米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、有志連合とシリア自由軍が実弾を使用した合同演習を開始(2023年7月4日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、米国が主導する有志連合とシリア自由軍(旧革命特殊任務軍)が実弾を使用した合同演習を開始した。

演習は数日にわたって、55キロ地帯全域で行われるという。

有志連合(「生来の決意」作戦合同任務部隊(CJTF-OIR(Combined Joint Task Force – Operation Inherent Resolve))は7月1日から4日にかけて連日声明を出し、ハサカ県、ザイル・ザウル県、タンフ国境通行所一帯地域で軍事演習を行うと発表を続けていた。

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ハサカ県では、SANA(7月4日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー43輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由してイラク領内に移動した。

AFP, July 4, 2023、ANHA, July 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2023、‘Inab Baladi, July 4, 2023、Reuters, July 4, 2023、SANA, July 4, 2023、SOHR, July 4, 2023などをもとに作成。

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イタリアでトリノ王立美術館とシリア開発信託の共催による「シャームのバラ(ダマローズ)…シリアからトリノへ」が開幕(2023年7月4日)

イタリアのトリノで、トリノ王立美術館とシリア開発信託の共催、サンタガタ文化経済機構協力にによる、シリアと地中海諸国の文化交流を目的とした「シャームのバラ(ダマローズ)…シリアからトリノへ」が開幕した。

「シャームのバラ…シリアからトリノへ」は1週間にわたり開催され、その間、写真展、コンサート、映画上映などが行われる。



SANA(7月4日付)が伝えた。

AFP, July 4, 2023、ANHA, July 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2023、‘Inab Baladi, July 4, 2023、Reuters, July 4, 2023、SANA, July 4, 2023、SOHR, July 4, 2023などをもとに作成。

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シリア中央銀行は1米ドル=8,400シリア・ポンド、1ユーロ=9,156.84シリア・ポンドに引き下げたと発表(2023年7月4日)

シリア中央銀行は、4日付の送金為替速報で、1米ドル=8,400シリア・ポンド、1ユーロ=9,156.84シリア・ポンドに引き下げたと発表した。

SANA(7月4日付)が伝えた。

AFP, July 4, 2023、ANHA, July 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2023、‘Inab Baladi, July 4, 2023、Reuters, July 4, 2023、SANA, July 4, 2023、SOHR, July 4, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルと見られる武装グループがダイル・ザウル県でシリア民主軍の検問所を襲撃し、兵士1人を殺害(2023年7月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装グループがダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるウシャイティフ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃し、兵士1人を殺害した。

AFP, July 4, 2023、ANHA, July 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2023、‘Inab Baladi, July 4, 2023、Reuters, July 4, 2023、SANA, July 4, 2023、SOHR, July 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは過去24時間にマグニチュード2.3~3.5の地震が4回発生したと発表(2023年7月4日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にアレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)を震源とするマグニチュード2.3~3.5の地震が4回発生したと発表した。

SANA(7月4日付)が伝えた。

AFP, July 4, 2023、ANHA, July 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2023、‘Inab Baladi, July 4, 2023、Reuters, July 4, 2023、SANA, July 4, 2023、SOHR, July 4, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県アウラム・クブラー町一帯を砲撃し、女性1人と子供2人を含む4人を殺害(2023年7月4日)

アレッポ県では、SANA(7月4日付)によると、同県西部で活動する「テロ組織」がシリア政府の支配下にあるアウラム・クブラー町一帯を砲撃し、砲弾一発が同町に近いタディール村の民家に着弾、女児2人、その母親とおじの4人が死亡、女児の父親が負傷した。




シリア人権監視団によると、砲撃を行ったのは「決戦」作戦司令室。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、同監視団やホワイト・ヘルメットによると、これに対して、シリア軍もシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、ダーラ・イッザ市一帯、カフル・アンマ村、タカード村を砲撃し、カフル・ヌーラーン村で「決戦」作戦司令室に所属する国民解放戦線(シリア国民軍)を主導するシャーム軍団の戦闘員1人が死亡、複数が負傷、ダーラ・イッザ市近郊で子供4人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村で砲撃戦を行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のアンカーウィー村一帯で砲撃戦を行った。

AFP, July 4, 2023、ANHA, July 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2023、‘Inab Baladi, July 4, 2023、Reuters, July 4, 2023、SANA, July 4, 2023、SOHR, July 4, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは7月5日からロシア・シリア両軍の合同軍事演習を行うと発表(2023年7月4日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、7月5日から6日間の日程で、ロシア・シリア両軍の合同軍事演習を行うと発表した。

演習では、爆撃に対処するため、航空、兵力、防空・電子戦の手段の共同行動の問題を解決することが計画されているという。

RIAノーヴォスチ通信(7月4日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 4, 2023をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党による6回の砲撃を確認したと発表(2023年7月4日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党が「緊張緩和地帯設置」内のシリア軍の拠点に対して6回(イドリブ県3回、アレッポ県2回、ラタキア県1回)の砲撃を行ったことを記録したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(7月4日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 4, 2023をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合が過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」に9回にわたって違反したことを確認したと発表(2023年7月4日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、米主導の有志連合が過去24時間に、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」に9回にわたって違反したことを確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(7月4日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 4, 2023をもとに作成。

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