【トルコ・シリア大地震】シャーム解放機構がトルコ・シリア大地震の被害に対応するために設置した緊急要請委員会が、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のジンディールス町で瓦礫の撤去や道路の清掃を行っている映像を公開(2023年2月21日)

シャーム解放機構がトルコ・シリア大地震の被害に対応するために設置した緊急要請委員会が、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のジンディールス町(アレッポ県)で瓦礫の撤去や道路の清掃を行っている映像をユーチューブを通じて公開した。

https://www.youtube.com/watch?v=6-QLW4mIC28

YouTube, February 21, 2023をもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】インドネシアのマルスディ外務大臣はトルコ・シリア大地震の被災者に対する人道支援を政治利用することを拒否(2023年2月21日)

アブドゥルムンイム・アンナーン在インドネシア・シリア大使がジャカルタでルトノ・マルスディ外務大臣と会談した。

会談でマルスディ外務大臣は、トルコ・シリア大地震の被災者に対する人道支援を政治利用することを拒否すると述べた。

AFP, February 22, 2023、ANHA, February 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2023、Reuters, February 22, 2023、SANA, February 22, 2023、SOHR, February 22, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県イフスィム町の警察分所で爆発が発生し、シャーム解放機構のメンバー1人死亡、警察官5人負傷(2023年2月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイフスィム町の警察分所内で爆発が発生し、シャーム解放機構のメンバー1人が死亡、同機構が組織する警察のメンバー5人が負傷した。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連の食料などの救援物資を積んだ貨物車輌15輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に(2023年2月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連の食料などの救援物資を積んだ貨物車輌15輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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シリア人権監視団はスワイダー市中心部で、活動家ら数十人が抗議デモを行ったと発表(2023年2月21日)

シリア人権監視団は、スワイダー市中心部の広場で、活動家ら数十人が集まり、権利回復や政治的変革を求める座り込みデモを行ったと発表した。

参加者はまた「イドリブはすべてのシリア人のためのシリアの領土」、「瓦礫の上で踊ることは恥ずべきことだ」、「援助は安全な手によって行われているというが、どこに安全があるのか?」などと書かれた紙を掲げて、反体制派支配地に対するシリア政府の対応を批判したという。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】クルド赤新月社の支援物資と救急車輌がシリア政府支配地を経由して北・東シリア自治局の支配地に入るが、シリア人権監視団は依然足止めに遭っていると発表(2023年2月21日)

イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市の住民から寄せられた救援物資が、北・東シリア自治局のシャフバー地区(アレッポ県タッル・リフアト市一帯地域)で暮らすアフリーン郡からの国内避難民(IDPs)の被災者に届けられた。

支援物資は7輌の貨物車輌によって運ばれ、シリア政府支配地と北・東シリア自治局支配地を隔てるターイハト・トゥワイマート村での通行所で5日足止めに合ったものの、シリア当局に通過を許可され、現地入りした。

物資は、クルド赤新月社が北・東シリア自治局シャフバー地区の社会問題委員会と連携して、被災者に配給された。

ANHA(2月21日付)が伝えた。

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一方、シリア人権監視団は、ターイハト・トゥワイマート村に設置されている通行所を経由して、医薬品や救援物資を積んだクルド赤新月社の貨物車輌4輌と医療チームを乗せた救急車輌2輌がシリア政府支配地に入り、北・東シリア自治局の支配地(アレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区、シャフバー地区)に向かったと発表した。

だが、その後同監視団は、これらの車列がアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区に入ることをシリア政府当局によって阻止されたと改めて発表した。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍のシリア領内から占領下のゴラン高原に潜入した2人を捕捉(2023年2月21日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)を通じて、1月27日(金曜日)、シリア領内から占領下のゴラン高原に潜入した2人をイスラエル軍が捕捉したと発表した。

捕捉したのは、イスラエル占領地と兵力引き離し地域を隔てる境界線(ラインA)の西側。

捕捉後の聴取で、2人のうちの1人が、ガイス・アブドゥッラーを名乗るシリア人で、テロ活動を行うためのインフラを構築するためにイスラエル軍にかかる情報・諜報を収集していたことが明らかとなったという。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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シリア国民軍に所属するマジド軍団メンバーの「アブー・ジャービル・イクティサーディーヤ」がラッカ県で暗殺される(2023年2月21日)

ラッカ県では、ANHA(2月21日付)によると、トルコ占領下のタッル・アブヤド市一帯とスルーク町を結ぶ街道で、シリア国民軍に所属するマジド軍団メンバーの1人で「アブー・ジャービル・イクティサーディーヤ」として知られる男性が、オートバイに乗った正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】北・東シリア自治局支配地で活動する32の政治組織は、トルコの与党公正発展党(AKP)がトルコ・シリア大地震に乗じて、シリア北部の占領地の人口構成を変化させようとしているとして警鐘を鳴らす(2023年2月21日)

北・東シリア自治局支配地で活動する32の政治組織は共同声明を出し、トルコの与党公正発展党(AKP)が、トルコ・シリア大地震の「人道的災害と救援の取り組み」に乗じて、シリア北部の占領地の人口構成を変化させようとしているとして警鐘を鳴らした。
https://hawarnews.com/ar/uploads//2023/02/21/192227_0b7a55f5-71f2-4f9e-84bb-443195ac6bf7.jpg

共同声明を出したのは以下の組織
1. 民主連合党
2. 民主緑の党
3. クルディスタン民主和平党
4. クルディスタン・リベラル連合
5. クルディスタン共産党
6. シリア・クルディスタン民主パールティ
7. クルド・シリア民主党
8. シリア・クルド左派党
9. シリア・クルド民主左派党
10. クルディスタン国民連合党
11. クルディスタン民主変革党
12. クルディスタン刷新運動
13. クルディスタン労働連合
14. アラブ国民委員会
15. シリア近代民主主義党
16. クルド・シリア民主合意党
17. シリア改革運動
18. アッシリア民主党
19. クルディスタン友愛党
20. シリア・クルド民主ロジュ党
21. 民主社会運動
22. スィタール大会
23. 保守党
24. 民主闘争党
25. クルディスタン・ムスタクバル潮流
26. クルディスタン民主党西クルディスタン
27. 国民調整委員会民主変革運動
28. スィルヤーニー連合党
29. シリア・ムスタクバル党
30. シリア・クルド民主党アル・パールティ
31. シリア・クルド民主統一党イェキーティー
32. シリア革命左派潮流

ANHA(2月21日付)が伝えた。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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シリア中央銀行は1米ドル=6,950シリア・ポンド、1ユーロ=7,416.35に引き下げると発表(2023年2月21日)

シリア中央銀行は、21日付の送金為替速報で、1米ドル=6,950シリア・ポンド、1ユーロ=7,416.35に引き下げると発表した。

SANA(2月21日付)が伝えた。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】被災地でボランティア支援活動、復旧活動続く(2023年2月21日)

ヒムス県では、革命青年連合の支部や県内の若者たちがボランティア・チームを組織し、被災者の支援物資の募集や配布、メンタル・ケア、民間防衛隊や救急治療の支援を続けた。

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ダルアー県は、「シリアは一つの家族」キャンペーンで住民から寄せられた支援物資を貨物車輌17輌に積んで、被災地に送った。

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シリア・テレコム(シリア通信会社)の技術チームが被災地での電話回線の復旧作業を続けた。

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ハマー市では、アルバイーン地区で、シリア軍部隊が地震により倒壊の恐れがある建物の解体作業を行った。

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SANA(2月21日付)が伝えた。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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文化省はイスラエルによる19日の首都ダマスカスおよびその周辺へのミサイル攻撃を非難(2023年2月21日)

文化省は声明を出し、イスラエルによる19日の首都ダマスカスおよびその周辺へのミサイル攻撃で、UNESCO世界遺産に指定されているダマスカス旧市街のダマスカス城や、同城にに設置されている応用芸術技術研究所と遺跡博物館中等研究所が被害を受けたことに関して、文化施設への標的することを禁じた国際協定に反する行為だとして、もっとも厳しい表現で非難、国際社会に対して、こうした攻撃を非難するよう呼びかけた。

SANA(2月21日付)が伝えた。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるハマー県、イドリブ県を砲撃(2023年2月21日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のマンスーラ村、ヒルバト・ナークース村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のフワイハ村、バイニーン村を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(2月21日付)によると、ダルアー市のマタール(空港)地区で、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民1人が負傷した。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】サッバーグ人民議会議長は声明を出し、タンザニア国会議長から弔電を受け取ったと発表(2023年2月21日)

ハンムーダ・サッバーグ人民議会議長は声明を出し、タンザニアのトゥリア・アックソン国民議会(国会)議長からの弔電を受け取ったと発表した。

SANA(2月21日付)が伝えた。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アルヌース内閣は定例閣議で干ばつ自然災害被害軽減基金の2023年度予算の見積額を500億シリア・ポンドとすることを了承(2023年2月21日)

フサイン・アルヌース内閣は定例閣議を開催し、トルコ・シリア大地震の被害に対する各省庁、関連機関の対応についての報告を行うとともに、被害に対応するため計画案やプロジェクト案について審議、各部門における被害状況についての詳細なデータベースを早急に作成し、被害に対して、体系的且つ経済社会活動にかかる優先順位に沿って対処すること、被災者への支援を継続することを確認した。

内閣はまた、干ばつ自然災害被害軽減基金の2023年度予算の見積額を500億シリア・ポンドとし、基金の技術面および物資面での行動計画を了承、経済委員会に対して、輸入のための資金調達、財政支援を受ける物資の優先順位の確定、国内市場のニーズを確保するうえで生じる障害の排除を行うため政策実施の現状を見直すよう要請した。

SANA(2月21日付)が伝えた。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】イラクのイマーム・フサイン聖廟が救援物資を送付、スウェーデン在住シリア人が支援物資募集を呼びかける(2023年2月21日)

イラクのカルバラーにあるイマーム・フサイン聖廟は、シリアの被災者のために救援物資を送ったと発表するとともに、カルバラー県の病院に被災したがん患者や高齢者を受入れる用意があると表明した。

SANA(2月21日付)が伝えた。

これに関連して、シリア人権監視団は、イラクからの救援物資を積んだ貨物車輌140輌からなる車列がブーカマール国境通行所を経由してシリア領内に入ったと伝えた。

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インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は、首都ジャカルタのハリム・ペルダナクスマ国際空港を訪問し、トルコとシリアの被災者のための支援物資の送付準備状況を視察、シリアの被災者のための支援物資を積んだ航空機2機を派遣すると表明した。

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ムハンマド・ハサナイン・ハッダーム在中国シリア大使は、首都北京にあるシリア大使館にシリア国内での任務を終えて帰国した中国に帰国した救援チームを招待し、その取り組みに謝意を示した。

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アラブ首長国連邦(UAE)のアブドゥッラフマーン・ブン・ムハンマド・ウワイス保健大臣が、同国からの支援物資46トンを積んだ貨物機に同乗して、シリアを訪問した。

バースィル・アサド国際空港(ラタキア県)に到着した、ウワイス保健大臣は、ハサン・ガッバーシュ保健大臣、アーミル・ヒラール・ラタキア県知事、アブドゥルハキーム・ヌアイミー駐シリアUAE臨時代理大使と、ジャブラ市の被害現場を視察、シリア国民に対する医療部門での支援を継続すると表明した。

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アラブ首長国連邦(UAE)、オマーン、ロシア、クウェート、タジキスタン、ウズベキスタンからの支援物資を積んだ航空機13機が、ダマスカス国際空港、殉教者バースィル・アサド国際空港(ラタキア県)、アレッポ国際空港に到着した。

ダマスカス国際空港には、UAE機2機、タジキスタン機2機、在留シリア人が集めた物資を積んだクウェート機1機、ウズベキスタン機1機が、殉教者バースィル・アサド国際空港にはUAE機2機、ロシア機1機、アレッポ国際空港には、オマーン機2機、UAE機2機、がそれぞれ到着した。

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スウェーデンの在留シリア人国民連合は、首都ストックホルムにあるシリア大使館やアラブ人・外国人滞在者と連携して、「希望の笑顔4」と銘打ったキャンペーンを開始し、衣服や毛布などの支援を募った。

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SANA(2月21日付)が伝えた。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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