トルコ占領下のアレッポ県ジャラーブルス市近郊で、IDPsがオートバイに乗った武装グループによって銃で撃たれて死亡(2022年11月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つジャラーブルス市近郊のアマーリナ村に至る街道で、シュユーフ・タフターニー町からの国内避難民(IDPs)1人がオートバイに乗った武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

AFP, November 12, 2022、ANHA, November 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 12, 2022、Reuters, November 12, 2022、SANA, November 12, 2022、SOHR, November 12, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市近郊のタッル・ザハブ村の入口に設置されているシリア軍検問所が、同地を通過しようとした米軍の車輌5輌からなる車列の通行を阻止(2022年11月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市近郊のタッル・ザハブ村の入口に設置されているシリア軍検問所が、同地を通過しようとした米軍の車輌5輌からなる車列の通行を阻止、これを退却させた。

一方、SANA(11月12日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー94輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, November 12, 2022、ANHA, November 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 12, 2022、Reuters, November 12, 2022、SANA, November 12, 2022、SOHR, November 12, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるイドリブ県南部のシリア軍拠点を砲撃、兵士1人が死亡(2022年11月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県南部のシリア軍拠点を砲撃、兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が第46中隊基地一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

 

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ダルアー県では、SANA(11月12日付)によると、アルマー町の町議会議長が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

また、シリア人権監視団によると、ムサイフラ町では正体不明の武装集団が空軍情報部の協力者とされる若い男性を銃で撃ち殺害した。

さらに、マアルバ町でも、15歳の女児が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

AFP, November 12, 2022、ANHA, November 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 12, 2022、Reuters, November 12, 2022、SANA, November 12, 2022、SOHR, November 12, 2022などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーのナスルッラー書記長:「米国は経済封鎖と制裁を通じてシリアを転覆させようと試みている」(2022年11月12日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は殉教者(11月11日)を記念してテレビ演説を行い、テロリストとタクフィール主義への資金供与を通じてシリアを転覆させるのに失敗した米国は、経済封鎖と制裁を通じて同国を転覆させようと依然として試みていると批判した。

マナール・チャンネル(11月12日付)などが伝えた。

AFP, November 12, 2022、ANHA, November 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 12, 2022、Reuters, November 12, 2022、SANA, November 12, 2022、SOHR, November 12, 2022などをもとに作成。

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シリア政府支配地域での新型コロナウイルスの新規感染者は2人、コレラ感染者総数は1,351人に、北・東シリア自治局支配地域で4人(2022年11月12日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治したと発表した。

これにより、11月12日現在のシリア国内での感染者数は計57,379人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,209人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0R22H662BiUkWQ3za5Bmfg12CZyDwJ5GmFxkkMyzVC9e2eg2cvepkkwhn2GA1FkSpl

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保健省はまた、コレラ感染者数に関して、感染者数が1,351人に達し、うちこれまでに49人が死亡したと発表した。

感染者数の県別内訳は、アレッポ県811人、ダイル・ザウル県217人、ハサカ県84人、ラタキア県70人、ラッカ県52人、スワイダー県26人、ハマー県26人、ヒムス県24人、ダマスカス県17人、ダマスカス郊外県8人、タルトゥース県8人、ダルアー県5人、クナイトラ県3人。

死者の県別内訳は、アレッポ県49人、ハサカ県4人、ダイル・ザウル県2人、ヒムス県1人、ハマー県1人、ダマスカス県1人。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid032Gyt54B1qm4gzuCcmGLTPYJ56Kp3G5r8L1BZDZvSGziMpudZjNs3gbvabSDw8JjAl

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに4人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、11月7日現在のシリア国内での感染者数は計39,266人、うち死亡したのは1,578人、回復したのは2,578人となった。

AFP, November 12, 2022、ACU, November 12, 2022、ANHA, November 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 12, 2022、Reuters, November 12, 2022、SANA, November 12, 2022、SOHR, November 12, 2022などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による5回の砲撃を確認したと発表(2022年11月12日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)による5回(イドリブ県4回、ラタキア県1回)の砲撃を確認し、イドリブ県でシリア軍兵士1人が死亡、1人が負傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(11月12日付)が伝えた。

RIA Novosti, November 12, 2022をもとに作成。

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