アフマド国連在ジュネーブ・シリア常駐代表はシリアでの人権侵害を調査するための国連人権理事会調査委員会の任期延長を承認しないと表明(2023年7月5日)

ハイダル・アリー・アフマド国連在ジュネーブ・シリア常駐代表は声明を出し、ジュネーブで開催中の第53回国連人権理事会で、シリアでの人権侵害を調査するための国連人権理事会調査委員会(パウロ・セルジオ・ピネイロ委員長(ブラジル))の任期が更新されたことに関して、シリアの領土の一部を占領し、軍事攻撃を行い、テロ組織や分離主義組織を支援する一部諸国の違法で非道徳的な政策を無視、正当化することで、その活動は破綻しているとして、更新を承認しないと表明した。

SANA(7月5日付)が伝えた。

AFP, July 5, 2023、ANHA, July 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2023、‘Inab Baladi, July 5, 2023、Reuters, July 5, 2023、SANA, July 5, 2023、SOHR, July 5, 2023などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣がアゼルバイジャンでの非同盟諸国外務大臣会議に出席し、人道状況の改善、経済再建、早期復旧実現に向けた取り組みへの支援を呼びかける(2023年7月5日)

アゼルバイジャンの首都バクーで非同盟諸国外務大臣会議(7月5~6日)が開催され、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣が出席した。

ミクダード外務在外居住者大臣は会議のなかで、2月6日のトルコ・シリア大地震の被害に対する各国の支援に改めて謝意を示すとともに、非同盟運動諸国に対して、人道状況の改善、経済再建、早期復旧実現に向けたシリア政府の取り組みへの支援を呼びかけ、それによって万民の尊厳ある帰還が促されると強調した。

また、欧米諸国による一方的な制裁や封鎖を非難し、その即時撤廃を呼びかけるとともに、イスラエルによるヨルダン川西岸のジェニン市などに対する大規模な攻撃を、戦争犯罪、人道に対する犯罪と指弾した。

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ミクダード外務在外居住者大臣はまた、滞在先のバクーで、アルジェリアのアフマド・アッターフ外務大臣、ベネズエラのイヴァン・ヒル・ピント外務大臣、セルゲイ・ヴェルシニン外務副大臣と個別に会談した。

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SANA(7月5日付)が伝えた。

AFP, July 5, 2023、ANHA, July 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2023、‘Inab Baladi, July 5, 2023、Reuters, July 5, 2023、SANA, July 5, 2023、SOHR, July 5, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍はラッカ市の若い男性多数を拘束、同軍に強制的に従軍させるために連行(2023年7月5日)

ラッカ県では、SANA(7月5日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市の若い男性多数を拘束、同軍に強制的に従軍させるために連行した。

AFP, July 5, 2023、ANHA, July 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2023、‘Inab Baladi, July 5, 2023、Reuters, July 5, 2023、SANA, July 5, 2023、SOHR, July 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アレッポ県は家屋などの不動産が全壊したアレッポ市の被災者の氏名を記載した第3回目のリストを作成・発表(2023年7月5日)

アレッポ県は地震によって家屋などの不動産が全壊したアレッポ市の被災者の氏名を記載した第3回目のリストを作成・発表した。

名簿に記載されているのは1080人で、いずれもアレッポ市サイフ・ダウラ地区(アンサーリー地区)の住民。

SANA(7月5日付)が伝えた。

AFP, July 5, 2023、ANHA, July 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2023、‘Inab Baladi, July 5, 2023、Reuters, July 5, 2023、SANA, July 5, 2023、SOHR, July 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは過去24時間にマグニチュード1.6~2.7の地震が5回発生したと発表(2023年7月5日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にアレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)を震源とするマグニチュード1.6~2.7の地震が5回発生したと発表した。

SANA(7月5日付)が伝えた。

AFP, July 5, 2023、ANHA, July 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2023、‘Inab Baladi, July 5, 2023、Reuters, July 5, 2023、SANA, July 5, 2023、SOHR, July 5, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県とイドリブ県の各所で住民多数が同機構による恣意的逮捕や住居への侵入に抗議するデモ(2023年7月5日)

シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県のサッハーラ村、カフラ村、イドリブ県のアティマ村の国内避難民(IDPs)キャンプ(アティマ・キャンプ)、カフルタハーリーム町で、住民多数が同機構による恣意的逮捕や住居への侵入に抗議するデモを行った。

AFP, July 5, 2023、ANHA, July 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2023、‘Inab Baladi, July 5, 2023、Reuters, July 5, 2023、SANA, July 5, 2023、SOHR, July 5, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方のバーラ村を砲撃し、女性1人死亡(2023年7月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村を砲撃し、女性1人が死亡した。

AFP, July 5, 2023、ANHA, July 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2023、‘Inab Baladi, July 5, 2023、Reuters, July 5, 2023、SANA, July 5, 2023、SOHR, July 5, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア国民軍とともにハサカ県タッル・タムル町一帯、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市一帯を砲撃(2023年7月5日)

ハサカ県では、ANHA(7月5日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のヒルバト・シャイール村、クブール・ガラージナ村、シャイフ・アリー村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(7月5日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市南東のナウルーズ広場を砲撃し、救急チームの隊員2人が負傷した。

トルコ軍はまた市の南に位置する塗料工場を砲撃した。

AFP, July 5, 2023、ANHA, July 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2023、‘Inab Baladi, July 5, 2023、Reuters, July 5, 2023、SANA, July 5, 2023、SOHR, July 5, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍部隊はシリア軍との合同軍事演習でトルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内に位置するアレッポ県のバーブ市一帯やバザーア村一帯に燃料気化爆弾を投下(2023年7月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア駐ロシア軍部隊とシリア軍が合同軍事演習を開始した。

演習には、両空軍、シリア軍防空部隊、電子戦部隊などが参加、ロシア軍戦闘機複数機がトルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内に位置するバーブ市一帯、バザーア村一帯に演習用の燃料気化爆弾を投下やミサイルを発射し、燃料気化爆弾の着弾地で火災が発生した。

AFP, July 5, 2023、ANHA, July 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2023、‘Inab Baladi, July 5, 2023、Reuters, July 5, 2023、SANA, July 5, 2023、SOHR, July 5, 2023などをもとに作成。

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ダルアー県タファス市一帯でシリア軍が指名手配者を摘発するために砲撃を開始、反体制武装集団との戦闘で2人死亡(2023年7月5日)

ダルアー県では、イナブ・バラディー(7月5日付)によると、タファス市一帯に部隊を増強させていたシリア軍が、指名手配者を摘発するため、同地を砲撃、ヤードゥーダ村に至る農場で、指名手配者らからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア人権監視団によると、この戦闘で、シリア軍は武装集団のメンバー1人を殺害、また民間人1人が巻き添えとなって死亡した。

一方、シリア人権監視団によると、ナワー市では、若い男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, July 5, 2023、ANHA, July 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2023、‘Inab Baladi, July 5, 2023、Reuters, July 5, 2023、SANA, July 5, 2023、SOHR, July 5, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下の「平和の泉」地域内に位置するハサカ県ラアス・アイン市で、シリア国民軍の憲兵隊と同軍に所属するスルターン・ムラード師団が撃ち合いとなり、子供2人が死亡(2023年7月5日)

ハサカ県では、イナブ・バラディー(7月5日付)によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域内のラアス・アイン市に設置されているシリア国民軍の憲兵隊の検問所で、憲兵隊と同軍に所属するスルターン・ムラード師団が撃ち合いとなり、子供2人が巻き添えとなって死亡した。

撃ち合いは、スルターン・ムラード師団のメンバーが身分証の提示を拒否したのがきっかけ。

シリア人権監視団によると、撃ち合いでは、憲兵隊の兵士3人が死亡、女性1人を含む住民ら7人が負傷した。

AFP, July 5, 2023、ANHA, July 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 5, 2023、‘Inab Baladi, July 5, 2023、Reuters, July 5, 2023、SANA, July 5, 2023、SOHR, July 5, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合の違反が複数件確認されていると発表(2023年7月5日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合の違反が複数件確認されていると発表した。

RIAノーヴォスチ通信(7月5日付)が伝えた。


RIA Novosti, July 5, 2023をもとに作成。

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