潘国連事務総長「シリア国民は世界から見放されていると益々感じている」(2015年3月24日)

国連の潘基文事務総長は、国連安保理決議2139号に関する月例報告(13回目)において、シリア国民が「世界から見放されていると益々感じている」と懸念を示した。

報告書のなかで潘事務総長は、「世界中の関心が、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線といったテロ集団による国際社会、地域社会の平和と安定への脅威に注がれるとともに、シリア国民をどのように支援するかという点にも関心は向けられねばならない」と指摘した。

同報告書によると、2011年3月以降の紛争での死者数は22万人を越えているという。

ロイター通信、AFPなどが伝えた。

AFP, March 24, 2015、AP, March 24, 2015、ARA News, March 24, 2015、Champress, March 24, 2015、al-Hayat, March 25, 2015、Iraqi News, March 24, 2015、Kull-na Shuraka’, March 24, 2015、al-Mada Press, March 24, 2015、Naharnet, March 24, 2015、NNA, March 24, 2015、Reuters, March 24, 2015、SANA, March 24, 2015、UPI, March 24, 2015などをもとに作成。

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スーザン米大統領補佐官「アサドは統治の正統性を失っており、去らねばならない」(2015年3月24日)

シリア革命反体制勢力国民連立元議長で無所属の活動家のアフマド・ムアーッズ・ハティーブ氏が米国を訪問し、スーザン・ライス国家安全保障問題担当大統領補佐官と会談し、シリア情勢への対応について協議した。

国家安全保障会議補佐官は会議後、「アサドが統治の正統性を失っており、去らねばならないと、ライス長官は会談で強調した」ことを明らかにした。

またハティーブ氏は会談に先立って行われた講演で「体制のトップが去り、真の移行プロセスに向かうことが保障されれば、武装集団の65%は交渉する準備がある」と述べていたという。

AFP, March 24, 2015、AP, March 24, 2015、ARA News, March 24, 2015、Champress, March 24, 2015、al-Hayat, March 25, 2015、Iraqi News, March 24, 2015、Kull-na Shuraka’, March 24, 2015、al-Mada Press, March 24, 2015、Naharnet, March 24, 2015、NNA, March 24, 2015、Reuters, March 24, 2015、SANA, March 24, 2015、UPI, March 24, 2015などをもとに作成。

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カナダ首相が、シリアでの有志連合の作戦への参加を議会に要求すると発言(2015年3月24日)

カナダのステファン・ハーバー首相は、ダーイシュ(イスラーム国)に対する有志連合への参加期間の延長(2016年6月終了予定)と、シリアへの活動拡大を議会に要求するとの意思を示した。

AFP、ロイター通信などが伝えた。

AFP, March 24, 2015、AP, March 24, 2015、ARA News, March 24, 2015、Champress, March 24, 2015、al-Hayat, March 25, 2015、Iraqi News, March 24, 2015、Kull-na Shuraka’, March 24, 2015、al-Mada Press, March 24, 2015、Naharnet, March 24, 2015、NNA, March 24, 2015、Reuters, March 24, 2015、SANA, March 24, 2015、UPI, March 24, 2015などをもとに作成。

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ヒムス県、ダイル・ザウル県で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦(2015年3月24日)

ヒムス県では、マサール・プレス(3月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がジャズル・ガス採掘所地帯でシリア軍部隊を要撃し、兵士4人を殺害した。

一方、SANA(3月24日付)によると、ウンク・ハワー村、ラッフーム村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを空爆、子供を含む5人が死亡、15人が負傷した。

シリア軍はまた、ザバーリー村に対しても空爆を行った。

また、ARA News(3月24日付)によると、ダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区で、シリア軍とダーイシュが交戦した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ラアス%E

イドリブ市周辺でシリア軍とヌスラ戦線らの戦闘激化(2015年3月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がバルーマー村、イドリブ市東部を砲撃・空爆した。

またイランのファルス通信(3月24日付)によると、シリア軍は、「最新式のカメラ」を搭載し、バルーマー村上空を旋回していた反体制武装集団の無人偵察機を、イドリブ市北部のサカン・シャバービー検問所近くで撃墜した。

同報道によると、シリア軍は3月に入って、すでに反体制武装集団の無人偵察機3機を撃墜しているという。

一方、クッルナー・シュラカー(3月24日付)によると、イドリブ県で新たに結成されたファトフ軍は、カファルヤー町、フーア市近郊のシリア軍検問所6ケ所を制圧したと発表した。

他方、SANA(3月24日付)によると、ブカフルーン、バルーマー村、タフタナーズ市、ハーン・シャイフーン市、ダイル・サンバル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーシュカウィー村一帯、ドゥワイル・ザイトゥーン村一帯で、シリア軍、国防対、ヒズブッラー戦闘員らが、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線と激しく交戦した。

ヌスラ戦線らは23日から同地一帯で、自爆攻撃などを通じて攻撃を強めているという。

この自爆攻撃は、ウサーマ・トゥルキーを名乗る戦闘員がドゥワイル・ザイトゥーン村で敢行、これによってシリア軍兵士、国防隊隊員23人が死亡したという。

ジハード主義武装集団はまた、アレッポ市アシュラフィーヤ地区(シリア政府支配地域)を砲撃、これに対してシリア軍も反体制武装集団が支配下に置くスッカリー地区を砲撃した。

一方、SANA(3月24日付)によると、タッル・ジャビーン村、ハーン・トゥーマーン村、バービース村、ブライジュ村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がインヒル市、西ガーリヤ村、シャイフ・マスキーン市、サムリーン村、カフル・ナースィジュ村、アトマーン村を「樽爆弾」などで空爆、またブスラー・シャーム市ではシリア軍、国防隊が、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(3月24日付)によると、ズィムリーン村北部、サムリーン村北東部、ハムリーン村、ダーイル町、ヌアイマ村、スマード村、ブスラー・シャーム市、マアルバ町、タファス市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動、ジャイドゥール・ハウラーン旅団、ハムザ・アサド・アッラー旅団、ムハージリーン・ワ・アンサール旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、タダームン区で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアルバイン市各所を「樽爆弾」で空爆した。

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(3月24日付)によると、反体制武装集団が、カラムーン地方のヒズブッラー戦闘員と国防隊の拠点を襲撃し、戦闘員約10人を拉致、殺害した。

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クナイトラ県では、SANA(3月24日付)によると、マスハラ丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(3月24日付)によると、ハマーディー・ウマル村、ムカイミン村、ウンム・マイヤール村、ラターミナ町、カフルズィーター市、ラフジャーン村、タッル・アルサーン村、クライブ・サウル村、サルバ村、タッル・ウンム・ハーラタイン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イラク外相がシリアでアサド大統領と会談(2015年3月24日)

アサド大統領は、シリアを訪問中のイラクのイブラーヒーム・ジャアファリー外務大臣と会談した。

2011年に「アラブの春」が波及して以降、イラクの閣僚がシリアを訪問するのはこれが初めて。

SANA(3月24日付)によると、アサド大統領は会談で、「テロ組織と対決する両国の国民と軍が成し遂げた成功は、テロ拡大の抑止に貢献している。二国間の協議と調整は、この成功を強化するものであり、またテロ、さらにはその支援国を抑止するための真の国際的な意思の存在が重要だ」と述べた。

ジャアファリー外務大臣は、シリアによるイラク国民への支持の姿勢を高く評価し、イラクによるシリア国民への支持と支援への意思を示すとともに、「シリアはこれまで以上に強力になって危機を脱すると信頼している。両国の戦略的関係はさまざまな領域で発展を続けるだろう」と強調した。

会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領付政治報道補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣らが同席した。

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ジャアファリー外務大臣はまた帰国前に、ダマスカス国際空港でとムアッリム外務在外居住者大臣と記者会見を開いた。

そのなかで、ジャアファリー外務大臣は「シリアは責任感を持って隣国を守ろうとしている…。周辺諸国はイラクとシリアを支持すべきだ…。シリアの国家が決めた者以外に誰もシリアを代表はしない。なぜならシリアは主権国家だからだ」と述べた。

Champress, May 24, 2015
Champress, May 24, 2015

ムアッリム外務在外居住者大臣も「シリアとイラクはテロに対して一丸となっている。イラクが良い状態であれば、シリアも良い状態になる…。私はイラク指導部を大いに信頼しており、彼らはシリアへの制裁を解除するための努力を惜しまないだろう」と述べた。

一方、ヨルダンのムハンマド・ムーマニー担当大臣が22日の記者会見で、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うため、シリア人戦闘員、イラン人戦闘員、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員を教練する計画を準備していると述べたことに関して、ムアッリム外務在外居住者大臣は「ヨルダンにテロリストの教練キャンプがあると我々が述べてきたことを裏づける以外、何も新しいものを示してはいない」と批判した。

Champress, May 24, 2015
Champress, May 24, 2015

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民主的変革諸勢力国民調整委員会が新たな反体制連合組織「尊厳権利誓約連合」の結成を発表(2015年3月24日)

民主的変革諸勢力国民調整委員会は声明を出し、「尊厳権利誓約連合」の名で反体制連合組織を結成し、連立メンバーがこれに合流すると発表した。

声明によると、「尊厳権利誓約連合」は、「腐敗、専制、テロを抑止するための民主的シリアと文民国家の建設に向けた愛国的民主的文民的闘争」を行う活動家らによる複数回にわたる会合を経て結成の合意がなされたという。

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イドリブ市制圧をめざし反体制武装集団が「ファトフ軍」合同作戦司令室を設置(2015年3月24日)

イドリブ県で活動する複数の武装集団が、「ファトフ軍」の名で合同作戦司令室を設置し、イドリブ市の制圧、さらにはアサド政権打倒をめざすとする声明を発表した。

シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動らジハード主義武装集団によるイドリブ市制圧に向けた攻撃激化を受けた動きだと思われる。

クッルナー・シュラカー(3月24日付)が伝えた。

Kull-na Shuraka', March 24, 2015
Kull-na Shuraka’, March 24, 2015

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