シリア軍はバーブ市南東部に位置する戦略的要衝ジャッラーフ航空基地をダーイシュから奪還し制圧(2017年3月9日)

スプートニク・ニュース(3月9日付)は、シリア軍前線司令官からの情報として、シリア軍がアレッポ市とラッカ市を結ぶ街道に面するバーブ市南東部の戦略的要衝のジャッラーフ航空基地をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧したと伝えた。

Kull-na Shuraka’, March 9, 2017
ARA News, March 9, 2017

ARA News(3月9日付)によると、シリア軍はこのほかにも、ハフサ町一帯の10カ村を制圧した。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、Sputnik News, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍報道官「米国はラッカ市解放作戦へのトルコ軍の参加を認めない」(2017年3月9日)

『ハヤート』(3月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・サッルー報道官は、ラッカ市孤立化(そして解放)に向けたダーイシュ(イスラーム国)との戦いに関して、米国高官から「ラッカ市奪還作戦においてトルコが役割を果たすことはあり得ない…。トルコがシリア領をこれ以上占領することは許されない」と述べた。

サッルー報道官によると、シリア民主軍は2月のジョン・マケイン米上院議員との会合で米国側の意向を知らされたという。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍がハワール・キリス作戦司令室とシリア民主軍の兵力引き離しのためマンビジュ市西部郊外に展開した「シリア国境警備隊」を砲撃し、多数が死傷(2017年3月9日)

SANA(3月9日付)は、シリア軍消息筋の話として、トルコ軍がアレッポ市西部のマンビジュ市郊外にあるシリア軍および予備部隊の拠点複数カ所に砲撃を加えたと伝えた。

トルコ軍の砲撃を受けたのは、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とロシアの合意を受けて、シリア民主軍支配地域と、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室支配地域の間に展開したばかりの「シリア国境警備隊」の拠点。

スカイ・ニュース(3月9日付)によると、トルコ軍による砲撃はジュッブ・ハムラ村、ブーヒージュ村、ブーガーズ村、クール・フユーク村一帯におよび、シリア国境警備隊隊員多数が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がマンビジュ市西部郊外で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

戦闘はハムラー村、ブーヒージュ村、ブーガーズ村、クール・フユーク村一帯で激しく行われ、ハワール・キリス作戦司令室はシリア民主軍戦闘員8人を殺害、またバトゥーシーヤ村ではシリア軍兵士2人を捕捉した。

ARA News, March 9, 2017
Kull-na Shuraka’, March 9, 2017

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、Sky News Arabic, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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米・ロシア両軍がシリア領内でダーイシュ支配地域を「無差別爆撃」、女性と子供を含む20人以上を殺害(2017年3月9日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米軍主導の有志連合と思われる戦闘機が8日深夜から9日未明にかけて、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のマタッブ村を空爆し、子供6人を含む民間人14人が死亡した。

マタッブ村はラッカ市北東部の戦略的要衝に位置し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が同地に向けて進軍を続けている。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)支配下のマヤーディーン市を空爆し、女性1人、子供3人を含む7人が死亡した(クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、死者は30人)。

ロシア軍の空爆は避難民が身を寄せている学校や住宅街に対して行われたという。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダルアー市マンシヤ地区のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団への攻撃を強化(2017年3月9日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員が、ダルアー市マンシヤ地区のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対して激しい攻撃を加えた。

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ダマスカス郊外県では、SANA(3月9日付)によると、シリア軍がハラスター市で反体制武装集団が掘削した全長300メートル強の地下トンネルを発見した。

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イドリブ県では、SANA(3月9日付)によると、シリア軍がカフルナブル市、スフーフン村、ハーン・シャイフーン市、ブワイダ村でシャーム解放機構の拠点、武器庫などを空爆・砲撃した。

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ハマー県では、SANA(3月9日付)によると、シリア軍がブワイダ村、アトシャーン村、ラターミナ町、カフルズィーター市一帯で反体制武装集団の拠点を攻撃した。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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シリア国民連合がトルコのイスタンブールで会合を開き政治移行の実現をめざすと改めて表明(2017年3月9日)

シリア革命反体制勢力国民連立政治委員会がトルコのイスタンブールで開かれ、アブドゥルアハド・アスティーフー副代表、ナスル・ハリーリー氏(最高交渉委員会代表団団長)、シリアの友連絡グループ各国代表が参加、シリア情勢への対応について協議した。

会談後、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ジュネーブ合意(2012年6月)に準じた政治移行の実現を引き続きめざすとの姿勢を改めて表明した。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県でダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ビン・ワリード軍の司令官が自爆攻撃を受け死亡(2017年3月8日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の司令官が、ジュライン村で、手榴弾を持った男性の自爆攻撃によって殺害された。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県で対立するシャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動が和解(2017年3月8日)

シャーム解放機構の幹部の一人でアブドゥッサラーム・アブドゥッラッザーク大尉(ヌールッディーン・ザンキー運動)はツイッター(3月7日付)で、シャーム自由人イスラーム運動との和解合意が成立したと綴った。

アブドゥッラッザーク大尉によると、和解合意は、武力衝突の停止、双方の停戦、双方が新たに設置した検問所の撤去などを骨子とするという。

Kull-na Shuraka’, March 8, 2017

また、イドリブ県で活動する活動家がARA News(3月8日付)に明らかにしたところによると、和解合意は、このほか捕虜交換、シャーム解放機構のマストゥーマ基地からの撤退などが盛り込まれているという。

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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トルコ災害緊急事態管理局は、バーブ市(アレッポ県)北部郊外でシリア人難民・避難民を収容するための都市建設を計画(2017年3月8日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月8日付)は、トルコの複数の消息筋の話として、トルコ災害緊急事態管理局(AFAD)がアレッポ県バーブ市北部郊外に、シリア人難民・避難民を収容する都市を建設することを計画していると伝えた。

バーブ市は、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室によってダーイシュ(イスラーム国)から奪取、制圧されたばかりで、トルコ政府は同地を南端とするアレッポ県北部国境地帯を「安全(保障)地帯」に設置し、飛行禁止空域を設定、トルコ領内のシリア人難民を同地に押し出そうと企図してきた。

同消息筋によると、新都市は6ヶ月かけてバーブ市北部のナダーフ地区に2DKの住居1万1,375棟を建設する予定だという。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月8日付)によると、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室によってダーイシュ(イスラーム国)から奪取されたバーブ市で、地元評議会が発足した。

バーブ市地元評議会は27人からなり、議長にはジャマール・アフマド・ウスマーン氏、副議長にはアブドゥルハミード・ザーヒル氏が就任した。

Kull-na Shuraka’, March 8, 2017

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はバーブ市南東部でダーイシュ掃討作戦を続け、19カ村を新たに制圧(2017年3月8日)

アレッポ県では、SANA(3月8日付)によると、シリア軍がバーブ市南東部・ダイル・ハーフィル市東部方面でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を続け、19カ村を制圧し、治安と安定を回復するとともに、アレッポ市に水道を供給する揚水施設2カ所を制圧した。

シリア軍が予備部隊とともに制圧したのは、スフナ村、小アールーダ村、アールーダト・ビーラ村、フルバト・サラーミー村、大ラスム・ハルマル村、小ラスム・ハルマル村、大ハッブーバ村、小ハッブーバ村、ラスム・アッブード村、ジャフタルク村、ハームド村、トゥートゥーン丘およびその一帯、ジュッブ・ヒンディー村、ラスム・アクラア村、フッリーヤ村、バービーリー村、ヒルバト・アクラ村、ヒルバト・サリーブ村、マドゥーラ村、アスワド丘、ハーン・ハムル村。

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SANA, March 8, 2017

一方、ARA News(3月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が声明を出し、マンビジュ市西部のブーガーズ村を砲撃しようとしたハワール・キリス作戦司令室の戦車を攻撃、破壊したと発表した。

ARA News, March 8, 2017

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市クスール地区、ジャウラ地区を砲撃し、25人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(3月8日付)によると、シリア軍がブワイダ村、クライブ・サウル村、ルワイビダ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はイスラーム軍などからなる反体制武装集団とダマスカス郊外県で交戦(2017年3月8日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機がイスラーム軍の拠点都市ドゥーマー市、ナシャービーヤ町、ハズラマー村、ダーヒヤト・アサド町を空爆し、女性1人を含む2人が死亡、11人が負傷した。

またシリア軍はハラスター市、サクバー市を砲撃した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、イスラーム軍などからなる反体制武装集団が、ティシュリーン地区、ティシュリーン軍事病院一帯、バルザ区、カーブーン区一帯で、シリア軍、親政権武装勢力と交戦し、砲弾がジャウバル区、アダウィー地区農園地帯などにも着弾した。

一方、SANA(3月8日付)によると、反体制武装集団がマサーキン・バルザ地区を砲撃し、女性1人が死亡した。

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ハマー県では、SANA(3月8日付)によると、シリア軍がラターミナ町、マサースィナ村、タイバト・イマーム市でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

これに対して、反体制武装集団は、ミスヤーフ市郊外のターウーナ村を砲撃し、1人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(3月8日付)によると、シリア軍がラスタン市でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月8日付)によると、ダルアー市とウンム・マヤーズィン町を結ぶ街道で、反体制武装集団の戦闘員が乗った車が爆弾の爆発に巻き込まれ、戦闘員7人が死亡した。

一方、SANA(3月8日付)によると、シリア軍がダルアー市内(ヤルムーク学校南部、郵便局北東部、ミスリー交差点一帯など)でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、建物群複数カ所を奪還した。

シリア軍はまた、インヒル市一帯、イズラア市東部で反体制武装集団と交戦した。

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動がシャーム解放機構にイドリブ県内の拠点マストゥーマ町を明け渡したことを受け、同地が抗議デモ(2017年3月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マストゥーマ村でシャーム解放機構の退去を求めるデモが発生し、デモ参加者はシャーム自由人イスラーム運動の旗を掲げて抗議した。

マストゥーマ村は、シャーム解放機構の主要拠点の一つだが、5日、シャーム解放機構が進攻し、戦闘の末に、マストゥーマ基地、タフタナーズ航空基地を制圧していた。

これを受け、シリア解放委員会とシャーム自由人イスラーム運動は停戦に合意し、シャーム自由人イスラーム運動はマストゥーマ村からの撤退に同意、同地にはシャーム解放機構の戦闘員が進駐した。

停戦合意では、シャーム自由人イスラーム運動は軽火器を携帯してマストゥーマ村から撤退、重火器についてはシャーム解放機構に引き渡す旨定められているという。

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県ではダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が反体制武装集団と交戦(2017年3月7日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月7日付)によると、反体制武装集団がヤルムーク川流域でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍と交戦した。

Kull-na Shuraka’, March 7, 2017

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室はバーブ市東部郊外、アアザーズ市南部郊外でYPG主体のシリア民主軍を攻撃(2017年3月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がアリーマ町(バーブ市東部)西部のブーガーズ村に展開する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対して砲撃を加えた。

ARA News(3月7日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室はまた、アアザーズ市南部郊外の西クルディスタン移行期民政局支配下地域に進軍を試みた。

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部のジャズル油田をダーイシュから奪還(2017年3月7日)

ヒムス県では、SANA(3月7日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、県東部のジャズル油田、アーミリーヤ山地および周辺の丘陵地帯でダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、同地一帯を制圧した。

なお、同地およびジャハール油田、マフル油田に対して、5日にロシア軍特殊部隊とシリア軍第5軍団が降下作戦を敢行していた。

クッルナー・シュラカー(3月8日付)などによると、ジャハール油田、シャーイル油田は依然としてダーイシュの掌握下にあるという。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月7日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市郊外のサルダ山、第17高地、サヌーフ丘、墓地地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点、車輌を攻撃した。

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ハマー県では、SANA(3月7日付)によると、シリア軍がサラミーヤ市東部のバルグーティーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を集中的に攻撃し、戦闘員多数を殲滅、ヒムス県タドムル市方面に通じる兵站路を遮断した。

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハフサ町など15町・村をダーイシュから奪還、アレッポ・ラッカ街道沿いの要衝ジャッラーフ航空基地に迫る(2017年3月7日)

アレッポ県では、SANA(3月7日付)によると、シリア軍がバーブ市南東部で南進を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあった15町・村を新たに制圧、治安と安定を回復した。

シリア軍が新たに奪還したのは、ハフサ町、ハフィーヤト・ハムル村、リーハーニーヤ村、ハルナト・シハーブ村、マアルバー村、ザヒーラ村、大カバブ村、小カバブ村、ウンム・ラスーム村、カッバーリーヤ村、ラスム・ブーハル村、タッバーラ村、バルーワ村、アズィーズィーヤ村、カバーン・シャイフ・アブヤド村。

muslim.org
southfront.org

 

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、ヒズブッラーのエリート部隊、ロシア軍機甲大隊とともに、アレッポ市への水道供給が50日以上にわたって停止していたハフサ町郊外のバービリー揚水場を制圧、そしてアレッポ市とラッカ市を結ぶ街道沿いに位置する戦略的要衝のジャッラーフ航空基地を見下ろすことができる地域一帯に到達した。

ジャッラーフ航空基地は2013年2月に反体制武装集団によって制圧されたのち、2014年にダーイシュが戦闘の末に手中に収めた。

ダーイシュは同基地で捕獲した戦闘機を使用するためパイロット養成に向けた教練を試みたとされるが、シリア軍は同基地で捕獲された戦闘機3機のうちの2機を破壊、また残る1機も利用不能となったという。

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AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス県東部および東グータ地方などで反体制武装集団との戦闘を続ける(2017年3月7日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がアルバイン市一帯を空爆し、マルジュ・スルターン村一帯を地対地ミサイルと思われる砲弾で砲撃した。

シリア軍はまたハズラマー村一帯で、反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月7日付)によると、ワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプが、ダマスカス県カーブーン区、ダマスカス郊外県東グータ地方を拠点とする反体制武装集団の砲撃を受け、6人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区農園地帯で、シリア軍と反体制武装集団が戦闘を続け、シリア軍が同地を地対地ミサイルや迫撃砲で攻撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がダルアー市マンシヤ地区一帯で再び戦闘を激化させ、シリア軍が同地を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(3月7日付)によると、シリア軍がダルアー市ダルアー・バラド地区、難民キャンプ地区、カラク地区、アッバースィーヤ地区、ビラール・ハバシー・モスク北部一帯でシャーム解放機構の拠点を攻撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部のナイラブ航空基地に向けて反体制武装集団が砲撃を加えた。

これに対して、シリア軍はアレッポ市南部のカフルカール村、バナーン・フッス村、ラスム・アミーシュ村の反体制武装集団拠点を砲撃した。

またアレッポ市西部郊外のザフラー協会地区一帯ではシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハウラ地方、タルビーサ市周辺、ガジャル村、シャアバーニーヤ村を空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッリー町一帯に弾道ミサイルと思われる砲弾で攻撃を加えた。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(3月7日付)によると、ロシア軍はカフルズィーター市を空爆、同地の病院が再び利用不能となった。

Kull-na Shuraka’, March 7, 2017

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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シリア軍がシリア民主軍とハワール・キリス作戦司令室支配地域間の緩衝地帯に展開するも、活動家らは展開した部隊がシリア軍の軍服を纏ったYPGだと指摘(2017年3月6日)

RT(3月5日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とロシアの合意に基づき、アレッポ県ユーフラテス川以西に位置するシリア民主軍の拠点都市マンビジュ市一帯とトルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室の支配地域の緩衝地帯の6カ村にシリア軍所属の「シリア国境警備隊」が展開したと伝え、その映像を公開した。

映像ではシリア国境警備隊の司令官ハーズィム・ザーザー氏が緩衝地帯に部隊が展開したとする声明文を読み上げている。

これに関して、クッルナー・シュラカー(3月6日付)は、活動家らの話として、ザーザー氏がシリア軍の士官ではなく、人民防衛隊のアフマド・アルシュ氏だと伝えた。

アルシュ氏はシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の傘下にあるマンビジュ革命家大隊の司令官だという。

また、複数の活動家によると、ザーザー氏(アルシュ氏)の右隣りの男性もシリア軍兵士ではなく、シリア軍の軍服を纏った人民防衛隊隊員だという。

RT, March 6, 2017

AFP, March 6, 2017、AP, March 6, 2017、ARA News, March 6, 2017、Champress, March 6, 2017、al-Hayat, March 7, 2017、Iraqi News, March 6, 2017、Kull-na Shuraka’, March 6, 2017、al-Mada Press, March 6, 2017、Naharnet, March 6, 2017、NNA, March 6, 2017、Reuters, March 6, 2017、RT, March 6, 2017、SANA, March 6, 2017、UPI, March 6, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がマンビジュ市西方の1カ村をYPG主体のシリア民主軍から奪取(2017年3月6日)

クッルナー・シュラカー(3月6日付)によると、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、マンビジュ市西方で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦し、ウーラーシャー村を制圧した。

AFP, March 6, 2017、AP, March 6, 2017、ARA News, March 6, 2017、Champress, March 6, 2017、al-Hayat, March 7, 2017、Iraqi News, March 6, 2017、Kull-na Shuraka’, March 6, 2017、al-Mada Press, March 6, 2017、Naharnet, March 6, 2017、NNA, March 6, 2017、Reuters, March 6, 2017、SANA, March 6, 2017、UPI, March 6, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構はイドリブ県におけるシャーム自由人イスラーム運動の主要拠点2カ所を制圧(2017年3月6日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月6日付)によると、シャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動の衝突が5日から再び激化し、シャーム解放機構は6日、シャーム自由人イスラーム運動の主要拠点であるマストゥーマ基地とタフタナーズ航空基地をシャーム自由人イスラーム運動から奪取し、制圧した。

Kull-na Shuraka’, March 6, 2017

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シャーム自由人イスラーム運動は、ツイッターのアカウントを通じてこれまでの主な戦果を発表した。

それによると、同組織は2012年8月以降、シリア軍戦闘機19機、ヘリコプター10機を撃墜、航空基地2カ所を制圧したという。

Kull-na Shuraka’, March 6, 2017

AFP, March 6, 2017、AP, March 6, 2017、ARA News, March 6, 2017、Champress, March 6, 2017、al-Hayat, March 7, 2017、Iraqi News, March 6, 2017、Kull-na Shuraka’, March 6, 2017、al-Mada Press, March 6, 2017、Naharnet, March 6, 2017、NNA, March 6, 2017、Reuters, March 6, 2017、SANA, March 6, 2017、UPI, March 6, 2017などをもとに作成。

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イスラーム軍はシリア軍の停戦違反を理由に自作の弾道弾「イスラーム5」を発射(2017年3月6日)

イスラーム軍幹部でアスタナ会議における反体制武装集団の代表団長を務めるムハンマド・アッルーシュ氏は、カタールの衛星テレビ局アル=ジャズィーラ(3月6日付)に対し、ダマスカス県東部街区(バルザ区など)、ダマスカス郊外県東グータ地方、ダルアー県、ヒムス市ワアル地区で停戦を遵守する旨を、国連を介してロシアと改めて合意したことを明らかにした。

この停戦合意は、3月5日の深夜に発効したが、アッルーシュ氏によるとシリア軍側はこの合意を履行せず、攻撃を続けているという。

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ダマスカス郊外県のグータ市一帯を拠点とし、サウジアラビアの支援を行けるイスラーム軍の「参謀長」アリー・アブドゥルバーキー少佐は、自身のツイッターのアカウントで「血には血を、破壊には破壊を。ダマスカスの戦いを中止しても、テロの温床が守られることはない。グータ地方、ダマスカス県東部街区での虐殺への報復は、暴君どもの砦を揺るがすことになろう」(https://twitter.com/i/web/status/838694736475078657)と綴り、イスラーム軍がスカッド・ミサイルの発射準備をする写真を公開した。

「ダマスカスの戦いの中止」が何を意味するかは明言されていないが、シリア人権監視団によると、ダマスカス県カーブーン区、バルザ区、ティシュリーン地区で活動を続けてきた反体制活動家らは5日、シリア軍による同地への大規模進攻作戦に向けた動きが加速するなかで、シリア軍との和解(降伏)に応じたという。

Twitter, March 6, 2017

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また、アブドゥルバーキー少佐がツイッターの書き込みをした約4時間後、今度はイスラーム軍もこれと前後してユーチューブ(https://www.youtube.com/watch?v=ip6cOyrWa1M&feature=youtu.be)に、ダマスカス県、ダマスカス郊外県に対するシリア軍の攻撃に対し、自作の大型弾道弾「イスラーム5」で報復を行うと発表、その映像を公開した。

Youtube, March 6, 2017

「イスラーム5」は2016年2月頃に実戦配備され、その発射映像が2月3日にユーチューブ(https://www.youtube.com/watch?v=fgjsZ1YokUw)で公開されていた。

AFP, March 6, 2017、Aljazeera, March 6, 2017、AP, March 6, 2017、ARA News, March 6, 2017、Champress, March 6, 2017、al-Hayat, March 7, 2017、Iraqi News, March 6, 2017、Kull-na Shuraka’, March 6, 2017、al-Mada Press, March 6, 2017、Naharnet, March 6, 2017、NNA, March 6, 2017、Reuters, March 6, 2017、SANA, March 6, 2017、UPI, March 6, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市とダイル・ザウル県を結ぶダーイシュの兵站路遮断に成功(2017年3月6日)

シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、米主導の有志連合の航空支援を受け、ダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市とダイル・ザウル県内のダーイシュ支配地域を結ぶ主要な兵站路の遮断に成功した。

クッルナー・シュラカー(3月6日付)によると、この戦果は5日晩にシリア民主軍がラッカ県東部の6カ村(フマイシュ村、サファル村、ハシューハール村、ムナーサラ村、リダー村、ビール・フサーン・アムー村、アブー・ラフィーア村)を制圧したことを受けたもの。

シリア人権監視団によると、ラッカ市とダイル・ザルル県を結ぶ兵站支線は依然としてダーイシュの掌握下にあるが、有志連合の監視下に晒されているという。

なお、同監視団などによると、ラッカ市への包囲が厳しさを増すなか、ダーイシュはラッカ市住民に「アフガン服」の着用を命じ、民間人を「人間の盾」として利用する態勢を整えるとともに、住民に対する取り締まり、処刑、移動制限を強化しているという。

ARA News, March 6, 2017
Kull-na Shuraka’, March 6, 2017

AFP, March 6, 2017、AP, March 6, 2017、ARA News, March 6, 2017、Champress, March 6, 2017、al-Hayat, March 7, 2017、Iraqi News, March 6, 2017、Kull-na Shuraka’, March 6, 2017、al-Mada Press, March 6, 2017、Naharnet, March 6, 2017、NNA, March 6, 2017、Reuters, March 6, 2017、SANA, March 6, 2017、UPI, March 6, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はバーブ市南東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、18カ村と2山を新たに制圧(2017年3月6日)

アレッポ県では、SANA(3月6日付)によると、シリア軍がバーブ市南東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末に18カ村および2山を新たに制圧した。

シリア軍がダーイシュから奪還し、治安と安定を回復したのは、ルウーフィーヤ村、ウシャイニー村、ウシャイニー農場、グダイニー村、ファルーティーヤ村、ラスム・ハンマーム村、ウタイバ村、マンフーハ村、ウンム・マイヤール・ミーリー村、アブー・ティーナ村、マシュラファ村、イスマーイーリーヤ村、ジャルカス村、スルマ山(標高512メートル)、サルマー山(標高517メートル)など。

Kull-na Shuraka’, March 6, 2017

 

クッルナー・シュラカー(3月6日付)によると、シリア軍はこれにより、アレッポ市とラッカ市を結ぶ街道沿いに位置するジャッラーフ航空基地から約8キロの地点(ダイル・ハーフィル市西部)にまで迫った。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月6日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、ダイル・ザウル市南部の墓地地区、アッルーシュ丘でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

シリア軍はまた、サルダ山一帯、電気保全旅団基地一帯、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、工業地区、ブガイリーヤ村などでダーイシュ拠点を空爆・砲撃した。

AFP, March 6, 2017、AP, March 6, 2017、ARA News, March 6, 2017、Champress, March 6, 2017、al-Hayat, March 7, 2017、Iraqi News, March 6, 2017、Kull-na Shuraka’, March 6, 2017、al-Mada Press, March 6, 2017、Naharnet, March 6, 2017、NNA, March 6, 2017、Reuters, March 6, 2017、SANA, March 6, 2017、UPI, March 6, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダルアー市などでシャーム解放機構との戦闘を続ける(2017年3月6日)

ダルアー県では、SANA(3月6日付)によると、シリア軍はダルアー市内でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、市中心街の建物群複数カ所を制圧した。

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ハマー県では、SANA(3月6日付)によると、シリア軍がラターミナ町、ハウワーシュ丘一帯でシャーム解放機構と交戦した。

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イドリブ県では、SANA(3月6日付)によると、シリア軍がタッル・マルディーフ村一帯でシャーム解放機構の拠点を空爆した。

AFP, March 6, 2017、AP, March 6, 2017、ARA News, March 6, 2017、Champress, March 6, 2017、al-Hayat, March 7, 2017、Iraqi News, March 6, 2017、Kull-na Shuraka’, March 6, 2017、al-Mada Press, March 6, 2017、Naharnet, March 6, 2017、NNA, March 6, 2017、Reuters, March 6, 2017、SANA, March 6, 2017、UPI, March 6, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が自治組織ジャラーブルス市地元評議会を新たに発足(2017年3月5日)

アレッポ県では、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室に参加するシャーム軍団(シリア・ムスリム同胞団系)、スルターン・ムラード師団、シャーム戦線がジャラーブルス市の地元活動家、代表らと会談し、ジャラーブルス市地元評議会(17人)を結成した。

ジャラーブルス市広報局が発表した。

Kull-na Shuraka’, March 6, 2017
Kull-na Shuraka’, March 6, 2017

AFP, March 6, 2017、AP, March 6, 2017、ARA News, March 6, 2017、Champress, March 6, 2017、al-Hayat, March 7, 2017、Iraqi News, March 6, 2017、Kull-na Shuraka’, March 6, 2017、al-Mada Press, March 6, 2017、Naharnet, March 6, 2017、NNA, March 6, 2017、Reuters, March 6, 2017、SANA, March 6, 2017、UPI, March 6, 2017などをもとに作成。

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バーブ市一帯でのダーイシュ、シリア軍、トルコ軍の戦闘で6万人以上が避難民に(2017年3月5日)

国連人道問題調整事務所(OCHA)は、アレッポ県バーブ市、ターディフ市一帯でのダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍、トルコ軍、ハワール・キリス作戦司令室の戦闘によって、6万6,000人あまりが戦闘を回避するために避難したと発表した。

このうち約4万人は、トルコ軍およびハワール・キリス作戦司令室が制圧したバーブ市とシリア軍が制圧したターディフ市の住民で、その多くは、バーブ市北部の反体制武装集団支配地域に避難したが、地雷・爆発部の撤去が干渉していない同市に帰宅できずにいるという。

また2万6,000人は、シリア軍とダーイシュの戦闘が激化したバーブ市東部一帯の住民で、その多くは西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配地域に避難したという。

AFP, March 5, 2017、AP, March 5, 2017、ARA News, March 5, 2017、Champress, March 5, 2017、al-Hayat, March 6, 2017、Iraqi News, March 5, 2017、Kull-na Shuraka’, March 5, 2017、al-Mada Press, March 5, 2017、Naharnet, March 5, 2017、NNA, March 5, 2017、Reuters, March 5, 2017、SANA, March 5, 2017、UPI, March 5, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放自由人イスラーム運動に撃墜されたシリア軍戦闘機パイロットがトルコ領内で無事救出される(2017年3月5日)

アナトリア通信(3月5日付)は、4日にトルコ国境地帯でシャーム自由人イスラーム運動と思われる反体制武装集団の攻撃を受けて撃墜され、トルコ領内に墜落したシリア軍戦闘機のパイロットが救出された、と伝えた。

このパイロットは命に別状はなく、治療も終わったという。

ヌレッティン・ジャニクリ副首相は、このパイロットの引き渡しについて言及するのは時期尚早だとしたうえで、「容態は落ち着いており、命に別状はないが、治療中だ。トルコ政府は、事件を救命したうえで、適切な決定を下すだろう」と述べた。

救出されたシリア軍パイロットはムハンマド・スーファーン大佐(56歳)で、脊髄を損傷し、脚と顔面を負傷しているという。

関係筋によると、スーファーン大佐の戦闘機は、ラタキア県の航空基地を離陸し、イドリブ県での空爆任務にあたっていたが、被弾し、トルコ領内に墜落、大佐自身はパラシュートで脱出し、ハタイ県のシリア国境沿いの地域に降下したという。

ARA News, March 5, 2017
ARA News, March 5, 2017

 

AFP, March 5, 2017、Anadolu Ajansı, March 5, 2017、AP, March 5, 2017、ARA News, March 5, 2017、Champress, March 5, 2017、al-Hayat, March 6, 2017、Iraqi News, March 5, 2017、Kull-na Shuraka’, March 5, 2017、al-Mada Press, March 5, 2017、Naharnet, March 5, 2017、NNA, March 5, 2017、Reuters, March 5, 2017、SANA, March 5, 2017、UPI, March 5, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は「ユーフラテスの怒り」作戦第3段階を開始、ラッカ市とダイル・ザウル県北部の分断をめざす(2017年3月5日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、「ユーフラテスの怒り」作戦第2段階を完了し、第3段階を開始すると発表した。

シリア民主軍はダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市北東部のジュッブ・ハリール村を制圧、悪天候によって中断していたラッカ市一帯およびダイル・ザウル県北部でのダーイシュの排除に向けた作戦(第3段階)を再開し、両地の分断し、ラッカ市を完全包囲すると表明した。

ARA News(3月5日付)によると、シリア民主軍はまた、ダイル・ザウル県のフマイシュ村、サファル村、ハシューハール・ムナースィラ村、リダー村、ビール・フサイン・アムー村、アブー・ラフィーア村を制圧、ユーフラテス川北東部のアブー・ハシャブ村回廊一帯を掌握した。

AFP, March 5, 2017、AP, March 5, 2017、ARA News, March 5, 2017、Champress, March 5, 2017、al-Hayat, March 6, 2017、Iraqi News, March 5, 2017、Kull-na Shuraka’, March 5, 2017、al-Mada Press, March 5, 2017、Naharnet, March 5, 2017、NNA, March 5, 2017、Reuters, March 5, 2017、SANA, March 5, 2017、UPI, March 5, 2017などをもとに作成。

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反体制武装集団の拠点都市アアザーズ市(アレッポ県北部)での自爆攻撃で戦闘員9人が死亡(2017年3月5日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月5日付)によると、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動などを含む反体制武装集団の拠点都市アアザーズ市で、反体制武装集団を狙った自爆攻撃が行われ、戦闘員ら9人が死亡、戦闘員と民間人20人あまりが負傷した。

Kull-na Shuraka’, March 5, 2017

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同じくアレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月5日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室がバーブ市東部のアリーマ町近郊のブー・ヤヒージュ村を砲撃し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員9人が死亡した。

AFP, March 5, 2017、AP, March 5, 2017、ARA News, March 5, 2017、Champress, March 5, 2017、al-Hayat, March 6, 2017、Iraqi News, March 5, 2017、Kull-na Shuraka’, March 5, 2017、al-Mada Press, March 5, 2017、Naharnet, March 5, 2017、NNA, March 5, 2017、Reuters, March 5, 2017、SANA, March 5, 2017、UPI, March 5, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍特殊部隊がシリア軍第5軍団とともに降下作戦を敢行し、タドムル市北東部の油田3カ所をダーイシュから奪還(2017年3月5日)

ヒムス県では、ARA News(3月5日付)によると、ロシア軍特殊部隊がシリア軍第5軍団とともにタドムル市北西部郊外で降下作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)によって掌握されていたジャハール油田、マフル油田、ジャズル油田を制圧した。

第5軍団は、2016年11月にシリア軍武装部隊総司令部が声明で結成を発表、志願者より構成され、既存の部隊、予備部隊、そして同盟勢力とともにシリア全土における治安と安定の回復をめざすため、テロ目的を任務とする。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が県東部の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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アレッポ県では、SANA(3月5日付)によると、シリア軍がバーブ市南東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、サーミヤ村、ヒルバト・ウシャイニー村、アブー・ゥブハト・サルマ村、ティヤーラト・キルシュ村、ウンム・マイヤール村、アブー・ハナーヤー村、ラスム・ダワーリー村を制圧し、治安と安定を回復した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月5日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市墓地地区、工業地区、ラシュディーヤ地区、ブガイリーヤ村、ハトラ村、サヌーフ丘、ルーワード丘でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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スワイダー県では、SANA(3月5日付)によると、シリア軍がカスル村南部一帯でダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

AFP, March 5, 2017、AP, March 5, 2017、ARA News, March 5, 2017、Champress, March 5, 2017、al-Hayat, March 6, 2017、Iraqi News, March 5, 2017、Kull-na Shuraka’, March 5, 2017、al-Mada Press, March 5, 2017、Naharnet, March 5, 2017、NNA, March 5, 2017、Reuters, March 5, 2017、SANA, March 5, 2017、UPI, March 5, 2017などをもとに作成。

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