Kull-na Shuraka’, August 26, 2016、al-Mada Press, August 26, 2016、Naharnet, August 26, 2016、NNA, August 26, 2016、Reuters, August 26, 2016、SANA, August 26, 2016、UPI, August 26, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市でファトフ軍が「穏健な反体制派」と目される第16歩兵師団の本部・拠点を急襲、メンバーを拘束(2016年8月25日)

アレッポ県では、ARA News(8月25日付)によると、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部で、シャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム軍団などファトフ軍に所属するジハード主義武装集団が「穏健な反体制派」と目されている第16歩兵師団の本部・拠点複数カ所を急襲し、同師団に所属する殉教者バドル旅団のアブドゥルハーリク・ハヤーニー司令官らメンバー多数を拘束した。

粛清はブアイディーン地区、ハラク地区、ブスターン・バーシャー地区、シャイフ・ハドル地区、シャイフ・ファーリス地区、ハイダリーヤ地区で敢行された。

ARA Newsによると、7月末のシリア軍によるアレッポ市東部地区包囲に際して、第16歩兵師団のアブー・アリー・サッカなる司令官が、アレッポ市バニー・ザイド地区での戦闘で、シリア軍から多額の資金を受け取り、トルコに逃亡、同地区をシリア軍に明け渡したとの嫌疑が、粛清の背景にあるという。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはYPGが撤退したとされるマンビジュ市南部郊外のシリア民主軍拠点を攻撃(2016年8月25日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月25日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマンビジュ市南部のカスラ村にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を攻撃した。

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ヒムス県では、SANA(8月25日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がヒムス市東部のウンム・スィルジュ村を砲撃し、住民2人が死亡した。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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トルコ国境に面するジャラーブルス市(アレッポ県)南部で反体制武装集団とYPGが交戦、トルコ軍もYPGを攻撃(2016年8月25日)

アレッポ県では、複数の反体制消息筋とシリア人権監視団によると、トルコ軍と有志連合の支援を受けてジャラーブルス市一帯を制圧した反体制武装集団が、同市南部10キロの地点まで進軍した。

だが、同監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はこれに先立ち、ジャラーブルス市南部約8キロの地点まで進軍、同地を掌握、複数の反体制消息筋によると、25日晩、同市南部のアマールナ村一帯(ユーフラテス川以西)で、反体制武装集団(クルド革命家大隊も加勢)とシリア民主軍が交戦したという。

アマールナ村は25日、反体制武装集団によって制圧されていたという。

また、ARA News(8月25日付)は、トルコ軍の複数の消息筋の話として、ジャラーブルス市南部一帯にある西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点を砲撃したと伝えた。

一方、ロイター通信(8月25日付)は、複数の目撃者の話として、戦車9輌からなるトルコ軍増援部隊がシリア領内に侵入した。

トルコ軍は24日に戦車・装甲車20輌以上をシリア領内に展開させている。

なお、トルコの複数メディアによると、24日に開始された「ユーフラテスの盾」作戦に参加しているトルコ軍兵士は300~500人におよぶ。

また、トルコ軍兵士に加えて、反体制武装集団戦闘員1,200人あまりが作戦に参加している。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市内ではシリア軍の爆撃で15人が、ファトフ軍の砲撃で6人が死亡(2016年8月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市バーブ・ナイラブ地区を「樽爆弾」で空爆し、子供11人を含む15人が死亡した。

一方、SANA(8月25日付)によると、シリア軍がアレッポ市南西部郊外でウンム・カルア丘を襲撃しようとした反体制武装集団(ファトフ軍)と交戦、これを撃退した。

シリア軍はまた、士官学校一帯、マアッラータ村、バーズー丘で反体制武装集団の拠点を空爆した。

ファトフ軍がアレッポ市サラーフッディーン地区を砲撃し、女性1人を含6人が死亡、34人が負傷した。

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ヒムス県では、ARA News(8月25日付)によると、シリア軍が包囲するヒムス市ワアル地区に国連とシリア赤新月社の支援チームが貨物トラック13台分の支援物資を搬入した。

一方、SANA(8月25日付)によると、シリア軍がアクラブ町、ウンム・シャルシューフ村、アンズ村でシャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)などからなる反対し江武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(8月25日付)によると、シリア軍がダルアー市ダルアー・バラド地区、マハッタ地区、旧税関地区南部、避難民キャンプ一帯で反体制武装集団の拠点に対する特殊作戦を行った。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月24日に9件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県、ハマー県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1054件。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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西グータ地方(ダマスカス郊外県)の反体制武装集団の拠点都市ダーライヤー市で停戦が成立、戦闘員700人はイドリブ県に退去(2016年8月25日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月25日付)によると、西グータ地方における反体制武装集団(イスラーム軍など)の拠点都市であるダーライヤー市で停戦合意が成立した。

ダーライヤー市長のマルワーン・ウバイド氏がSANA特派員に明らかにしたところによると、停戦合意は、①ダーライヤー市の正常化、②同市内の住民約4,000人のダマスカス県およびダマスカス郊外県に設置された仮設居住施設への移送、③同市内で籠城を続けてきた戦闘員700人の中火器および重火器のシリア軍への引き渡しとイドリブ市への退去、を骨子とするという。

ARA News, August 25, 2016
ARA News, August 25, 2016
SANA, August 25, 2016
SANA, August 25, 2016

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これに関して、シリア人権監視団も、シリア政府当局とダーライヤー市で活動する諸派との間で交渉が行われ、同市での停戦が発効したと発表した。

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クッルナー・シュラカー(8月25日付)によると、ダーライヤー市内には約8,300人の民間人が反体制武装集団とともに籠城を続けてきた。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、スワイダー県でダーイシュの拠点を爆撃(2016年8月24日)

ハマー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がイスリヤー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がアーバール・ラシーダ地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はイスラーム軍などとの戦闘の末、ダマスカス郊外県ドゥーマー市北東部のリーハーン農場をほぼ完全制圧(2016年8月24日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団の支援を受け、ドゥーマー市北東部のリーハーン農場で反体制武装集団を掃討、同地をほぼ完全に制圧した。

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ダマスカス県では、SANA(8月24日付)によると、東グータ地方(ダマスカス郊外県)で活動するイスラーム軍が撃った迫撃砲弾がタフリール広場に着弾し、3人が負傷した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(8月25日付)などによると、シャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍が、シリア軍によって再制圧されたアレッポ市南部郊外の要衝ウンム・カラア丘奪還に向けて攻撃を大なったが、失敗に終わった。

一方、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がアレッポ市南西部郊外の士官学校一帯でファトフ軍の拠点、車輌を空爆した。

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ハマー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がムーリク市南部一帯でジュンド・アクサー機構の拠点、車輌を攻撃、戦闘員11人を殲滅した。

シリア軍はまた、ラハーヤー村で反体制武装集団の拠点を攻撃した。

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ヒムス県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がファルハーニーヤ村、ザアフラーナ村、タッルドゥー市、ブルジュ・カーイー村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などの反体制武装集団の拠点を空爆した。

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イドリブ県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がシャラフ村、サラーキブ市、カルサア村でファトフ軍の拠点を空爆した。

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クナイトラ県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がウンム・バーティナ村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がダルアー市郵便局一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)所属のイウティサーム・ビッラー旅団などと交戦した。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍がジャラーブルス市(アレッポ県)一帯からのダーイシュとPYDの排除を目的としてシリア領内に進攻、「穏健な反体制派」を主体とする反体制武装集団が同市一帯を制圧(2016年8月24日)

アレッポ県では、『ハヤート』(8月25日付)などによると、トルコ軍が午前2時、トルコ国境におけるダーイシュ(イスラーム国)の最後の拠点ジャラーブルス市一帯からダーイシュおよび西クルディスタン移行期民政局を排除するための作戦を開始、戦車や装甲車からなる地上部隊をシリア領内に進攻させるとともに、同地一帯を越境空爆・砲撃した。

トルコ軍戦闘機がシリア領空を侵犯し、空爆を実施するのは、2015年11月にロシア軍戦闘機を撃墜して以降初めて。

アナトリア通信(8月24日付)によると、トルコ軍の砲撃は81の標的に対して294回に及び、ジャラーブルス市の司令官(アミール)を含むダーイシュ戦闘員少なくとも46人を殲滅したという。

ARA News, August 24, 2016
ARA News, August 24, 2016
al-Hayat, August 25, 2016
al-Hayat, August 25, 2016
ARA News, August 24, 2016
ARA News, August 24, 2016

また、これと時を同じくして、トルコ領内から完全武装でジャラーブルス市一帯に進入していた「反体制武装集団」の戦闘員約1,200人が「ユーフラテスの盾」の戦いと銘打ち、同市制圧に向けた作戦を開始した。

ジャラーブルス市はユーフラテス川河畔に位置するトルコ国境沿いの都市で、人口は推計で2万5,000人、アラブ人、トルクメン人(トルコ系住民)が混住、2012年にシリア政府の支配を脱したが、2014年以降はダーイシュ(イスラーム国)の支配下に入っていた。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月24日付)によると、「ユーフラテスの戦い」に参加した反体制武装集団は、ハムザ師団、シャーム軍団、スルターン・ムラード師団、シャーム自由人イスラーム運動、ヌールッディーン・ザンキー運動、タフリール軍、山地の鷹旅団、シャーム戦線で、先週、トルコ領内にあるトルコ軍特殊部隊の基地で教練を受け、トルコ軍の空爆・砲撃による支援を受けて、24日早朝に作戦を開始したという。

Youtube, August 24, 2016
Youtube, August 24, 2016

クッルナー・シュラカー(8月24日付)、ARA News(8月24日付)などによると、トルコ軍特殊部隊の支援を受けた反体制武装集団は、ダーイシュの支配下にあった同市周辺のハジャリーヤ村、カトリージャ村、カトラジャ丘、キークリージャー村を次々と制圧、その後、ジャラーブルス市に突入し、同市を制圧、ハムザ師団がその映像(https://youtu.be/cPhu1ApUrNo)をインターネットを通じて公開した。

Youtube, August 24, 2016
Youtube, August 24, 2016
Youtube, August 24, 2016
Youtube, August 24, 2016

シリア人権監視団によると、反体制武装集団は、トルコ軍に加えて米軍主導の有志連合の空爆による航空支援も受け、アナトリア通信(8月24日付)によると、トルコ軍と有志連合のF-16戦闘機がジャラーブルス市一帯のダーイシュ拠点への空爆を実施したという。

なお、ジャラーブルス市制圧後、反体制武装集団は同市南部に進軍し、ARA News(8月24日付)によると、ジャーミル村を制圧した。 

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一方、アレッポ県北西部では、ARA News(8月24日付)によると、アアザーズ市(ジハード主義武装集団と「穏健な反体制派」の拠点都市)近郊のアキダ村をダーイシュ(イスラーム国)が襲撃したが、反体制武装集団はこれを撃退した。

ロシアの仲介により西クルディスタン移行期民政局とシリア政府はハサカ市での停戦の合意、民政局は同市の90%を掌握(2016年8月23日)

ハサカ県では、『ハヤート』(8月24日付)によると、ラタキア県のフマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部で、ロシア軍高官の仲介のもと、ハサカ市で武力衝突してきた西クルディスタン移行期民政局とシリア政府が停戦に合意した。

複数のクルド人反体制活動家によると、停戦合意は以下4点を骨子とするという:

1. 23日午前2時に西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ・人民防衛隊と国防隊・シリア軍双方が戦闘を停止する。
2. 国防隊が制圧・解放したすべての地域をアサーイシュに引き渡し、アサーイシュがこれを管理する。
3. シリア軍部隊はハサカ市から退去する。
4. ハサカ県警察(シリア政府当局)が市内の公共機関が立ち並ぶ治安厳戒地区を管理し、同地区内におけるいかなる武装勢力の存在も許さない。

ハサカ市内での戦闘をめぐっては、西クルディスタン移行期民政局側が「ジャズィーラ地区」(ハサカ県内の同民政局の支配地域)における国防隊の解体を要求してきたが、停戦合意には盛り込まれていない。

またシリア政府側も、ハサカ市内を衝突前の状態に現状回復することを主張してきたが、これも認められなかった。

西クルディスタン移行期民政局側の交渉団に参加したスィーハーヌーク・ディーブー氏(人民防衛隊幹部)はAFP(8月23日付)に対して、停戦合意は午前3時に発効したとしつつ、「現時点では合意に達したのは、戦闘停止だけで、その持続は、提案されているそのほかの交渉条件の進捗次第」だと述べた。

なお、16日から続いていた西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ・人民防衛隊と国防隊・シリア軍の戦闘の結果、前者はハサカ市の約90%を支配下に収めることに成功した。

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一方、SANA(8月23日付)は、「クルディスタン労働者党の武装部門アサーイシュ」(西クルディスタン移行期民政局のアサーイシュと人民防衛隊)と「シリア政府当局」(国防隊とシリア軍)が停戦に合意したことを受け、ハサカ市内での戦闘が徐々に終息し、日常生活が回復しつつある、と伝えた。

同報道によると、アサーイシュは23日にも停戦に違反し、市中心街の中央市場(スーク・ハール)の西側に隣接するアスカリー地区で治安部隊隊員を狙撃、1人を殺害したが、こうしたなかでも市内では多くの商店が通常通りの営業を行ったという。

西クルディスタン移行期民政局とシリア政府当局は21日、ハサカ市内での戦闘を終息させることで原則合意し、その後アサーイシュ側による違反によって発効が遅れているが、最終的な調整作業が進行中で、23日午前9時から、①双方による捕虜、犠牲者の遺体、負傷者の引き渡し②ハサカ市とカーミシュリー市を結ぶ街道、ハサカ市内外のシリア軍拠点にいたる道路、そして市内の道路の再開、③クルド問題解決に向けた作業および支援の継続、④政府機関を解雇された職員の処遇についての協議、が開始されたという。

AFP, August 23, 2016、AP, August 23, 2016、ARA News, August 23, 2016、Champress, August 23, 2016、al-Hayat, August 24, 2016、Iraqi News, August 23, 2016、Kull-na Shuraka’, August 23, 2016、al-Mada Press, August 23, 2016、Naharnet, August 23, 2016、NNA, August 23, 2016、Reuters, August 23, 2016、SANA, August 23, 2016、UPI, August 23, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.