シン米国防総省副報道官:シリアとイラクの米軍基地に対する攻撃は12月4日晩時点で76回に達している(2023年12月4日)

サブリナ・シン米国防総省副報道官は、記者会見で、シリアとイラクの米軍基地に対する攻撃が12月4日晩までに76回に達していると述べた。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023、Suwayda 24, December 4, 2023などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)は3日に紅海南部の公海を航行中の商船3隻に対して4件の攻撃が発生、米海軍駆逐艦カーニーが救難信号を受信し、支援を行ったと発表(2023年12月4日)

米中央軍(CENTCOM)は4日午前0時26分(現地時間)にX(ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、12月3日に紅海南部の公海を航行中の商船3隻に対して4件の攻撃が発生、米海軍駆逐艦カーニーが救難信号を受信し、支援を行ったと発表した。

攻撃の詳細は以下の通り:

午前9時15分頃、イエメンのアンサール・アッラー(蔑称フーシー派)支配下のイエメン領内から英国が所有・運航するバハマ船籍のユニティ・エクスプローラー号に向けて発射された対艦弾道ミサイルが発射された。

午後12時頃、駆逐艦カーニーがアンサール・アッラーの支配地を離陸した無人航空機(ドローン)と交戦、これを撃墜した。

午後12時35分頃、ユニティ・エクスプローラ号が再度ミサイルによる攻撃を受け、警備な損害を被る一方、駆逐艦カーニーはドローンを撃破した。

午後3時30分頃、バミューダと英国が所有・運航するパナマ船籍のナンバー9号が同じくミサイル攻撃を受け、損害を被った。

午後4時30分頃、パナマ船籍のソフィーII号が同じくミサイル攻撃を受けた。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)は米軍のドローンが3日イラクのキルクーク県でドローンによる自爆攻撃を準備していた戦闘員5人を攻撃殺害した発表(2023年12月4日)

ローンを破壊したと発表した。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗は3日のイラクのキルクーク県北部に対する米軍の爆撃で5人が死亡したと発表(2023年12月4日)

イラク・イスラーム抵抗は午前01時03分、テレグラムのアカウントを通じて声明(https://t.me/elamharbi/142)を出し、イラクのキルクーク県北部に対して米軍が3日に行った爆撃で5人が死亡したと発表した。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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レバノン南部・イスラエル北部でレバノン・イスラーム抵抗とイスラエル軍の戦闘続く(2023年12月4日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、以下の通り発表した。

午前1時00分、シュトゥーラー陣地近くの灌木地に集結するイスラエル軍部隊、ラーヒブ陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午前9時00分、バグダーディー陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午前11時00分、占領下シャブアー農場(ナバティーア県)のルワイサート・イルム陣地を区劇し、直接の損害を与えた。

午前11時30分、ミスガブ・アム(キブツ)を対戦車ミサイルで攻撃し、直接の損害を与えた。

午後2時00分、ビラニット軍事キャンプ東のカラム・トゥッファーフを攻撃し、直接の損害を与えた。

午後2時30分、シュトゥーラ陣地の森林地帯に展開するイスラエル軍歩兵部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後10時40分、ラーミヤー村(ナバティーア県)に面する森林地帯で消火作業にあたっていたイスラエル軍の車輛2輌を対戦車ミサイルで攻撃し、これを破壊、乗組員を殺傷。

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マナール・チャンネル(12月4日付)は、12月3日午前10時から4日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

このインフォグラフィアによると、イスラエル軍の攻撃は以下の通り:

12月3日

午後12時31分、アイター・シャアブ村、ナークーラ村、マルワヒーン村が砲撃を受ける。

午後1時38分、占領下のカフルシューバー高原、シャブアー農場、ハッバーリーヤ村が砲撃を受ける。

午後14時13分、ワッザーニー村、マジーディーヤ村、ヒヤーム村、カフルカラー村、ウダイサ村、マルカバー村、フーラー村、マイス・ジャバル村が砲撃を受ける。

午後3時36分、イスラエル軍無人航空機(ドローン)がアイター・シャアブ北部および東部郊外を爆撃。

午後4時21分、ナークーラ村、ウンム・トゥート村、ジッビーン村、アイター・シャアブ村が砲撃を受ける。

午後7時32分、アイアンドーム防空システムを西部国境の領空に向けて作動。

12月4日

午前0時26分、アイター・シャアブ村が砲撃を受ける。

午前1時22分、ヒヤーム村、東部平野地方が砲撃を受ける。

午前1時35分、ヒヤーム村、カフルカラー村近郊が砲撃を受ける。

午前2時27分、ラーミヤー村、バイト・リーフ村、アイター・シャアブ村、ルマイシュ村が砲撃を受ける。

午前9時51分、ムハイビーブ村、マイス・ジャバル村、ラーミヤー村、アイタルーン村、フーラー村、マイス・マバル村一帯が砲撃を受ける。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前10時52分、夜間レバノン領内からシュトゥーラ一帯に多数の砲撃が行われ、イスラエル軍兵士3人が軽傷を負った。またイフタ(キブツ)一帯に多数の砲撃が行われたことを確認した。

午後2時10分、ハル・ドヴ山一帯に多数の砲撃が行われたことを確認、砲弾複数発が空き地に着弾した。また、ミスカーヴ・アーム入植地一帯に対する砲撃も確認された。

午後3時36分、イスラエル軍ジェット戦闘機と無人航空機(ドローン)がレバノン領内のヒズブッラーの指揮所、テロ・インフラ、陣地を爆撃する一方、マタト、シュトゥーラ一帯に多数の砲撃が行われたことを確認し、イスラエル軍が報復としてレバノン領内を砲撃した。

午後7時5分、アラブ・アラムシェのイスラエル軍陣地への砲撃に対する報復として、イスラエル軍がレバノン領内のヒズブッラーの武器貯蔵施設を攻撃した。また、テル・ハイ、キリヤット・シュモナ市が砲撃を受け、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃した。さらに、イスラエル軍はレバノン領内の複数ヵ所を砲撃した。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Qanat al-Manar, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県、イドリブ県でシャーム解放機構がシリア軍兵士2人を狙撃し殺害(2023年12月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にある第46中隊基地近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村一帯、ナイラブ村近郊を砲撃した。

一方、シャーム解放機構の狙撃連隊はシリア政府の支配地に面するタルナバ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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アレッポ市上空にシャーム解放機構が保有すると見られるドローンが飛来、シリア軍と親政権民兵が対戦車ミサイルで迎撃(2023年12月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市上空にシャーム解放機構が保有すると見られる無人航空機(ドローン)が相次いで飛来、シリア軍と親政権民兵が対戦車ミサイルで迎撃した。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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米軍が輸送用ヘリや貨物車輛でハサカ県内に違法に設置されている基地に兵站物資を搬入(2023年12月4日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあり米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送用ヘリ2機が米軍ヘリコプターの護衛を受けて着陸した。

また、米主導の有志連合の貨物車輌など22輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、ルーバールヤー(ルーバール)村に設置されている米軍基地に向かった。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配地とトルコ占領下地域の境界に位置するアレッポ県ガザーウィヤ村の通行所で、同機構に批判的なメディア活動家が拘束(2023年12月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配地とトルコ占領下の「平和の泉」地域の境界に位置するガザーウィヤ村の通行所で、同機構に批判的なメディア活動家が拘束された。

イナブ・バラディー(12月4日付)によると、拘束されたのはアドナーン・イマーム氏。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年12月4日)

スワイダー県では、スワイダー24(12月3日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023、Suwayda 24, December 4, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下のラッカ県タッル・アブヤド市でのシリア民主軍シャーム戦線所属の武装グループどうしの交戦で5人死亡、8人負傷(2023年12月4日)

ラッカ県では、ANHA(12月4日付)によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市の一つタッル・アブヤド市で前日に発生したシリア国民軍シャーム戦線に所属する武装グループどうしの戦闘で、アブー・ジハード・タバカを名乗る司令官が死亡した。
https://hawarnews.com/ar/uploads/images/202312/image_870x_656dcd9244812.jpg

シリア人権監視団によると、戦闘では、戦闘員5人が死亡、2人が負傷するとともに、女性1人と子供1人を含む民間人6人も流れ弾で負傷した。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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トルコの国家情報機関(MIT)はアレッポ県タッル・リフアト市に対するドローン攻撃で、PKKのバゲル・ウンデシュ(コードネームはアーキフ・アーミド)を無力化(2023年12月4日)

アレッポ県では、ANHA(12月4日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市一帯を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村一帯でシリア国民軍と交戦した。

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これに関して、アナトリア通信(12月4日付)は、トルコの国家情報機関(MIT)がタッル・リフアト市に対する無人航空機(ドローン)での攻撃で、クルディスタン労働者党(PKK)のバゲル・ウンデシュ(コードネームはアーキフ・アーミド)を無力化したと伝えた。

AFP, December 4, 2023、Anadolu Ajansı, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣はパレスチナ人民解放戦線(PFLP)のマズハル副書記長を代表とする使節団と会談(2023年12月4日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、パレスチナ人民解放戦線(PFLP)のジャミール・マズハル副書記長を代表とする同戦線使節団と会談した。

会談のなかで、ミクダード外務在外居住者大臣は、エルサレムを首都とする国家樹立をめざすパレスチナ人民への支持を表明するとともに、パレスチナ人民を消滅させようとするイスラエルの戦争、人道に対する罪、封鎖、病院や住居の破壊、強制移住の試みを停止させる必要を強調した。

SANA(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領は2024年1月31日までに召集期間が1年以上に達した予備役士官と召集期間が6年以上に達した予備役下士官および兵卒の召集を終了する管理命令を発出(2023年12月4日)

アサド大統領は、2024年1月31日までに召集期間が1年以上に達した予備役士官の召集を終了するとともに、同日までに召集期間が6年以上に達した予備役下士官および兵卒の召集を終了する管理命令を発出した。

SANA(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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国防省は2022年3月21日から2023年11月1日にかけて違法に出入国した徴兵対象者による社会復帰の申請を受け入れると発表(2023年12月4日)

国防省はシリア軍武装部隊徴兵総務局が2023年11月30日付告知第41/8828号を発出し、2022年3月21日から2023年11月1日にかけて違法に出入国した徴兵対象者による社会復帰の申請を受け入れることを決定したと発表した。

同告知によると、社会復帰を希望する対象者は2023年12月1日から2024年5月31日までに申請を行うことが求められる。

SANA(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2023、ANHA, December 4, 2023、‘Inab Baladi, December 4, 2023、Reuters, December 4, 2023、SANA, December 4, 2023、SOHR, December 4, 2023などをもとに作成。

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