【トルコ・シリア大地震】シャーム解放機構の支配地の自治を委託されているシリア救国内閣の石油関連製品局は、地震によって9日から停止していたトルコからの石油の輸入を再開したと発表(2023年2月11日)

シリアのアル=カーイダとして知られる国際テロ組織のシャーム解放機構の支配地の自治を委託されているシリア救国内閣の石油関連製品局は、6日のトルコ・シリア大地震によって9日から停止していたトルコからの石油の輸入を再開したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月11日付)などが伝えた。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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ヒムス県タドムル市東の砂漠地帯で、ダーイシュがキノコを収穫を行っていた男女合わせて75人を誘拐(2023年2月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるタドムル市東の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)がキノコを収穫を行っていた男女合わせて75人を誘拐した。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】救援物資と救援チームを乗せたサウジアラビアの車列がトルコ占領地に、支援物資を積んだIHHと国連の車列がシャーム解放機構支配地にそれぞれ入る(2023年2月11日)

サウジアラビアの救援物資と救援チームを乗せた車列が、アレッポ県ジンディールス町に近いハマーム国境通行所を通じて、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域に入った。

車列はジンディールス町に向い、同地で倒壊した建物の瓦礫の下敷きになっている人々の捜索・救出活動にあたる予定。

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イドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所管理局によると、穀物、洋服、水、食料などの支援物資を積んだトルコのNGO組織のIHH(人道救助基金)の車輌15輌からなる車列が同通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

また、国連の支援物資を積んだ車輌22輌からなる車列も同通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った。


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イナブ・バラディー(2月11日付)などが伝えた。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、‘Inab Baladi, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年2月11日)

ラッカ県では、ANHA(2月11日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、ハーリディーヤ村を砲撃した。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】PYDに近いメディアは「トルコの傭兵」が救援物資を略奪していると伝える(2023年2月11日)

クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いANHA(2月11日付)は、6日のトルコ・シリア大地震でもっとも深刻な被害を受けた場所の一つでトルコ占領下の「オリーブの枝」地域内にあるアレッポ県ジンディールス町で、「トルコの傭兵」(シリア国民軍)が被災者への救援物資を略奪していると伝えた。

一方、ホワイト・ヘルメットでは同地で建物の瓦礫の下敷きになっている住民の救出作業を終了したと発表した。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】北・東シリア自治局が用意した救援物資の受け入れをめぐってシリア政府側が条件を提示(2023年2月11日)

ANHA(2月11日付)は、北・東シリア自治局がトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域に救援物資を運ぶために同地域の境界に位置するアレッポ県ウンム・ジャッルード村の通行所に派遣した車列が引き続きトルコ側からの受け入れ要請への回答を待っていると伝えた。

ANHAはまた、シリア政府との境界に位置するターイハト・トゥワイマート村の通行所に北・東シリア自治局が派遣した車列も、シリア政府からの回答を待って待機を続けていると伝えた。

一方、北・東シリア自治局広報局共同議長で危機対策室メンバーのジュワーン・ムスタファー氏は、ANHAに対して、ターイハト・トゥワイマート村の通行所にシリア政府支配地の被災者向けの灯油を積んだトレーラー50輌を追加で派遣したことを明らかにした。

第2陣はその日のうちにターイハト・トゥワイマート村の通行所に到着した。

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シリア人権監視団は複数筋から得た情報だとして、シリア政府側が北・東シリア自治局による救援支援物資の受け入れについて、まずは燃料を積んだトレーラーを受け入れるとともに、救急車を含む車輌の半数を引き渡すことを条件として提示していると発表した。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】北・東シリア自治局で救援支援活動続く(2023年2月11日)

ANHA(2月11日付)によると、北・東シリア自治局シャフバー地区(タッル・リフアト市一帯地域)が6日のトルコ・シリア大地震地震の被災地から受け入れた被災者の数は2500世帯に達した。

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ダイル・ザウル県では、ANHA(2月11日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)支配下の各地で、被災者を支援するための義援金や物資の募集活動が続けられた。

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北・東シリア自治局執行評議会のビーリーファーン・ハーリド共同議長、ハムダーン・アブド同共同副議長、社会連合運動(TEV-DEM)のガリーブ・ハッスー共同議長らからなる使節団が、アレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区に設置されている避難キャンプを視察した。

ANHA(2月11日付)によると、使節団は住民とシリア軍第4師団による封鎖状況などについて意見を交わした。

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北・東シリア自治局の養育教育委員会のサミーラ・ハッジ・アリー共同議長は声明を出し、6日のトルコ・シリア大地震で休校となっていた支配地域内の学校を12日まで引きつづき休校とすると発表した。

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クルド赤新月社はシリア政府支配地との境界に位置するターイハト・トゥワイマート村の通行所で声明を出し、シリア国内のあらゆる被災地に出向く意思があると発表した。

また、マンビジュ市および同郊外民主民政評議会もターイハト・トゥワイマート村の通行所で声明を出し、人道支援が政治利用されていると非難、救援物資の通過を許可するよう呼びかけた。

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シリア人権監視団によると、トルコ占領下のジンディールス町で地震によって死亡したマンビジュ市出身者7人(うち子供4人)の遺体が、同市に移送された。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】UAE、バングラデシュ、リビア、カザフスタン、イタリアからの救援物資が空路で到着(2023年2月11日)

アラブ首長国連邦(UAE)からの食料などの救援物資を積んだ貨物航空機2機がバースィル・アサド国際空港(ラタキア県)に到着した。

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バングラデシュからの救援物資を積んだ航空機がダマスカス国際空港に到着した。

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リビアからの支援物資を積んだ航空機2機がダマスカス国際空港と殉教者バースィル・アサド国際空港(ラタキア県)に到着した。

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カザフスタンからの支援物資を積んだ航空機がアレッポ国際空港に到着した。

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これにより、世界各地からシリアに空路で支援を届けた航空機は55機となった。

また、シリア民間航空局のバースィム・マンスール局長は、報道声明を出し、これまでに21ヵ国に空路での救援物資の搬入を許可したことを明らかにした。

このなかには、近く物資の提供を予定しているサウジアラビア、キプロス、スーダン、ベラルーシも含まれるという。

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イタリアからの医療物資などの支援物資を積んだ航空機2機がレバノンのベイルート国際空港に到着した。

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救援物資や燃料を積んだ車輌22輌からなるイラクの車列が、ダイル・ザウル県のブーカマール国境通行所を通ってシリアに入った。

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フサイン・アルヌース首相はパキスタンのシャバズ・シャリフ首相と電話会談を行った。

会談でシャリフ首相は6日のトルコ・シリア大地震の被害者に哀悼の意を示すとともに、救援支援、医療支援を行う用意があると表明した。

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SANA(2月11日付)が伝えた。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ヨルダンから救急車10台が供与され、アレッポ県での救援活動に投入(2023年2月11日)

ヨルダンのムルーク商社が供与した救急車10台が、ダルアー県のナスィーブ国境通行所を経由して保健省に提供され、アレッポ県での救援活動に投入された。

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ヨルダンから200万ヨルダン・ディーナール相当の医療支援が行われた。

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SANA(2月11日付)が伝えた。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シャアバーン大統領府特別顧問:「欧米諸国は人命を何らの尊重しておらず、シリアにおける人道状況をめぐる主張すべては嘘」(2023年2月11日)

ブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問はRT(2月11日付)のインタビューに応じ、米国を筆頭とする西側諸国が人命を何ら尊重しておらず、シリアにおける人道状況をめぐる主張すべてが嘘だと非難した。

また、西側諸国が自分たちの主張が事実だと立証したいのであれば、シリアに対する経済制裁を、即時に、無条件で、さらに例外なく撤廃しなければならないと付言、米財務省による対シリア制裁の180日の停止については、大規模地震を前に人道主義的な印象を与えることを目的とした偽りの決定だと断じた。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、RT, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】エジプトやレバノンでシリアで被災者のための支援活動や連帯の呼びかけ続く(2023年2月11日)

エジプト在住のシリアの若者らが被災者のための救援物資を集めるための慈善グループや活動を開始した。

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レバノンのイスラーム保健機構民間防衛総局は、シリア国民との連帯を訴え、支援を受け付けるための「慈悲深い者たち」と銘打ったキャンペーンを開始した。

また、レバノンのイマーフ・マフディー・スカウト協会も同じ名前でキャンペーンを開始した。

レバノンのシリア民族社会党のアスアド・ハルダーン党首は、党員が非常事態委員会、救援救済医療救急チームを結成し、シリア政府の各機関とともに被災者の支援を行うことを明らかにした。

北レバノン国民センターのカマール・ハイル代表は北部県ミンヤ郡で、シリア国民との連帯を示す会合を主催し、欧米諸国によるシリアへの制裁の打破を呼びかけた。

労働者連盟のザーヒル・ハティーブ総裁もレバノン山地県シェヒーム市で人民集会を開催し、シリア救済と、欧米諸国による制裁の解除を呼びかけた。

経済社会フォーラムもシリアへの制裁の解除を呼びかけた。

ナジュダ人民協会北部県アッカール郡支部はシリアの被災者を支援するための義援金募集のキャンペーンを開始した。

南部県サイダー市にある殉教者マアルーフ・サアド財団の人民救援隊は、シリアの被災者を救済するためのキャンペーンを開始、シリア・アラブ赤新月社に提供するための義援金の募集を開始した。

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SANA(2月11日付)が伝えた。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アサド大統領とアスマー夫人はアレッポ市滞在を終え、ラタキア県に移動、視察、慰問を続ける(2023年2月11日)

アサド大統領とアスマー・アフラス夫人は、アレッポ市に設置された対策室のメンバーと会談、彼らからの現状報告に耳を傾けた。






https://youtu.be/Z_NdyN0qi7k

https://youtu.be/Ito-MmZj41A

メンバーらと意見を交換したアサド大統領は次のように述べた。

我々は住民のアレッポ市への愛を知っている。これは国家機関が危機に際して活動するうえで頼ることのできる強みだ。
我々が数日以内にアレッポの復興を支援し得るプロジェクトを策定し、災害復旧計画をもって災害の影響を前に立ち止まることなく、市に役立つビジョンを持つには、体系的に考えることが重要だ…。各当事者の責任と任務を厳密に設定しつつ、行程表を作成することが重要だ。

一方、アスマー夫人も以下のように述べた。

大統領とともにアレッポ市内の複数地区で行った視察訪問を通じて、住民どうしの団結と相互扶助を感じました。
アレッポの住民には、同市に対する12年に及ぶ過酷な戦争による危機に対処した大いなる経験があります。ですから、震災やその影響を対処する能力があります。

アサド大統領とアスマー夫人はまた、瓦礫の撤去作業や救援活動を行うボランティア・チームのメンバーらに面談した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/568871885279129?__cft__[0]=AZWdTJN12w2kVx6Rq2P0MnfTLBEUJOBsE9_-j4jgU8aVbOjy-HKrCqbLlJCPyRWn2SOL32qsChGePSB9D7JVXxBN_KNR48rht2jDU7JSwYGkpfOTt4zHKIJWVKzXPaJ-M2H-rf_xJOdMzZUeXBQBL_cFiZPIt8M8NwH7EoMKN4V6nUhC4-WbgTVCQFXq57NYmT9ZW0aTz9MlrfLvWczwHpx5&__tn__=%2CO%2CP-R

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アサド大統領とアスマー夫人は続いて、ラタキア県ラタキア市を訪れ、ティシュリーン大学病院に入院している負傷者、バースィル・アサド教育訓練センターに身を寄せている被災者を慰問した。

慰問中に、地震に対する西側諸国と国際社会の対応の違いについて問われたアサド大統領は以下のように答えた。

人道状況に対する西側諸国の姿勢について話すのであれば、地震、あるいはいかなる災害に関係なく、西側の人道的な対応には、何の姿勢の変化もない。逆にすべてがしっかりと定まっている。(西側と国際社会の間に)亀裂など生じていない。西側には人道的側面があると考えていた一部の人にとって、それが見えるようになっただけだ。亀裂が生じたのではない。価値間の亀裂、あるいは国民間の亀裂は存在する。西側については話すとき、民衆という意味で話をしているのではなく、一義的には政治的な意味、あるいは西側諸国の政治家のなかにある道徳的意味について話している。

また、アラブ諸国から寄せられた同情については次のように述べた。

同情と述べる以前により重要なのは、アラブ人としての感情が各国の国民に残っているということだ。それは変わることもなく、置き換えられることもなかった。こうした(アラブ人としての)同情は存在する。何よりもまず、我々は同情心を持った諸国民だ。第2に、我々の所属は一つだ。帰属意識の欠如を思わせるものは…この地域よりもむしろ西側の多くの場所に存在している。帰属意識はかつて考えられていたようには靄は存在しないという考え方を売り込もうとする動きはある。おそらく帰属のかたちは変わるが、内容は変化しない。公式見解に先立って我々が目にした民衆の同情は当然のものだ。こうした状況に基づかねばならない。こうした思考を理解し、深め、「人間はロポット人間、あるいは感情、帰属、原理原則、道徳のない道具に変わりつつある」とするメディア、SNS、世界中から発信されるプロパガンダの主張を克服しなければならない。これは正しくはない。

我々は常に困難な問題の本質、あるいは暗闇のなかで光明を探そうとしている。こうした法則は、とりわけ戦後に我々の行動において一般的になっている。我々は多くの問題を抱えており、その一部は、数十年にわたる積み重ねであり、一部は戦争と関係している。別の一部は地震と関係している。我々はそれらに個別に対処するのか、あるいはまとめて対処するのか? このことを決することが、まずアレッポ市での会合の目的の一つとなった。もう一つ、我々は人道状況のみに対処するのか、この数日に行われてきた救助活動、そしてこれに続いて行われた避難所、食料などのニーズへの対応を行うのか、あるいはその先へと移行し、復興、再開発を推し進め、地震、あるいは戦争以前の状態をめざすのか? これが議論されたことの内容だった。なぜなら、現状について議論、対応、対処するだけでは、常に大きな機会を逃してしまう。これが会合の主な目的だった。

私はいつも、地元コミュニティにメッセージを伝えるのではなく、地元コミュニティのメッセージを踏まえねばならないと言っている。我々は地元コニュニティの一部だ。私はそこに属しており、メッセージをやりとりすることなどあり得ない。これが第1だ。第2に、人々とメッセージをやり取りしていたのであれば、人々の間に入っていただろう。我々は人々と共にありたいと考えている。なぜなら、直に触れることができるものがあるからだ。直接の関係、感情、精神、ニーズ、多くの詳細…。公式のルートでそれらに触れることはできない。それが本質的なことことだ。だから、私は人々とメッセージをやり取りはせず、直接関係を築く。これが私とシリア国民の関係の本質だ。私は国民の一部だ。

アサド大統領とアスマー夫人はまた、ジャブラ市ガザーラート地区で活動を続けるシリアとシリアの救援チームと面談し、救援活動や瓦礫の撤去作業を施設した。

現場でアサド大統領は次のように述べた。

政府の計画に沿って、事態が検討された。そこでの最優先事項は人命救助だった。第2の優先事項は、亀裂が入った建物などの状況の調査だ。続いて、それ以外のさまざまな影響への対応が優先される。だが、この数日間の最優先事項は人命だった。まだ、開始されてはいないが、関連機関はもちろん、これら詳細についての検討を開始する。検討する前に答えを出すことはできない。おそらく、近く、すべてに答えが出されるだろう。

我々は12年もの間戦争状態にあった。我々は自分たちをよく読み解くことができる。我々はどのように祖国に熱意を示すのか、どのように原則を放棄せずにいるのか、あるいはその他の詳細を理解できる。こうした状態が国民を読み解くするための状態であることは許されない。それは、あたかも我々がシリア人としての自分自身を知らないかのようだからだ。我々が自分自身を、そして国をさまざまな状況下で防衛するのでなければ、誰が防衛するのか? 国民が行うことを読み解くことについて話すのであれば、我々は自分自身のことを熟知しているということだ。いかなる危機が過ぎ去ろうとも、我々はこれまでと同じか、それよりも良いものを期待しなければならない。

我々が正しく読み解こうとしたいのであれば、西側の植民地主義が6世紀前に始まって以降、変化していないということを知っておかねばならない。歴史を正しく知ること、読み解くことが出来なければ…。こうした状態を我々は今目にしており、我々の読み解きに問題がある。私は自明のことについて話していると考えている。我々には、6世紀を通じて、それを2度、あるいは10回も、さらには百度読み直す必要はない。

ティシュリーン大学病院






殉教者バースィル・アサド教育訓練センター












ジャブラ市ガザーラート地区




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SANA(2月11日付)が伝えた。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】のテドロス・アダノムWHO事務局長が空路でアレッポ市に入りし、シリアが必要としている医療危機などの支援を行う意思を表明(2023年2月11日)

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は空路でシリア入りし、シリアが必要としている医療危機などの支援を行う意思を表明した。

アレッポ国際空港に到着したテドロス事務局長は、今回の訪問で、簡単な手術で使用される抗生物質、機材などの保健医療物資35~37トンを搬入したことを明らかにするとともに、今後2日以内に第2便の貨物輸送機が、簡単な外科手術用の医療用品など30トンを届ける予定だと付言した。

テドロス事務局長を出迎えたハサン・ガッバーシュ保健大臣は、同局長の訪問が地震の被害や病院の現状、設備、医療機器、医薬品などの不足を見極めるうえで重要であり、WHOの今後の支援に資するものだと強調した。

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アダノム事務局長はまた、ガッバーシュ保健大臣、フサイン・ディヤーブ・アレッポ県知事とともに、アレッポ市のシャッアール地区、ハルワーニーヤ地区、ルーズ・ダム地区、ジャウラト・アウワード地区、旧ムワーサラート地区、ブスターン・バーシャー地区、マシャーリカ地区で行われている被災者の捜索・救出活動と瓦礫の撤去活動、サアド・イドリビー・モスク(ハラク地区)とテレ・サント修道院(カトリック)に設置されている避難所を視察した。

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SANA(2月11日付)が伝えた。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】各県、NGOなどによる救援活動続く(2023年2月11日)

省庁の動き

ロシア教育大学と世界キリスト教連盟の使節団が文部省を訪れ、ダーリム・タッバーア教育大臣と面談、6日のトルコ・シリア大地震の被災者への弔意を示した。

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シリア運輸観光会社が被災者に食料を提供した。

各県の動き

ダマスカス県で集められた救援物資を積んだ車列がラタキア県に向かった。

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タルトゥース県で集められた食料などの救援物資を積んだ車10第がラタキア県とハマー県に向かった。

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スワイダー県の人命救助ボランティア・チームが被災者を支援するためのイニシアチブを開始した。

同県の住民も被災者への救援物資の提供を行った。

また県の若者らがラタキア県を支援するための「家族の無情」と銘打ったキャンペーンを開始した。

さらに同県の慈善忠誠協会が被災者を支援するための義援金募集を開始した。

同県のマイクロ・ビジネス展覧会が開幕し、被災者支援のコーナーが設置された。

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ハマー県では、ハマー市の避難所の被災者に食料が配給された。

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ラタキア県の若者らが野外炊事場で活動を行った。

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ハサカ県の部族名士、経済団体、宗教団体はハサカ市の県庁舎で会合を開き、被災者の家族への支援を行うと表明した。

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ダルアー県では、被災者を支援する「コーラル・ハーモニー」イニシアチブがアレッポ県に支援物資を運んだ。

また、県で被災者を支援するための「シリアは一つの家族」イニシアチブが開始された。

在外シリア人の動き

ロシア在住のシリア人らが駐ロシア・シリア大使館に被災者を支援するための義援金の寄附を続けた。

また、バッシャール・ジャアファリー大使は、訪れた寄付者らたと面談した。

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SANA(2月11日付)が伝えた。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シリアでの犠牲者の数は5,000人を超える(2023年2月11日)

シリア人権監視団は、6日の大規模地震による犠牲者に関して、11日深夜(12日未明)の段階で5,273人に達していると発表した。

このうち、シリア政府の支配地での死者は2,063人、シャーム解放機構の支配地とトルコ占領地での死者は3,210人で、他にも数千人が負傷しているという。

なお、この数にはトルコで被災し、死亡したシリア人975人は含まれていないという。

また、建物が倒壊するなどの被害を受けたシリア北部、北西部、西部の市町村は120あまりに達しているという。

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ホワイト・ヘルメットはフェイスブック(https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/)のアカウントを通じて、6日の大規模地震による死者数が2,167人以上、負傷者が2,950人以上に増加したと発表した。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/posts/pfbid02BnetJAzuDe48WizpSr8qAyiM4NsijuyYxg6HzssU78EYFHmxsfRfihZZMS5AkHDpl

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ラタキア県のジャブラ市では、救援チームが6日のトルコ・シリア大地震によって倒壊した建物の瓦礫の下で13人の遺体を発見した。

ラタキア市のクサイ・ハリール病院局長によると、ジャブラ市での死者が292人、負傷者は179人に上っている。

SANA(2月11日付)が伝えた。

AFP, February 11, 2023、ANHA, February 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2023、Reuters, February 11, 2023、SANA, February 11, 2023、SOHR, February 11, 2023などをもとに作成。

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