新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で2人(2022年5月25日)

保健省は政府支配地域で新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者8人が完治したと発表した。

これにより、5月25日現在のシリア国内での感染者数は計55,885人、うち死亡したのは3,150人、回復したのは52,627人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0YGiL8jEQctzamfiJKLiJoh1yDRr8se572aMo4UwfBRCmhmTzMxBoPFni6CmrNcu8l

AFP, May 25, 2022、ACU, May 25, 2022、ANHA, May 25, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2022、Reuters, May 25, 2022、SANA, May 25, 2022、SOHR, May 25, 2022などをもとに作成。

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ナダー・フラート:「イランの民兵」がシリア人傭兵を徴兵し、イエメンでの戦闘に投入しようとしている(2022年5月24日)

反体制系サイトのナダー・フラート(5月24日付)は、複数の独自筋の話として、「イランの民兵」がシリア人傭兵を徴兵し、イエメンでの戦闘に投入しようとしていると伝えた。

同独自筋によると、イラン・イスラーム革命防衛隊は最近になって、ダイル・ザウル県のブーカマール市に徴兵事務所を開設し、シーア派の住民や戦闘員の募集を始めたという。

現時点で登録者は48人。

イラン・イスラーム革命防衛隊は約200人を集めて、3年間の予定で現地に派遣しようとしている。

募集に応じた民間人に対しては月1000米ドル、戦闘員に対しては月1200米ドルが支払われる予定だという。

AFP, May 25, 2022、ANHA, May 25, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2022、Nada al-Furat, May 24, 2022、Reuters, May 25, 2022、SANA, May 25, 2022、SOHR, May 25, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍がトルコ大統領による軍事作戦示唆に対して初のコメント(2022年5月24日)

シリア民主軍(SDF)は、トルコのエルドアン大統領がシリア北部で新たな軍事作戦の始動を示唆したことについて、初のコメントを発表した。

(関連記事:トルコのエルドアン大統領はシリア北部で安全地帯を設置するための新たな軍事作戦を実施する意思を表明(2022年5月23日)

ルダウ・ネットが伝えたところによると、シリア民主軍は「トルコ国家による情勢の過熱化および占領力の提示は、安定に打撃を与える試みとして、そしてイスラーム国の残党らを再び活発化させようとしている占領国(トルコ)による自然な反応として現れたものである」として、エルドアン大統領の発言を非難した。

さらにシリア民主軍の広報局局長はウェブサイト「シャルク・アウサト」によるインタビューのなかで、同軍傘下の部隊が「シリア北部・東部の諸地域に対して予想される、トルコがもたらす実際の脅威の程度を検討しており」、同時に「責任を持つ国際的諸勢力との情報交換を行っている」ことを明らかにしたという。

トルコには、これまでシリア民主軍に対して、2018年の「オリーブの枝作戦」と2019年の「平和の泉作戦」という2つの軍事作戦を実施してきた実績がある。

また直近では2日前、シリア民主軍はアイン・イーサー市東部でトルコのドローン1機を撃墜していた。

 

Rudaw.net, May 24, 2022、al-Sharq al-Awsat, May 24, 2022などをもとに作成。

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シャーム解放機構総合治安機関が新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・イスラームのアブー・ダルダー・クルディー副書記長を拘束(2022年5月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関がハーリム市で新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・イスラームのアブー・ダルダー・クルディー副書記長を拘束した。

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、バイニーン村、スフーフン村、ファッティーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるダール・カビーラ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナイーマ村で若い男性1人がオートバイに乗った2人組によって銃で撃たれて死亡した。

また、ナマル町とジャースィム市を結ぶ街道で住民2人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, May 24, 2022、ANHA, May 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2022、Reuters, May 24, 2022、SANA, May 24, 2022、SOHR, May 24, 2022などをもとに作成。

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デュジャリック国連報道官はシリアでの新たな軍事作戦実施を示唆したトルコのエルドアン大統領を批判(2022年5月24日)

ステファン・デュジャリック国連報道官はニューヨーク国連本部での記者会見で、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がシリアへの新たな軍事作戦の実施を示唆したことに関して、「我々はシリアの領土保全を防衛する立場を遵守していることを明言したい。いかなる当事者によるものであれ、さらなる軍事作戦は必要なく、政治的解決とさらなる人道支援が必要なだけだ。この二つに我々は取り組んでいる」と述べた。

ANHA(5月24日付)、SANA(5月24日付)などが伝えた。

AFP, May 24, 2022、ANHA, May 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2022、Reuters, May 24, 2022、SANA, May 24, 2022、SOHR, May 24, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2022年5月24日)

アレッポ県では、ANHA(5月24日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマンナグ村、アイン・ダクナ村、ワフシーヤ村、ウンム・クラー村、ウンム・フーシュ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市に隣接するターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦し、シリア国民軍の戦闘員1人が負傷した。

AFP, May 24, 2022、ANHA, May 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2022、Reuters, May 24, 2022、SANA, May 24, 2022、SOHR, May 24, 2022などをもとに作成。

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シリア・ロシア政府合同委員会がモスクワで開催され、欧米諸国によるシリアへの一方的な経済制裁に対抗する方途について意見交換(2022年5月24日)

シリア・ロシア政府合同委員会がロシアの首都モスクワで開催され、欧米諸国によるシリアへの一方的な経済制裁に対抗する方途について意見を交わした。

シリア側の議長を務めるマンスール・アッザーム大統領担当国務大臣とロシア側の議長を務めるユーリー・ボリソフ副首相は、両国関係やシリア経済の強化を通じて制裁に対抗することを確認した。

SANA(5月24日付)が伝えた。

AFP, May 24, 2022、ANHA, May 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2022、Reuters, May 24, 2022、SANA, May 24, 2022、SOHR, May 24, 2022などをもとに作成。

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ダンダフ駐イラク・シリア大使がバグダードでサアドゥーン国防大臣と会談(2022年5月24日)

サッターム・ジャドアーン・ダンダフ駐イラク・シリア大使は、イラクの首都バグダードでジュムア・イナード・サアドゥーン国防大臣と会談し、治安・安全保障および国境警備にかかる両国の関係発展の方途について意見を交わした。

SANA(5月24日付)が伝えた。

AFP, May 24, 2022、ANHA, May 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2022、Reuters, May 24, 2022、SANA, May 24, 2022、SOHR, May 24, 2022などをもとに作成。

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カザフスタン外務省は、ロシア、トルコ、イランを保証国とするシリア政府と反体制派の停戦にかかるアスタナ18会議を6月14日から16日にヌルスルタンで開催すると発表(2022年5月24日)

カザフスタン外務省報道官は記者会見で、ロシア、トルコ、イランを保証国とするシリア政府と反体制派の停戦にかかるアスタナ18会議を6月14日から16日にヌルスルタンで開催すると発表した。

SANA(5月24日付)などが伝えた。

AFP, May 24, 2022、ANHA, May 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2022、Reuters, May 24, 2022、SANA, May 24, 2022、SOHR, May 24, 2022などをもとに作成。

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シリア人権監視団:アレッポ県アイス村でトルコ軍とイラン軍が会合を繰り返す(2022年5月24日)

シリア人権監視団は、複数の独自筋から得た情報として、アレッポ県西部のアイス村でトルコ軍とイラン軍の士官がこの数日間に複数回にわたって会合を繰り返していると発表した。

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ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と電話会談を行い、両国共通の関心事や地域の諸問題への対応、両国協力関係の方途、戦略的関係などについて意見を交わした。

SANA(5月24日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3273130266307411

AFP, May 24, 2022、ANHA, May 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2022、Reuters, May 24, 2022、SANA, May 24, 2022、SOHR, May 24, 2022などをもとに作成。

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アルメニア正教会のキリキア・カトリコスのアラム1世ケチチアンを代表とする使節団がアルメニアからシリアを訪れ、アサド大統領と会談(2022年5月24日)

アルメニア正教会(アルメニア使徒教会)のキリキア・カトリコスのアラム1世ケチチアンを代表とする使節団がアルメニアからシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。

SANA(5月24日付)によると、アサド大統領は会談で、シリア国民を特徴づけるもっとも重要なものが人種や宗教の違いにもかかわらず各人が調和をなしていることだとしたうえで、この調和は融合を意味しておらず、すべてのすべての社会集団の構成員がアイデンティティを維持し、帰属意識や土地との結びつきを強め、数千年にわたって共存していることだと述べた。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/380237857475867

アラム1世ケチチアンら一行はまた、フサイン・アルヌース首相とも個別に会談した。

AFP, May 24, 2022、ANHA, May 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2022、Reuters, May 24, 2022、SANA, May 24, 2022、SOHR, May 24, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で3人(2022年5月24日)

保健省は政府支配地域で新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者9人が完治したと発表した。

これにより、5月24日現在のシリア国内での感染者数は計55,883人、うち死亡したのは3,150人、回復したのは52,619人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/videos/1030198347890747/

AFP, May 24, 2022、ACU, May 24, 2022、ANHA, May 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2022、Reuters, May 24, 2022、SANA, May 24, 2022、SOHR, May 24, 2022などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるシリア北西部のいわゆる「解放区」でサル痘感染者が確認されたとの情報が拡散され、当局が対応に追われる(2022年5月23日)

シリアのアル=カーイダのシャーム解放機構がシリア北西部のいわゆる「解放区」の自治を委託している救国内閣の保健省は緊急声明を出し、「解放区」内でサル痘の感染者が確認されたとの情報が流れたのを受けて、関係当局が連携して、医療態勢のレベルを引き当て、住民を守るのに必要な措置を講じると発表した。

https://www.facebook.com/SG.M.Health/posts/544967213704239

一方、イドリブ保健局のサーリム・アブダーン局長は、「解放区」でサル痘感染者が確認されたとの情報が「噂に過ぎない」と否定した。

AFP, May 24, 2022、ANHA, May 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2022、Reuters, May 24, 2022、SANA, May 24, 2022、SOHR, May 24, 2022などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領はシリア北部で安全地帯を設置するための新たな軍事作戦を実施する意思を表明(2022年5月23日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は閣議のテレビ演説で、シリア北部で新たな軍事作戦を実施する意思を表明した。

エルドアン大統領によると、新たな軍事作戦はシリアの国境地帯に幅30キロの安全地帯することが目的になり、26日に国家安全保障会議を開き、決定を下すという。

アナトリア通信(5月23日付)が伝えた。

トルコはフィンランドとスウェーデンがNATOへの加盟を申請したことに対して、この両国が「分離主義テロリスト」のクルディスタン労働者党(PKK)の国内での活動を許していると非難、活動家らの身柄引き渡しを要求している。

AFP, May 24, 2022、Anadolu Ajansı, May 23, 2022、ANHA, May 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2022、Reuters, May 24, 2022、SANA, May 24, 2022、SOHR, May 24, 2022などをもとに作成。

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クルトゥルムシュAKP副党首:「シリア北部に安全地帯を設置し、100万人の帰還を保障する努力をしているなか、「アサドとの関係正常化は困難だ」(2022年5月23日)

トルコの与党公正発展党(APK)のヌーマン・クルトゥルムシュ副党首は、シリア難民100万人の「自発的」機関をめざすトルコの新プロジェクトに関して、CNN Turk(5月23日付)の取材に対し、シリア政府との関係正常化は行わないと明言した。

クルドゥムシュ副党首は「アサドとの関係正常化は非常に困難だ。トルコはシリア北部に安全地帯を設置し、100万人の帰還を保障する努力をしている」と述べた。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、CNN Turk, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、ラタキア県、ハマー県で交戦(2022年5月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原の灌漑計画地区で砲撃戦を行った。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌30輌からなる車列がイラクからワリード国境通行所を経由してシリア領内に侵入、ハサカ県シャッダーディー市の基地に向かう(2022年5月23日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌30輌からなる車列が、イラクからワリード国境通行所を経由してシリア領内に侵入、シャッダーディー市に違法に設置されている米軍基地に向かった。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県マーリア市で、シリア国民軍に所属するムウタスィム旅団と麻薬密売業者が前日に続いて再び撃ち合いに(2022年5月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるマーリア市で、シリア国民軍に所属するムウタスィム旅団と麻薬密売業者が前日に続いて再び撃ち合いとなった。

衝突は、21日深夜から22日未明にかけて、同市で10人が麻薬密売の容疑で拘束されたのを受けたもの。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍はアレッポ県北部、ハサカ県北部で砲撃を続ける(2022年5月23日)

アレッポ県では、ANHA(5月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のウンム・クラー村、シャフバー・ダムを砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(5月23日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、アレッポ県で、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年5月23日)

SANA(5月23日付)によると、ダイル・ザウル県のダイル・ザウル市、アレッポ県のハイヤーン町、タッル・アラン村で、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で1人、北・東シリア自治局支配地域で4人(2022年5月23日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者9人が完治したと発表した。

これにより、5月23日現在のシリア国内での感染者数は計55,880人、うち死亡したのは3,150人、回復したのは52,610人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/videos/540384067659434/

 

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに4人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、5月23日現在のシリア国内での感染者数は計38,578人、うち死亡したのは1,578人、回復したのは2,565人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性3人、女性1人。

また地域の内訳は、ハサカ県のマーリキーヤ(ダイリーク)市1人、ラッカ県のラッカ市3人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1858603234329605

AFP, May 23, 2022、ACU, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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『ガーディアン』:ロシアは原始的な兵器であるはずの「樽爆弾」の製造配置の「専門家」50人以上をシリアから受け入れる(2022年5月22日)

『ガーディアン』(5月22日付)は、複数の諜報員の話として、「樽爆弾」の製造配備にかかる豊富な経験を持つ50人以上の専門家が、数週間にわたってロシアに滞在し、同国軍と行動をともにしている、と伝えた。

専門家のロシア入りは、ロシア軍がウクライナ侵攻において化学兵器の使用を準備していると米国や欧州諸国が警鐘を鳴らし続けている要因の一つとしても理解され得るものだという。

対空兵器や航空兵器を有していなかったシリアの反体制派がシリア軍の制空権を奪えなかったのとは対象的に、ウクライナ軍は地対空ミサイルによって、ロシア軍の戦闘機やヘリコプターを撃墜している。

ある欧州の高官は「これがおそらく、彼ら(シリアからの専門家)が国境を越えて(ウクライナに入って)こない理由だろう…。その能力があることは知っている。だが、彼らがそれ(樽爆弾)を使えば、負ける。我々は誰がそれを使ったかを突き止めて、彼らをどんなかたちであれ殺害するだろう」と述べている。

同紙によると、樽爆弾の製造配置の専門家は、シリア政府がロシアに派遣した部隊の前衛をなしているのだと言う。

複数の諜報機関高官らは、ロシアに義勇兵として赴いたシリア軍兵士の数が800人から1,000人に達し、ロシア政府が彼らに月1,500~4,000米ドルを20ヵ月にわたって支給することを約束したと信じている。

なお、「樽爆弾」は円筒形の容器やドラム缶に爆薬や釘、金属片などを詰めて、ヘリコプターから投下し、起爆させるだけの原始的な兵器で、その製造に専門的な知識は必要ない。

AFP, May 23, 2022、ANHA, May 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2022、The Guardian, May 22, 2022、Reuters, May 23, 2022、SANA, May 23, 2022、SOHR, May 23, 2022などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた7家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由にシリア政府の支配地に脱出(2022年5月22日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた7家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、ダイル・ザウル県アブリーハ村を強襲し、IDPsの男性1人を拘束(2022年5月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアブリーハ村を強襲し、男性1人を拘束した。

拘束された男性は、シリア政府の支配下にあるブーライル村出身の国内避難民(IDPs)。

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県のバーブ市とアアザーズ市でシリア国民軍に抗議するデモ、バーブ市では憲兵隊所長解任(2022年5月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市でシリア国民軍に抗議するデモが行われた。

抗議デモは、複数の罪状で逮捕されていたシリア軍兵士1人が保釈金を支払って釈放されたことを受けたもの。

デモ参加者は、シリア国民軍憲兵隊の本舎や暫定内閣国防省のビルを襲撃し、抗議の意思を示した。

事態に対処するため、シリア革命反体制勢力国民連立の傘下にある暫定内閣のハサン・ハマーダ国防大臣は、シリア国民軍憲兵隊のバーブ市地区の所長を務めるアブドゥッラティーフ・アフマド大佐を解任し、ウバイダ・ミスリー少佐を後任の所長に任命した。

一方、ANHA(5月22日付)によると、アアザーズ市でも同様のデモが行われ、ハマーダ国防大臣の解任が要求された。

https://youtu.be/0446VYj0Mz8

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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ダルアー県フラーク市でシリア政府との和解に応じた元反体制武装集団メンバー1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡(2022年5月22日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、フラーク市でシリア政府との和解に応じた元反体制武装集団メンバー1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがラッカ県アイン・イーサー市東のムシャイリファ村近くで25歳の男性を狙って爆撃(2022年5月22日)

ラッカ県では、ANHA(5月22日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市東のムシャイリファ村近くで25歳の男性を狙って爆撃を実施、男性が重傷を負った。

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ハサカ県では、ANHA(5月22日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊の発電所、ダルダーラ村、タッル・シャンナーン村、タッル・ジュムア村、ウガイビシュ村、カスル・トゥーマー・ヤルダー村、タウィーラ村、M4高速道路沿線、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のタッル・ワルド村、ヒルバト・シャイール村、ダーダー・アブダール村を砲撃した。

一連の砲撃により、タッル・ジュムア村近郊の農地で農作業を行っていた住民3人が負傷した。

 

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるマーリア市で、シリア国民軍に所属するムウタスィム旅団と麻薬密売業者が撃ち合いとなった。

衝突は、21日深夜から22日未明にかけて、同市で10人が麻薬密売の容疑で拘束されたのを受けたもの。

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ミクダード外務在外居住者大臣と会談(2022年5月22日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。

SANA(5月22日付)によると、会談では、双方共通の関心事、和解プロセス実施地域拡大などを通じたシリア政府による安定強化に向けた取り組みなどについて意見が交わされた。

ミクダード外務在外居住者大臣は、4月30日に施行されたテロ犯罪に対する恩赦(法令第7号)の重要性が説明されるとともに、トルコがシリア難民100万人の「自発的」帰還を目的とした新たなプロジェクトの開始を宣言したことへの危機感を伝え、国連にこうした試みに与しないよう求めた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3271626719791099

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、アレッポ県、ラッカ県で、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年5月22日)

SANA(5月22日付)によると、ダイル・ザウル県のダイル・ザウル市、アレッポ県のハイヤーン町、タッル・アラン村、ラッカ県のサブハ町で、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で1人(2022年5月22日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者10人が完治したと発表した。

これにより、5月22日現在のシリア国内での感染者数は計55,879人、うち死亡したのは3,150人、回復したのは52,601人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/312192757755374

AFP, May 22, 2022、ACU, May 22, 2022、ANHA, May 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2022、Reuters, May 22, 2022、SANA, May 22, 2022、SOHR, May 22, 2022などをもとに作成。

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