シリア政府はリビア航空の領空通過を8年ぶりに許可(2020年1月6日)

アリー・ハムード運輸大臣は声明を出し、リビア民間航空機構の要請に応えるかたちで、リビア航空に所属する航空機によるシリア領空の通過を許可したと発表した。

リビア航空の領空通過が許可されるのは、ムアンマル・カッザーフィー政権が崩壊した2011年10月以来8年3カ月ぶり。

AFP, January 7, 2020、ANHA, January 7, 2020、AP, January 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2020、Reuters, January 7, 2020、SANA, January 7, 2020、SOHR, January 7, 2020、UPI, January 7, 2020などをもとに作成。

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ザイナブ・ソレイマーニーさん(ソレイマーニー司令官の娘)「トランプ大統領のような者を抹殺するのに、ナスルッラー、アサド、フーシーらの誰か1人いれば充分」(2020年1月6日)

1月3日に米軍によって暗殺されたイラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団のガーセム・ソレイマーニー司令官の葬儀がイランの首都テヘランで執り行われた。

葬儀に参列した娘のゼイナブ・ソレイマーニーさんは、暗殺を命じたドナルド・トランプ米大統領を痛烈に批判し、ヒズブッラーのナサン・ナスルッラー書記長やシリアのアサド大統領らのいずれかが報復することになるだろうと述べた。

ザイナブさんは「ばくち打ちのトランプよ、イランとイラクを分断しようとした邪悪なあなたの陰謀は、両国の歴史的なつながりをより確かなものとした…。ハサン・ナスルッラー、バッシャール・アサド、イスマーイール・ハニーヤ(ハマース政治局長)、ズィヤード・ナハーラ(パレスチナ・イスラーム聖戦書記長)、アブー・ハサン・アーミリー(ハーディー・アーミリー、バドル機構代表、ソレイマーニー司令官とともに暗殺されたイラク人民動員隊のアブー・マフディー・ムハンディス副司令官の後任)、アブドゥルマリク・フースィー(イエメン・アンサール・アッラー指導者)。あなたのような者を抹殺するのに、彼らの誰か1人がいれば充分です。彼らがメッセージを送ることになるでしょう」と述べた。

AFP, January 6, 2020、ANHA, January 6, 2020、AP, January 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2020、Reuters, January 6, 2020、SANA, January 6, 2020、SOHR, January 6, 2020、UPI, January 6, 2020などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民解放戦線の増援部隊がシャーム解放機構支配下のイドリブ県に入る(2020年1月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)の軍用車輌10台からなる部隊がアレッポ県ダーラト・イッザ市通行所を経由しシャーム解放機構などの支配地域に入り、県内各所の前線に展開した。

AFP, January 6, 2020、ANHA, January 6, 2020、AP, January 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2020、Reuters, January 6, 2020、SANA, January 6, 2020、SOHR, January 6, 2020、UPI, January 6, 2020などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県でシリア軍の車輌を要撃し兵士7人を殺害する一方、シリア民主軍とも交戦(2020年1月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がユーフラテス川西岸のスバイハーン市近郊の高速道路でシリア軍第11師団の車輌を要撃し、兵士7人が死亡、14人が負傷した。

一方、ユーフラテス川東岸では、アフィーフ油田近くで人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタンクローリーが何者かの攻撃を受け、兵士1人が死亡した。

また、ハワーイジュ村では、ダーイシュとシリア民主軍が交戦した。

AFP, January 6, 2020、ANHA, January 6, 2020、AP, January 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2020、Reuters, January 6, 2020、SANA, January 6, 2020、SOHR, January 6, 2020、UPI, January 6, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2020年1月6日)

ラッカ県では、ANHA(1月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のアリーダ村を砲撃した。

AFP, January 6, 2020、ANHA, January 6, 2020、AP, January 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2020、Reuters, January 6, 2020、SANA, January 6, 2020、SOHR, January 6, 2020、UPI, January 6, 2020などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍がイドリブ県、アレッポ県を爆撃・砲撃(2020年1月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がムアスラーン村、ハーン・スブル村、ダイル・シャルキー村を爆撃した。

またシリア軍地上部隊が、マアッラト・ヌウマーン市およびその一帯、ハーン・スブル村を砲撃した。

一方、SANA(1月6日付)によると、シリア軍がサラーキブ市一帯、マアッラト・ヌウマーン市一帯、ダイル・シャルキー村、ダイル・ガルビー村、ムアスラーン村、イフスィム町、ハントゥーティーン村、マアッル・シャマーリーン村、マアッルシューリーン村、カフルルーマー村にあるシャーム解放機構などの反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、SANA(1月6日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外のズィルバ村および同村に近いM5高速道路沿線を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町でシリア軍第4師団の兵士が何者かに射殺された。

AFP, January 6, 2020、ANHA, January 6, 2020、AP, January 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2020、Reuters, January 6, 2020、SANA, January 6, 2020、SOHR, January 6, 2020、UPI, January 6, 2020などをもとに作成。

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