アサド大統領は法令第11号および第12号を施行し、軍および民間部門の公務員の給与と退職者への年金を100%引き上げることを決定(2023年8月15日)

アサド大統領は法令第11号および第12号を施行し、軍および民間部門の公務員の給与と退職者への年金を100%引き上げることを決定した。

SANA(8月15日付)が伝えた。

AFP, August 15, 2023、ANHA, August 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2023、‘Inab Baladi, August 15, 2023、Reuters, August 15, 2023、SANA, August 15, 2023、SOHR, August 15, 2023などをもとに作成。

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シリア中央銀行は1米ドル=10,300シリア・ポンド、1ユーロ=11,237.30シリア・ポンドに引き下げたと発表(2023年8月15日)

シリア中央銀行は、15日付の送金為替速報で、1米ドル=10,300シリア・ポンド、1ユーロ=11,237.30シリア・ポンドに引き下げたと発表した。

SANA(8月15日付)が伝えた。

AFP, August 15, 2023、ANHA, August 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2023、‘Inab Baladi, August 15, 2023、Reuters, August 15, 2023、SANA, August 15, 2023、SOHR, August 15, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍ドローンがハサカ県タッル・タムル町西のシュワイシュ農場近くで車を狙って爆撃(2023年8月15日)

ハサカ県では、ANHA(8月15日付)やシリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町西のシュワイシュ農場近くを無人航空機(ドローン)で爆撃した。

爆撃は車を狙ったもので、複数が負傷した。

AFP, August 15, 2023、ANHA, August 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2023、‘Inab Baladi, August 15, 2023、Reuters, August 15, 2023、SANA, August 15, 2023、SOHR, August 15, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市でキリス県の第1副知事の名前に変更された公園の看板が黒塗りにされる(2023年8月15日)

アレッポ県では、ノース・プレス(8月15日付)やシリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つアアザーズ市で、市内の公園が10日にトルコのキリス県のオマル・ユルマズ第1副知事の名前に変更されたことへの住民らの怒りや不満が高まるなか、覆面姿の集団が、「オマル・ユルマズ公園」と書かれた看板を黒塗りにし抗議の意思を示した。

シリア人権監視団によると、トルコ占領地では道路、公園、学校などにトルコ人の名前が付けられるなどの改称への不満が強まっており、7月25日には、トルコの士官の名前が付けられたバーブ市の学校の看板を黒塗りにした若い男性が、キリス県知事の命令によって逮捕されている。

AFP, August 15, 2023、ANHA, August 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2023、‘Inab Baladi, August 15, 2023、North Press, August 15, 2023、Reuters, August 15, 2023、SANA, August 15, 2023、SOHR, August 15, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とアレッポ県を砲撃(2023年8月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアターリブ市、ワサータ村、カフル・アンマ村、カスル村、タディール村、カフルタアール村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で教育関係者が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, August 15, 2023、ANHA, August 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2023、‘Inab Baladi, August 15, 2023、Reuters, August 15, 2023、SANA, August 15, 2023、SOHR, August 15, 2023、August 16, 2023などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ルハイバ市近郊のシリア軍ミサイル貯蔵施設複数ヵ所で複数回の爆発が発生(2023年8月15日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、14日深夜から15日未明にかけて、ルハイバ市近郊のシリア軍第3師団第81旅団のミサイル貯蔵施設複数ヵ所で複数回の爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

AFP, August 15, 2023、ANHA, August 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2023、‘Inab Baladi, August 15, 2023、Reuters, August 15, 2023、SANA, August 15, 2023、SOHR, August 15, 2023などをもとに作成。

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シリア当局がジュブール部族長を罵倒し、暴行を加えた国防隊司令官を解任する一方、ハサカ市での部族による抗議行動は続く(2023年8月15日)

ジュブール部族評議会のアクラム・マフシューシュ顧問は、ノース・プレス(8月14日付)に対して、同部族のシャイフ、アブドゥルアズィーズ・ムスラト氏を罵倒し、暴行を加えた国防隊のアブドゥルカーディル・ハンムー司令官をシリア当局が解任し、裁判所での審査するために首都ダマスカスに移送したことを明らかにした。

アラブ系部族の部族長や名士らは、ハンムー司令官の解任を求めてタッル・ハジャル地区で「戦争のテント」と銘打って抗議行動を続けていた。

https://www.facebook.com/watch/?v=241909492138200

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一方、ANHA(8月15日付)やシリア人権監視団によると、ジュブール部族の若者らが国防隊の検問所1ヵ所を襲撃、これを制圧した。

これに対して、国防隊が発砲、負傷者が出た。

国防隊はまた、タッル・ハジャル地区にある「戦争のテント」に対しても発砲した。

事態に対応するかたちで、「戦争のテント」で抗議行動を続ける部族長や名士らは、14日にジュブール部族評議会のマフシューシュ顧問が発表した最後通告の終了日時を1日延長し、16日午前10時までとすると発表した。

AFP, August 15, 2023、ANHA, August 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2023、‘Inab Baladi, August 15, 2023、North Press, August 15, 2023、Reuters, August 15, 2023、SANA, August 15, 2023、SOHR, August 15, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合の戦闘機がロシア軍戦闘機に対して「危険な接近」を行ったと発表(2023年8月15日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米主導の有志連合のF-35戦闘機2機が、シリア南部の国境に沿って定期航行を行っていたロシア軍のSu-35戦闘機2機に対して「危険な接近」を行ったと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月15日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 15, 2023をもとに作成。

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パレスチナのハマースのアブー・マルズーク国際関係局長:「シリアの首都ダマスカスに事務所を再開し、常駐代表を派遣する予定」(2023年8月14日)

パレスチナのハマースのムーサー・アブー・マルズーク国際関係局長は、ハマースがシリアの首都ダマスカスに事務所を再開し、常駐代表を派遣する予定だと述べた。

シハーブ通信(8月14日付)が伝えた。

アブー・マルズーク氏の発言は、ハマースのサラーマ・マアルーフ広報局長がBBC(8月10日付)に対して、カタールからの資金援助がシリア政府との関係改善を阻害していると発言したのを受けたもの。

AFP, August 14, 2023、ANHA, August 14, 2023、BCC, August 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2023、‘Inab Baladi, August 14, 2023、Reuters, August 14, 2023、SANA, August 14, 2023、Sehab News, August 14, 2023、SOHR, August 14, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】地震被災者支援国民基金が記者会見を開き、地震で住居を失った被災者への支援が最優先事項であると強調(2023年8月14日)

地震被災者支援国民基金(2023年5月1日に施行された2023年法令第7号に基づき設置)が記者会見を開き、フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣が地震によって住居を失った被災者への支援が最優先事項であると強調した。

マフルーフ地方行政環境大臣は会見のなかで、住居を失った被災者を、(1)整備された地区に住居を所有していた被災者と、(2)整備されていない地区に、違法に住居を建設し居住していた被災者に分け、その双方に支援を行うと述べた。

大臣によると、基金から拠出される支援額は1565億シリア・ポンドを予定しており、うち1345億シリア・ポンドが被災者の61%を占める(1)の841世帯に支給される。

また、スハイル・アブドゥッラティーフ公共事業住宅大臣は、(2)に含まれる被災者にも、各地で建設されている住宅公社の住宅に居住する機会が付与されることを明らかにした。

一方、地震被災者支援国民基金のフィラース・カッラース事務局長は、被災者により良い支援を行うために、県、自治体が対策室の職員らとともに協業することが基金の活動の基礎をなしているとしたうえで、基金が提供する支援金は返済が不要だと強調した。

SANA(8月14日付)が伝えた。

AFP, August 14, 2023、ANHA, August 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2023、‘Inab Baladi, August 14, 2023、Reuters, August 14, 2023、SANA, August 14, 2023、SOHR, August 14, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センターは過去24時間にマグニチュード1.4~3.9の地震が5回発生したと発表(2023年8月14日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にラタキア県北西部、同県沖の地中海などを震源とするマグニチュード1.4~3.9の地震が5回発生したと発表した。

SANA(8月14日付)が伝えた。

AFP, August 14, 2023、ANHA, August 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2023、‘Inab Baladi, August 14, 2023、Reuters, August 14, 2023、SANA, August 14, 2023、SOHR, August 14, 2023などをもとに作成。

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ジュブール部族評議会顧問は、24時間以内に部族長を罵倒し、暴行を加えた国防隊の司令官を解任し、同司令官が率いている部隊をハサカ市治安厳戒地区から追放することを要求(2023年8月14日)

ジュブール部族評議会のアクラム・マフシューシュ顧問は、ANHA(8月14日付)に対して、24時間以内にジュブール部族長のアブドゥルアズィーズ・ムスラト氏を罵倒し、暴行を加えた国防隊の司令官を解任し、同司令官が率いている部隊をハサカ市の治安厳戒地区から追放することを要求、これに応じない場合は「厳しい対抗措置」を講じると述べた。

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シリア人権監視団によると、この最期通告を受けて、国防隊は件の司令官を解任した。

だが、抗議デモは依然として続いているという。

AFP, August 14, 2023、ANHA, August 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2023、‘Inab Baladi, August 14, 2023、Reuters, August 14, 2023、SANA, August 14, 2023、SOHR, August 14, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県、ダイル・ザウル県西部および南部の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の隠れ家を狙って重点的に爆撃(2023年8月14日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がラッカ県、ダイル・ザウル県西部および南部の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の隠れ家を狙って重点的に爆撃を実施した。

AFP, August 14, 2023、ANHA, August 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2023、‘Inab Baladi, August 14, 2023、Reuters, August 14, 2023、SANA, August 14, 2023、SOHR, August 14, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県タッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を自爆型のドローンで攻撃(2023年8月14日)

ハサカ県では、ANHA(8月14日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を自爆型の無人航空機(ドローン)で攻撃した。

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アレッポ県では、ANHA(8月14日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市バーブ市東のシャイフ・ナースィル(クルト・ワイラーン)村近くでシリア国民軍に所属するシャーム戦線の司令官らが乗った車の通過に合わせて道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、この司令官とスルターン・ムラード師団の兵士1人、司令官に同行していた民間人1人が死亡、複数が負傷した。

AFP, August 14, 2023、ANHA, August 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2023、‘Inab Baladi, August 14, 2023、Reuters, August 14, 2023、SANA, August 14, 2023、SOHR, August 14, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県アターリブ市で、シリア救国内閣とシューラー総評議会に対して、撤収した行政、福祉、教育関連機関の再開を求めるデモ(2023年8月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアターリブ市で、同機構が自治を委託するシリア救国内閣と、同機構が2019年に設立した自治組織である立法機関シューラー総評議会に対して、撤収した行政、福祉、教育関連機関の再開を求めるデモが行われ、数十人が参加した。

AFP, August 14, 2023、ANHA, August 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2023、‘Inab Baladi, August 14, 2023、Reuters, August 14, 2023、SANA, August 14, 2023、SOHR, August 14, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構、アンサール・タウヒードがイドリブ県とラタキア県でシリア軍兵士3人を殺害(2023年8月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が県南部のジャッラーダ村とルワイハ村でシリア軍を狙撃、兵士2人を射殺した。

また「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるダール・カビーラ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・タウヒードがミラージャ村近郊でシリア軍士官1人を狙撃し殺害した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行い、シリア軍兵士1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原一帯で砲撃戦を行った。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市で軍事情報局に協力する男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, August 14, 2023、ANHA, August 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2023、‘Inab Baladi, August 14, 2023、Reuters, August 14, 2023、SANA, August 14, 2023、SOHR, August 14, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を12件、55キロ地帯への侵犯を13件確認したと発表(2023年8月14日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に12件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、55キロ地帯で、F-35戦闘機3機、F-16戦闘機1機、タイフーン戦闘機1機、MQ-1C無人航空機1機による領空侵犯を13件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月14日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 14, 2023をもとに作成。

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シリアを訪れた日本の学者は何を言ったのか?(2023年8月13日)

SANA(8月13日付)は、日本人研究者らのシリア訪問について取り上げたルアー・ハリーファ記者のレポートを掲載した。


記事の内容(全訳)は以下の通り。

日本の中東研究者である青山弘之氏(博士)は、シリアに対する一方的な経済制裁がシリアの人々の生活をさらに困難にしているにもかかわらず、彼らは笑顔を絶やさず、優しさと愛情をもって勧んで歓迎してくれたと述べた。

東京外国語大学でアラビア語・中東地域の代表教員を務める青山氏は、東京の大学の学者らからなる日本の観光グループとシリアを訪問した際に、SANAに対してシリアの歴史の意義、シリアの文明や発展を見て取ることができる観光地や史跡の特徴について語った。

青山氏は「私がもっとも注目したのは、前回2019年に訪問した時よりも、シリアでの生活が一方的な制裁や地震によって困難になっているにもかかわらず、人々が、そこでの生活や来訪者を歓迎する表情を見せてくれたことです」としたうえで、ダマスカスのオペラ・ハウスを訪れ、コンサートを鑑賞した時の喜びと感動を語り、文化的な場所を訪れ、シリア人の独特の習慣や伝統に触れることの意義を指摘した。

青山氏はまた、グループのメンバーは西側のメディアがシリアについての事実を歪め、多くの誇張があることを熟知していると明かした。また、優しさ、愛情、そしてもてなしの精神をもって人々が接してくれるなど、さまざまな良いことを経験したとうえで、これらこそがシリア国民のもっとも重要な特徴だと述べた。

グループは1週間の観光を通じてダマスカス県、同郊外県(マアルーラー、サイドナーヤー)、アレッポ県、ラタキア県を見学、旧市街を巡ったほか、さまざまな手工芸品に触れた。



 

AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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外務在外居住者省は米国とカナダによるベラルーシへの追加制裁を厳しく非難(2023年8月13日)

外務在外居住者省は声明を出し、9日に米国とカナダが、ウクライナに侵攻したロシアへの支援や人権侵害を理由に、ベラルーシの複数の個人・団体を新たに制裁対象としたことについて、厳しく非難、ベラルーシとの連帯を改めて強調した。

SANA(8月13日付)が伝えた。

AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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シリア国民軍のシャッラーラ報道官は米国の支援を受けるシリア自由軍との接触を否定(2023年8月13日)

シリア国民軍のアイマン・シャッラーラ報道官(大佐)はイナブ・バラディー(8月13日付)の取材に対して、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内で活動するシリア自由軍(旧革命特殊任務軍)といかなる連携も行っていないと述べた。

シャッラーラ報道官は「双方が最近会合を重ねているとの話はすべてが噂に過ぎない」と述べた。

AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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トルコのギュレル国防大臣:「国境と国民の安全が保障されなければトルコ軍部隊の撤退をイメージすることはできない」(2023年8月13日)

トルコのヤシャル・ギュレル国防大臣はA Haber(8月13日付)のインタビューに応じ、シリア北部に違法に駐留させているトルコ軍部隊に関して、国境と国民の安全が保障されなれば撤退をイメージすることはできない、と述べる一方、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がシリアでの和平に向けて取り組みを続けていると強調した。

AFP, August 13, 2023、A Haber, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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シリア政府の支配下にあるハサカ市の治安厳戒地区でジュブール部族が抗議デモ(2023年8月13日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるハサカ市の治安厳戒地区で、ジュブール部族の子息が国防隊の司令官の身柄引き渡しを求めてデモを行った。

デモは、身柄引き渡しを求められている国防隊の司令官がジュブール部族の部族長を罵倒し、暴行を加えたことに対するもので、武装した数百人が抗議行動を行った。

AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領地で自治を担う地元評議会がトルコから追放されたシリア難民を北・東シリア自治局の支配地に追放する準備を進める(2023年8月13日)

シリア人権監視団は、トルコが最近になって占領下の「平和の泉」地域、「ユーフラテスの盾」地域などに追放したシリア難民を、地元評議会が1ヶ所の収容所に集め、北・東シリア自治局の支配地に追放しようとしていると発表した。

AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍フリゲート艦がラッカ県の砂漠地帯に散在するダーイシュの拠点やメンバーらが潜伏する洞窟などを狙って弾道ミサイルを発射(2023年8月13日)

シリア人権監視団によると、タルトゥース県沖の地中海に展開するロシア軍のフリゲート艦複数隻が、ラッカ県の砂漠地帯に散在するダーイシュ(イスラーム国)の拠点やメンバーらが潜伏する洞窟などを狙って弾道ミサイルを発射した。

AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県マンビジュ市東のマンビジュ軍事評議会の検問所、シリア軍の陣地をドローンで爆撃(2023年8月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市東のトゥーハール村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会の検問所と、シリア軍の陣地3ヶ所を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県、ラッカ県で国防隊、シリア民主軍、住民らを襲撃(2023年8月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるティブニー町に近い砂漠地帯にある国防隊の陣地複数ヶ所を、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパー セルが襲撃し、国防隊戦闘員5人を殺害した。

また、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村では、ダーイシュのスリーパーセルと見られるオートバイに乗った武装グループが人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地を襲撃し、兵士1人を殺害した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られるオートバイに乗った武装グループがジャディーダ村で老人を銃で撃ち殺害した。

AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県南部のジャッラーダ村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し殺害(2023年8月13日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村、カルクール村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構は県南部のジャッラーダ村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し殺害した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方一帯を砲撃した。

AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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首都ダマスカス西の山岳地帯で複数回の爆音と起こり、火災が発生:イスラエル軍の爆撃か?(2023年8月13日)

SANA(8月13日付)は速報で、「首都ダマスカス一帯で複数回の爆音が聞こえた。その原因については調査中である」と伝えた。

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これに関して、シリア人権監視団は、首都ダマスカス西の山岳地帯にある「イランの民兵」のミサイル所蔵施設複数棟が爆発し、首都ダマスカス一帯で爆音が聞こえたとしたうえで、爆発の原因は不明だと発表した。

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一方、サウト・アースィマ(8月13日付)は、イスラエルの爆撃の直後に火災が発生したと伝えた。

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また、スプートニク・アラビア語版(8月13日付)も治安高官筋の話として、イスラエル軍戦闘機複数機が占領下ゴラン高原上空から首都ダマスカス一帯に向けてミサイル多数を発射、シリア軍防空部隊が迎撃し、そのほとんどを撃破したと伝えた。

AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、Sawt al-‘Asima, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023、Sputnik Arabic, August 13, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を13件、55キロ地帯への侵犯を10件確認したと発表(2023年8月13日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に13件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、55キロ地帯で、F-35戦闘機2機、F-16戦闘機2機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を10件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月13日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 13, 2023をもとに作成。

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「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」が立ち上げられ、開会式でアスマー・アフラス大統領夫人が基調演説(2023年8月12日)

「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」がアスマー・アフラス大統領夫人の後援のもとに立ち上げられ、アスマー夫人が開会式で基調演説を行った。

アスマー夫人は演説のなかで以下の通り述べた。

今日私たちが立ち上げる「新生児の聴覚障害の早期発見・介入のための国民プログラム」は、保健分野における重要な一歩です。また、シリアが加速的に採用を始めた公衆衛生政策を体現した生きた一例です。全国レベルでの課題は大きく、幾つもあります。しかし、これまでにも、そしてこれからもさまざまなレベル、さまざまな分野で前進すること、生産し成果を実現することを止める口実はありません。あるセクター、あるいはその一部が失敗しても、そのことはそれ以外のセクターが進歩しないことを意味しません。また、病気が適切な治療を必要としているのと同じように、さまざまな危機も…、どれほどそこからの脱却が複雑なものだとしても、適切な取り組み、適切なタイミング、そして懸命な努力によってのみ、そこから抜け出すことができます。

視覚障害を持つ児童は、言語障害も伴っており、コミュニケーションができず、周囲と交流することもできず、学ぶこと、そして成長することが妨げられてしまっています。しかし、何よりもまず、家族、コミュニティ、祖国の負担になっているように見えますが、実際には、私たち、家族、コミュニティ、そして国家の怠慢がその原因なのです。特に、この病気の早期発見は可能で、対応できるからです。適切なタイミングで適切な介入が行われれば、治療結果は非常に効果的です。つまり、家族から関係機関にいたる我々全員に、初期段階での症状の診断や専門的な治療を行うことの責任があります。

https://fb.watch/mp9x4FwSt4/

SANA(8月12日付)が伝えた。

AFP, August 12, 2023、ANHA, August 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2023、‘Inab Baladi, August 12, 2023、Reuters, August 12, 2023、SANA, August 12, 2023、SOHR, August 12, 2023などをもとに作成。

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