ラタキア県で発生した森林火災の消火活動が続けられ、ラタキア市北、ジャブラ市郊外で鎮火(2023年7月28日)

ラタキア県では、SANA(7月28日付)によると、25日に猛暑と乾燥によって発生した森林火災の消火活動が続けられ、消防隊はラタキア市北のカンジャラ町一帯、ジャブラ市郊外のサハーバ村、ザーマー村でほぼ消火に成功した。

AFP, July 28, 2023、ANHA, July 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2023、‘Inab Baladi, July 28, 2023、Reuters, July 28, 2023、SANA, July 28, 2023、SOHR, July 28, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県マアダーン・アティーク村近郊で羊飼い3人を誘拐、羊400頭余りを略奪して逃走(2023年7月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがマアダーン・アティーク村近郊で羊飼い3人を誘拐し、彼らが水を輸送するために使用していたトラクターを破壊、羊400頭余りを略奪して逃走した。

事件発生を受けるかたちで、シリア軍が照明弾などを発射し、追跡を行った。

スリーパーセルは29日になって、羊飼い2人を解放したが、その後住民らが羊飼い1人の遺体を発見した。

AFP, July 29, 2023、ANHA, July 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2023、‘Inab Baladi, July 29, 2023、Reuters, July 29, 2023、SANA, July 29, 2023、SOHR, July 29, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県カフル・アンマ村を砲撃し、「決戦」作戦司令室に所属する国民解放戦線の戦闘員1人が死亡(2023年7月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアウラム・クブラー町一帯を砲撃し、シリア軍が使用していた重機1輛を破壊した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村を砲撃し、「決戦」作戦司令室に所属する国民解放戦線の戦闘員1人が死亡した。

AFP, July 29, 2023、ANHA, July 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2023、‘Inab Baladi, July 29, 2023、Reuters, July 29, 2023、SANA, July 29, 2023、SOHR, July 29, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュは27日のダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町で発生した爆破テロ事件への関与を認める声明を発表(2023年7月28日)

ダーイシュ(イスラーム国)はテレグラムのアカウントを通じて、27日のダマスカス郊外県のサイイダ・ザイナブ町で発生した爆破テロ事件への関与を認める声明を発表した。

ダーイシュは声明において、「イスラーム国の戦闘員は、シリア内外のシーア派の巡礼地と目されているサイイダ・ザイナブ地区に対して、シリアの体制やその民兵による厳重な治安体制を突破することに成功し…、約10人を殺害、約40人を負傷させ、首都ダマスカス南の爆破地に物的損害を与えた」と述べ、関与を認めた。

ダーイシュはまた、7月25日に同じくサイイダ・ザイナブ町でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、2人が負傷した事件への関与も認めた。

AFP, July 28, 2023、ANHA, July 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2023、‘Inab Baladi, July 28, 2023、Reuters, July 28, 2023、SANA, July 28, 2023、SOHR, July 28, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で国防隊とシリア軍第17師団の陣地複数ヶ所が正体不明の武装集団の攻撃を受ける(2023年7月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ティブニー町に近い砂漠やブーティーヤ村に設置されている国防隊とシリア軍第17師団の陣地複数ヶ所が正体不明の武装集団の攻撃を受けた。

AFP, July 28, 2023、ANHA, July 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2023、‘Inab Baladi, July 28, 2023、Reuters, July 28, 2023、SANA, July 28, 2023、SOHR, July 28, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがハサカ県あるアームーダー市西のシリア民主軍軍事アカデミーの教練キャンプを爆撃し、12人を殺傷(2023年7月28日)

ハサカ県では、ANHA(7月28日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアームーダー市西のヒルバト・ハウィー(・ミルフ)村を爆撃した。

シリア人権監視団によると、爆撃はヒルバト・ハウィー村の近くにある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の軍事アカデミーの教練キャンプを狙ったもので、軍関係者4人を殺害、8人を負傷させた。

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アレッポ県では、ANHA(7月28日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍、あるいはシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市に近いクワンディー・マーズィン村(ズーク・カビール村)を砲撃し、子供1人が負傷した。

AFP, July 28, 2023、ANHA, July 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2023、‘Inab Baladi, July 28, 2023、Reuters, July 28, 2023、SANA, July 28, 2023、SOHR, July 28, 2023などをもとに作成。

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貨物車輛3輛がバーブ・サラーマ国境通行所を経由して、トルコから同国の占領下にある「ユーフラテスの縦」地域にWFPの物資を輸送(2023年7月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、貨物車輛3輛がバーブ・サラーマ国境通行所を経由して、トルコから同国の占領下にある「ユーフラテスの縦」地域に世界食糧計画(WFP)の物資を輸送した。

AFP, July 28, 2023、ANHA, July 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2023、‘Inab Baladi, July 28, 2023、Reuters, July 28, 2023、SANA, July 28, 2023、SOHR, July 28, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の総合治安機関はイドリブ市、カッリー町で指名手配者やイスラーム解放党メンバーなど9人を逮捕(2023年7月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関が同機構の支配下にあるカッリー町の国内避難民(IDPs)キャンプを強襲したことをきっかけに、同機関の指名手配者らとの間で銃撃戦が発生、総合治安機関は4人を逮捕した。

またイドリブ市では総合治安機関がイスラーム解放党のメンバーの自宅前で、このメンバーを含む5人を逮捕した。

AFP, July 28, 2023、ANHA, July 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2023、‘Inab Baladi, July 28, 2023、Reuters, July 28, 2023、SANA, July 28, 2023、SOHR, July 28, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは過去24時間にマグニチュード2.2~3.5の地震が3回発生したと発表(2023年7月28日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にラタキア県北東部、アレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)を震源とするマグニチュード2.2~3.5の地震が3回発生したと発表した。

SANA(7月28日付)が伝えた。

AFP, July 28, 2023、ANHA, July 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2023、‘Inab Baladi, July 28, 2023、Reuters, July 28, 2023、SANA, July 28, 2023、SOHR, July 28, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはラッカ県で米主導の有志連合所属のMQ-9がロシア軍のSu-34戦闘機に「危険な接近」をしたと発表(2023年7月28日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、ラッカ県で米主導の有志連合所属のMQ-9無人航空機(ドローン)がロシア軍のSu-34戦闘機に「危険な接近」をしたと発表した。

グリノフ副センター長は、ラッカ県ナフラ村一帯の高度5000メートルの上空で7月28日午前7時55分、有志連合のMQ-9が、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」に違反するかたちで、ロシア軍のSu-34に危険な接近を行ったことが再び記録されたとしたうえで、こうした行為の「行動の明白な挑発的かつ攻撃的な性質」を特に懸念していると述べた。

グリノフ副センター長はまた、「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属のドローンによる違反を過去24時間に12件確認するとともに、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、F-16戦闘機2機、タイフーン戦闘機1機、MC-12W偵察機1機による領空侵犯を8件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(7月28日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 28, 2023をもとに作成。

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