トルコのアカル国防大臣はシリア北部の米軍(有志連合)を攻撃しているとの一部報道を否定(2022年11月24日)

トルコのフルシ・アカル国防大臣は、トルコ軍がシリア北部やイラク北部に対する侵攻作戦(「鉤爪」作戦)で、米主導の有志連合を攻撃しているとの一部報道に関して「我あれが有志連合や民間人を傷つけるというのは問題外だ」と述べ、否定した。

アカル国防大臣は「テロリストがいる場所が我々の標的だ。我々にとってもっとも重要な原則とは、民間人や環境に害を与えないことだ」と強調した。

アナトリア通信(11月25日付)などが伝えた。

AFP, November 25, 2022、Anadolu Ajansı, November 25, 2022、ANHA, November 25, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 25, 2022、Reuters, November 25, 2022、SANA, November 25, 2022、SOHR, November 25, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍は米国がトルコの軍事侵攻を抑止しないことへの対抗策として、有志連合との合同作戦への参加を中止(2022年11月24日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、トルコによるシリア北部とイラク北部での軍事侵攻(「鉤爪」作戦)に対処するため、米主導の有志連合と行っている活動を停止すると発表した。

声明において、シリア民主軍は以下の通り表明した。

シリア民主軍はシリアでのダーイシュ(イスラーム国)に対する有志連合との合同作戦を中止した。
これは、北・東シリアにおける支配地域へのトルコの爆撃に対する米国の姿勢を受けたものだ。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月24日付)などが伝えた。

AFP, November 24, 2022、ANHA, November 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2022、Reuters, November 24, 2022、SANA, November 24, 2022、SOHR, November 24, 2022などをもとに作成。

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ロシア・トルコ国防大臣が電話会談、ロシア外務省報道官はシリアでのトルコの地上作戦の可能性に懸念を表明(2022年11月24日)

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣とトルコのフルシ・アカル国防大臣が電話会談を行い、トルコによるシリア北部とイラク北部での軍事侵攻(「鉤爪」作戦)への対応について意見を交わした。

RIAノーヴォスチ通信(11月24日付)によると、会談でアカル国防大臣は、トルコの優先課題がテロの脅威を防ぐことにあると主張、両大臣は、これまでの合意を遵守することの重要性を確認した。

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ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、トルコによるシリア北部とイラク北部での軍事侵攻(「鉤爪」作戦)に関して、トルコの安全保障上の懸念を理解するとしつつ、「トルコ軍がシリア北部で地上作戦を開始すれば、地域の緊張を増長する」、「我々はこうした作戦に警鐘を鳴らす」、「それが行われれば、戦闘員の活動が活発化するだろう」と懸念を示した。

RIAノーヴォスチ通信、SANA(11月24日付)などが伝えた。

AFP, November 24, 2022、ANHA, November 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2022、Reuters, November 24, 2022、RIA Novosti, November 24, 2022、SANA, November 24, 2022、SOHR, November 24, 2022などをもとに作成。

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エジプト外務省報道官は、トルコによるシリア北部とイラク北部での軍事侵攻に懸念を表明(2022年11月24日)

エジプト外務省のアフマド・アブー・ザイド報道官は、トルコによるシリア北部とイラク北部での軍事侵攻(「鉤爪」作戦)に関して懸念を表明した。

アブー・ザイド報道官は「エジプトは、この数日シリアが目の当たりにしているトルコによる主権侵害に強い懸念を感じている」と述べた。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月24日付)などが伝えた。

AFP, November 24, 2022、ANHA, November 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2022、Reuters, November 24, 2022、SANA, November 24, 2022、SOHR, November 24, 2022などをもとに作成。

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米国防総省報道官、米国務省北・東シリア自治局支配地域担当特使はトルコによるシリア北部とイラク北部での軍事侵攻に懸念を表明(2022年11月24日)

米国防総省のバート・レイダー報道官(空軍准将)は、トルコによるシリア北部とイラク北部での軍事侵攻(「鉤爪」作戦)に関して、「シリアでの最近の爆撃はシリアで勤務する米国人の安全を直説脅かした」としたうえで、「事態悪化はこの地域におけるダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の進捗に脅威を与える」と懸念を示した。

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米国務省のマシュー・パール北・東シリア自治局支配地域担当特使は声明を出し、トルコによる「鉤爪」作戦に関して、「シリアの社会生活の安定をさらに揺るがす軍事行動に強く反対する」と表明した。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月24日付)、ANHA(11月24日付)などが伝えた。

AFP, November 24, 2022、ANHA, November 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2022、Reuters, November 24, 2022、SANA, November 24, 2022、SOHR, November 24, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県バスラトゥーン村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2022年11月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるバスラトゥーン村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、シリア政府の支配下にあるシャイフ・アキール山一帯、アターリブ市一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村を砲撃した。

AFP, November 24, 2022、ANHA, November 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2022、Reuters, November 24, 2022、SANA, November 24, 2022、SOHR, November 24, 2022などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団、シリア民主軍はトルコ軍の爆撃で17人が死亡したと発表(2022年11月24日)

アフリーン解放軍団は、11月20日のトルコ軍無人航空機(ドローン)によるアレッポ県アフリーン地区(シャッラー村一帯)、シャフバー地区(タッル・リフアト市一帯)への攻撃で戦死した5人の戦闘員の氏名を公表した。

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍もトルコ軍無人航空機(ドローン)によるハサカ県タッル・タムル町一帯に対する爆撃で死亡した兵士4人の氏名を公表した。

シリア民主軍はまた、11月23日のトルコ軍によるハサカ県のフール・キャンプとジャルキーン刑務所を爆撃で、兵士8人が死亡したと発表した。

AFP, November 24, 2022、ANHA, November 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2022、Reuters, November 24, 2022、SANA, November 24, 2022、SOHR, November 24, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがハサカ県ジュワーディーヤ村近郊を爆撃、ハサカ県、アレッポ県への激しい砲撃を続ける(2022年11月24日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村近郊のアリー・アーガー村の複数ヵ所を爆撃した。

ANHA(11月24日付)によると、トルコ軍はまた、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のタッル・ワルド村、ダーダー・アブダール村、タッル・タムル町近郊、同町近郊のクーザリーヤ村、タッル・ラバン村、M4高速道路沿線一帯、ダルダーラ村、クブール・ガラージナ村、タッル・タウィーラ村、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、同市南の穀物サイロ、同市近郊のマフラカーン村、ルーターン村、ダクリー村、ズールアーファー村、サイーダ村の石油ステーション、ムッラー・アッバース村の石油ステーション、フワイティラ村 、カルキー・シャームー村、アームーダー市近郊のハースィダ村、カーミシュリー市近郊のハラミー・シャイフー村、タッル・ザイワーン村、ドゥーダーン村、タッル・カイフジー村、ハラム・ラッシュ村、シューラク村、アブー・ラースィーン町とダルバースィーヤ市を結ぶ街道沿線一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(11月24日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のズールアーファー村、ジャイシャーン村、カラ・ムーグ村のシリア軍拠点、タッル・アブル村、タッル・シャイール村、ジャウラバク村、クーラーン村、クールタッバ村、ジャールカリー村、ズール・マガール村、タッル・リフアト市、同市近郊のバイルーニーヤ村、カフル・ナーヤー村、シャイフ・イーサー村、スムーキーヤ村、シャフバー・ダム、シャワーリガ村、イルシャーディーヤ村、バイナ村、マイヤーサ村、カフル・アントゥーン村、スーガーニーカ村、アキーバ村、ダイル・ジャマール村、ズィヤーラ村、カシュタアール村、タナブ村、ウンム・フーシュ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府支配地が接するターディフ市一帯でシリア軍とシリア国見民軍が激しく交戦した。

AFP, November 24, 2022、ANHA, November 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2022、Reuters, November 24, 2022、SANA, November 24, 2022、SOHR, November 24, 2022などをもとに作成。

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アサド大統領はシリアを訪問中のベラルーシのゴロフチェンコ首相ら使節団と会談(2022年11月24日)

アサド大統領はシリアを訪問中のベラルーシのロマン・ゴロフチェンコ首相ら使節団と会談した。

ゴロフチェンコ首相は、シリア・ウクライナ両国の友好関係と二国間協力発展の展望にかかるアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の親書をアサド大統領に手渡した。

アサド大統領はゴロフチェンコ首相らの訪問について、前日に行われた二国間協定の調印に限られず、特定の分野における協力のありようを具体的に検討し、実質的に着手・前進し、両国に利益をもたらす合同投資プロジェクトを構築するうえで意義があると述べた。

また、ベラルーシが、欧州の中心部に位置するその戦略的な地位、政策決定における独立したありようゆえに、西側の標的になっていると指摘、西側諸国は自らの覇権システムを維持するために、今後も戦争を続けるだろうが、こうした政策は、シリア、ロシア、ウクライナなど多くの国で既に破綻しており、経済戦争へと移行しようとしているとの見方を示した。

そのうえで、シリア、ロシア、ベラルーシがこうした戦争に対峙するために努力を一つにし、経済関係のネットワークを構築することが重要だと付言した。

一方、「テロとの戦い」を続けるシリアを支持するベラルーシの姿勢に謝意を示した。

SANA(11月24日付)が伝えた。


https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid0zaGESq2XThxUYs6W2DhS82PyxrCHroBjmR5pZHvSDDjEf5ncv4akpDJgdFw9ZpvVl

AFP, November 24, 2022、ANHA, November 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2022、Reuters, November 24, 2022、SANA, November 24, 2022、SOHR, November 24, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で1人(2022年11月24日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者1人が完治したと発表した。

これにより、11月24日現在のシリア国内での感染者数は計57,392人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,222人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0CrKANDAA2GkXHwKLqZod8K5M3ZxC6jH751fzwZC3Bu2n7ACjbwLeGenw7hM2NbLGl

AFP, November 24, 2022、ACU, November 24, 2022、ANHA, November 24, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2022、Reuters, November 24, 2022、SANA, November 24, 2022、SOHR, November 24, 2022などをもとに作成。

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