自由シリア軍の創設者であるサイフ大佐はトルコの支援を受ける反体制武装集団を「麻薬密売人、政権の手先」と非難(2017年8月27日)

自由シリア軍の創設者であるリヤード・サイフ大佐は、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室(「家の者たち」作戦司令室)が26日に発表した声明に反論、「自由シリア軍は当初から体制打倒を訴えてきたのであって、麻薬商人でもなければ、政権の手先でもない」と非難した。

AFP, August 27, 2017、AP, August 27, 2017、ARA News, August 27, 2017、Champress, August 27, 2017、al-Hayat, August 28, 2017、Kull-na Shuraka’, August 27, 2017、al-Mada Press, August 27, 2017、Naharnet, August 27, 2017、NNA, August 27, 2017、Reuters, August 27, 2017、SANA, August 27, 2017、UPI, August 27, 2017などをもとに作成。

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反体制武装集団はダルアー県のダーイシュ系組織の拠点を攻撃(2017年8月27日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(8月27日付)によると、反体制武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍のアシュタラー丘の拠点に対して攻撃を行った。

AFP, August 27, 2017、AP, August 27, 2017、ARA News, August 27, 2017、Champress, August 27, 2017、al-Hayat, August 28, 2017、Kull-na Shuraka’, August 27, 2017、al-Mada Press, August 27, 2017、Naharnet, August 27, 2017、NNA, August 27, 2017、Reuters, August 27, 2017、SANA, August 27, 2017、UPI, August 27, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県で国防隊が通行上設置をめぐり交戦(2017年8月27日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(8月27日付)によると、ナーフタ町で国防隊どうしが交戦した。

交戦したのは、ダーニヤール・シャアラーニー氏が率いる国防隊と、スルターン・シャアラーニー氏が率いる国防隊で、スワイダー県とダルアー県を結ぶ通商路の通行所設置場所をめぐり対立、衝突にいたったという。

AFP, August 27, 2017、AP, August 27, 2017、ARA News, August 27, 2017、Champress, August 27, 2017、al-Hayat, August 28, 2017、Kull-na Shuraka’, August 27, 2017、al-Mada Press, August 27, 2017、Naharnet, August 27, 2017、NNA, August 27, 2017、Reuters, August 27, 2017、SANA, August 27, 2017、UPI, August 27, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市内の小児科病院をダーイシュから奪取(2017年8月27日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(8月27日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市の旧市街、ムルール地区、ナフダ地区などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、ムルール地区にある小児科病院を制圧した。

また、シリア人権監視団によると、シリア民主軍はナズラト・シハーダ地区の南部を制圧した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(8月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシャッダーディー市に特攻戦闘員(インギマースィー)12人を潜入させ、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点に対して自爆攻撃を行った。

AFP, August 27, 2017、AP, August 27, 2017、ARA News, August 27, 2017、Champress, August 27, 2017、al-Hayat, August 28, 2017、Kull-na Shuraka’, August 27, 2017、al-Mada Press, August 27, 2017、Naharnet, August 27, 2017、NNA, August 27, 2017、Reuters, August 27, 2017、SANA, August 27, 2017、UPI, August 27, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県でアル=カーイダ系のシャーム解放機構がシリア軍拠点を奇襲する一方、シリア軍はダマスカス郊外県アイン・タルマー村を攻撃(2017年8月27日)

アレッポ県では、アブー・アマーラ特殊任務中隊が声明を出し、アレッポ市フルカーン地区のエクスプレス通りにあるサフラ交差点(アーダーブ交差点)で爆弾を爆発させ、車3台を破壊、複数を殺傷したと発表した。

クッルナー・シュラカー(8月27日付)が伝えた。

また、シャーム解放機構に近いイバー通信(8月27日付)によると、同委員会所属の特殊部隊がトゥライラート村にあるシリア軍拠点複数カ所を奇襲、兵士10名を殺害し、これを制圧した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(8月27日付)によると、シリア軍がラフマーン軍団の拠点であるアイン・タルマー村への突入を試み、同地一帯を迫撃砲や有毒ガスを装填した砲弾で砲撃した。

AFP, August 27, 2017、AP, August 27, 2017、ARA News, August 27, 2017、Champress, August 27, 2017、al-Hayat, August 28, 2017、Kull-na Shuraka’, August 27, 2017、al-Mada Press, August 27, 2017、Naharnet, August 27, 2017、NNA, August 27, 2017、Reuters, August 27, 2017、SANA, August 27, 2017、UPI, August 27, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, August 27, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル県北東部に向かって進軍(2017年8月27日)

ヒムス県では、SANA(8月27日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにスフナ市周辺でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、同市の東部30キロの地点に位置する通信塔が設置された丘を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月27日付)によると、シリア軍がジャフラ村近郊で、ダーイシュ(イスラーム国)の無人航空機(ドローン)を撃墜した。

シリア軍はまたダイル・ザウル市ラシュディー地区、電気保全旅団基地一帯などでダーイシュと交戦、同地の拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(8月27日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、イスリヤー村とサッブーラ村を結ぶ回廊地帯でダーイシュと交戦した。

AFP, August 27, 2017、AP, August 27, 2017、ARA News, August 27, 2017、Champress, August 27, 2017、al-Hayat, August 28, 2017、Kull-na Shuraka’, August 27, 2017、al-Mada Press, August 27, 2017、Naharnet, August 27, 2017、NNA, August 27, 2017、Reuters, August 27, 2017、SANA, August 27, 2017、UPI, August 27, 2017などをもとに作成。

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シリア軍とヒズブッラーはダマスカス郊外県西カラムーン地方のダーイシュ戦闘員を退去させることでダーイシュと停戦、レバノン軍もベカーア県バアルベック郡で同様の合意に向けて戦闘を停止(2017年8月27日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月27日付)がシリア軍消息筋の話として、ヒズブッラーや予備部隊とともに西カラムーン地方でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続してきたシリア軍が、ダーイシュと戦闘員を同地からシリア東部(ダイル・ザウル県方面)に退去させることで合意に達したと伝えた。

また、ヒズブッラーの中央戦争広報局は、ヒズブッラーとシリア軍が午前7時をもって、西カラムーン地方でのダーイシュとの停戦合意を発効し、戦闘を停止したと発表した。

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一方、西カラムーン地方に面するレバノン領側のラアス・バアルベック村無人地帯、カーラ村無人自体(ベカーア県バアルベック郡)でダーイシュに対する掃討作戦を継続していたレバノン軍も、ダーイシュとの停戦に向けた協議を開始、戦闘を停止した。

ロイター通信(8月26日付)が伝えた。

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ダーイシュの攻撃を避けるため避難生活を送ってきたスバイナ町(ダマスカス郊外県)民数百世帯が帰宅(2017年8月27日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の攻撃を避けるために避難生活を送ってきた住民数百世帯がスバイナ町に帰宅した。

AFP, August 27, 2017、AP, August 27, 2017、ARA News, August 27, 2017、Champress, August 27, 2017、al-Hayat, August 28, 2017、Kull-na Shuraka’, August 27, 2017、al-Mada Press, August 27, 2017、Naharnet, August 27, 2017、NNA, August 27, 2017、Reuters, August 27, 2017、SANA, August 27, 2017、UPI, August 27, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは7件の停戦違反を、トルコ側は6件の違反を確認(2017年8月27日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月27日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(アレッポ県5件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも6件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ヒムス県4件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 27, 2017をもとに作成。

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