BBC:イランが首都ダマスカスの南部に軍事施設を建設(2017年11月10日)

BBC(11月10日付)は、イランが首都ダマスカス県の南部に軍事私設を建設していると伝え、その衛星画像を公開した。

この軍事私設は、2017年1月から10月までの間に、ダマスカス郊外県キスワ市郊外にあるシリア軍基地内に建設されたもので、建物約20棟からなるという。

BBC, November 10, 2017
BBC, November 10, 2017
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AFP, November 11, 2017、ANHA, November 11, 2017、AP, November 11, 2017、ARA News, November 11, 2017、BBC, November 10, 2017、Champress, November 11, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 11, 2017、al-Hayat, November 12, 2017、al-Mada Press, November 11, 2017、Naharnet, November 11, 2017、NNA, November 11, 2017、Reuters, November 11, 2017、SANA, November 11, 2017、UPI, November 11, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構との戦闘の末、アレッポ県南部のラーシディーヤ村を制圧(2017年11月10日)

アレッポ県では、『ハヤート』(11月11日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、アレッポ市南部郊外でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、ラーシディーヤ村を制圧した。

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アレッポ県西部アウラム・クブラー村でシャーム解放機構とヌールッディーン・ザンキー運動の戦闘停止を求めるデモに何者かが発砲(2017年11月10日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月10日付)によると、アウラム・クブラー町で金曜日の集団礼拝後にデモが発生し、シャーム解放機構とヌールッディーン・ザンキー運動による県西部での戦闘の停止が求められた。

しかし、デモ参加者に対して何者かが発砲し、複数人が負傷した。

この発砲事件に関して、シャーム解放機構のアブドゥッラー・イーサー氏(アレッポ県西部地区代表)は、発砲への関与を否定した。

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アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構はヌールッディーン・ザンキー運動との衝突に関して和解を呼びかける(2017年11月10日)

アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構は声明を出し、アレッポ県西部でのヌールッディーン・ザンキー運動との衝突に関して、「我々が和解を求めているとみなに伝えてきた…。我々には準備ができている…。我々はすべての問題点、相違点を解決し、合同作戦司令室を設置する用意があると今も表明している…。内部抗争をしている時間はない」と発表した。

al-Durar al-Shamiya, November 10, 2017
al-Durar al-Shamiya, November 10, 2017

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構と、バラク・オバマ前米政権が支援してきた「穏健な反体制派」の一つでシャーム解放機構から離反したヌールッディーン・ザンキー運動が、県西部のタカード村、アブザムー町、ハーン・アサル村、アウラム・クブラー町、カフルナーハー村、ウワイジル村、サハーラ村、サアディーヤ村、タディール村、第111連隊基地一帯(シャイフ・スライマーン村)、電力協会一帯で交戦した。

戦闘は7日以降断続的に続いているという。

戦闘が行われているアレッポ県西部一帯は、そのほとんどがヌールッディーン・ザンキー運動の支配地域で、シャーム解放機構はイドリブ県方面から部隊を派遣し、同地への攻撃を行っており、アブザムー町一帯を制圧したという。

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ラタキア県では、シャーム解放機構の司令官の一人アブドゥルアズィーズ・マフムード氏が、ドゥラル・シャーミーヤ(11月10日付)に対して、ジャブラ市内のブスターン・バーシャー地区を移動中のロシア軍の車列を狙って、仕掛けた爆弾を爆発させ、ロシア軍兵士1人を殺害したと述べた。

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ダーイシュはシリア軍が解放したばかりのブーカマール市の約40%を奪還(2017年11月10日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が9日にシリア軍、イラク人民動員隊、ヒズブッラーなどによって制圧されたばかりのブーカマール市に対して反転攻勢をかけ、同市の約40%を奪還した。

シリア人権監視団によると、ダーイシュはシリア軍側がブーカマール市を制圧した直後の9日晩から、反転攻勢を開始し、10日早朝までには同市北部と北東部の複数の街区を奪還したという。

なお、人口12万人を擁していたブーカマール市の住民はみな、ダーイシュの支配を避けて避難していた。

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ブーカマール市解放戦に参加したイラク人民動員隊とヒズブッラーが市内で交戦、いずれも市外に撤退(2017年11月10日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(11月10日付)によると、ブーカマール市解放戦に参加していたイラク人民動員隊とレバノンのヒズブッラーが市内で衝突、交戦した。

衝突を受け、イラク人民動員隊はただちにブーカマル市から、ハリー村や国境地帯に撤退、ヒズブッラーもブーカマール市郊外のジャムイーヤート地区、工業地区、ハジャーナ村一帯に撤退した。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県ユーフラテス川左岸(東岸)で5カ村を制圧(2017年11月10日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダイル・ザウル市南東部のユーフラテス川左岸(東岸)に位置するルーズィーヤ村をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

シリア民主軍(ダイル・ザウル軍事評議会)はまた、県北部のドゥマーン村、マーシフ村、ハリーザ村、タワーミーヤ村も制圧した。

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YPG主体のシリア民主軍はシリア政府支配下のダイル・ザウル市フワイジャト・カーティア地区(島)の住民が避難できずにいると批判(2017年11月10日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の中央広報局長(報道官)を務めるムスタファー・バーリー氏は、ダイル・ザウル市郊外のフワイジャト・カーティア地区(島)に対するシリア軍の砲撃によって、同地の住民(女性や子どもら)がユーフラテス川左岸(東岸)への避難を妨げられていると批判した。

ANHA(11月10日付)が伝えた。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは10件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年11月10日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(11月10日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(アレッポ県9件、ヒムス県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,265市町村、武装組織の数は234組織。

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ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、シリア軍がダイル・ザウル県ブーカマール市を解放したことを受け、ロシア軍の地雷撤去部隊が同地でダーイシュ(イスラーム国)によって敷設された地雷や爆発物の処理を開始したと発表した。

また、ブーカマール市解放によって、多数のダーイシュ戦闘員が死亡する一方、多くの戦闘員がユーフラテス川左岸(東岸)にわたり、シリア北部に逃走したと述べた。

SANA(11月10日付)が伝えた。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 10, 2017、SANA, November 10, 2017をもとに作成。

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